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34/66(合計:660件)
高遠琉加 麻生海
渋茶
ネタバレ
理人も修司も叶も、『ル・ジャルダン・デ・レーヴ』も『ヤガミ』も『ゴルド』も一気に激変に晒されたクライマックス。 フレンチ・レストランの老舗として君臨するゴルドへの執着で凍っていた心が溶けてようやく前向きになったと同時に、自身の感情の機微にてんで疎かった理人にも大きな変化が。 一冊目から待ちわびていたシーンがついに出てきて、美味しそうに食事をしなかった理人が、じっくりと作った相手を思い浮かべ…
一冊目はレストラン再建し始めの仕事描写がっつりな内容だったが、二冊目からは修司と理人の心情にじっくりと浸る事ができる。 タイトルの『美女と野獣と紳士』について、作者の高遠さんは美女=理人ではないと明言されているが、私はどうしてもサラではなく理人を当てはめたくなる(笑)。 ところでこの小説は時折キャラクターの視点が変わっている場面がある。 一人称、三人称とかの視点が定まっていない小説って作…
この一冊目を読んだら速攻に話に引き込まれてしまい、続きの二冊もすぐに通販で取り寄せた。 今まで積読状態にしていた事を後悔した程だ。 まず一冊目はフレンチレストラン『ル・ジャルダン・デ・レーヴ』の再建に向けての過程がじっくりと書かれていて、よくある出会ってすぐの一目惚れとかのBL特有の甘さってのは味わえない。 何しろ初対面からシェフの修司が大手外食企業のヤガミより出向してきた理人に対し…
砂床あい 麻生海
未月
草食系いいじゃないですか(笑) 1冊かけてやっと上司をオトす忠犬・中山には褒美をあげたい位です"(@´▽`@)ノやりよったな~☆ 草食系というか浅香さん、ちょっと病んでません?そう思うのは私だけしょうか??それをあの手この手で引きづり出した中山、相当大した男だと思います。それぞれの葛藤を丁寧に描いているので、それがもどかしい方は苦手かもしれませんが、最終的にいい具合の着地点に導い…
麻生海
麻生先生は手にしたことが無かったのですが、雑誌でみて興味が出たので購入してみました。 イラストは綺麗で、体型もがっしり描かれているのに、話を読んでいるとそんなに気にならないし、きちんよキャラが生きていて雰囲気が醸し出されている印象を受けました。 本作品は、表題作と「それなりに真面目なんです。」「少しゆるめでも」「ロフトの問題(表題作の4コマ)」が収録されています。 それぞれのキャラが奮闘しつ…
久我有加 麻生海
はるぱか
all関西弁の真面目なお話。 真面目と思ったのは、下村さん救済では受に…と思った瞬間罪悪感を感じて気付いて(笑) それぞれ純粋に悩んで恋して相手のことを想ってる。 功平くんが芸人さんということで、本当にどこかにこんなふたりがいたらいいなって思える。下村さんをも見上げる戸並くんは真面目で可愛いし、功平くんもちゃんと格好良い。 芸人惜しいな〜4コマの髪切りネタもw ただ細かいことをい…
ロイス
小料理屋「今井」の常連・吉岡誠一×バツイチ子持ちで「今井」の料理人・大沢直樹です。 「それなりに真剣なんです」上・下巻の続編となっております。 いや~。ほのぼのしておりました! 本編では濡れ場シーンが少なかったので同人誌ということで期待していたのですが、18禁ではなかったのでそこのシーンは華麗にスルーされていました。残念っ!でもたまにはこういうのもいいのかもしれませんね。 ある日の…
こにしそる
愛と混乱のレストラン3巻目。1巻からいっきに全部読んだんですが、1巻のラストでは泣かされ、2巻のラストではハラハラし、上手くまとまるのかしらとドキドキで読んだ最終巻です。 ル・ジャルダン・デ・レーヴの描写が本当に素敵。上手くい言えないですが、一人きりだった子供時代を送っても、最終的にホームと呼べるものが出来ればそれが最高なんじゃないかと思いました。 修司の過去話から始まり、3巻まるまる通し…
かわい有美子 麻生海
snowblack
事故の加害者と被害者として出会った二人。 最初は全然違うものと思っていたのに、知り合ううちに互いを意識し 戸惑いながら共感して心が繋がって行く……、そんなお話。 父親の倒産後、苦労して公認会計士になった実力主義の不破。 方や、大学生のカフェバイト君の三谷。 事故でひっかけたこをきっかけに、 不本意ながら三谷に食事を作ったりと世話をしてやることになった不破。 まずは、不破が心の中で…
谷崎泉 麻生海
Krovopizza
長丁場になりそうなシリーズは完結してから読もうと思っているのですが、表紙の高御堂(メガネ攻)が素敵すぎて、3巻目にしてついに手を出してしまいました。 既読の方には周知の事実かと思いますが 色んな意味で非常にBL色が薄いこのシリーズ。 まず基本的に受け/攻め視点が少ない。 同僚の警察から見た佐竹という人物、 佐竹と高御堂との奇妙な関係について 俯瞰的に語られることが多く ラ…