麻生海さんのレビュー一覧

バカな犬ほど可愛くて 小説

英田サキ  麻生海 

攻めが駄犬過ぎる

ヘタレでワンコな後輩攻め×攻めの恋愛相談に乗ってあげる先輩受けのお話。
途中からじわじわと本性を出し始める攻めに、その後の展開は予測可能なのですが、それなりにきゅんきゅんできました。ただ残念なのは、設定としては美味しいし、練習台として抱かれてあげる先輩は健気で切なさも感じたのですが、攻めが駄犬過ぎるせいで切なさを通り越して受けが不憫に思えてしまいました。真相がわかって攻めを殴る蹴るする受けも、…

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是 -ZE- ファンブック コミック

志水ゆき  新也美樹  北沢きょう  橋本あおい  未槻直  雨隠ギド  カキネ  三池ろむこ  立野真琴  木下けい子  ねぎしきょうこ  阿部あかね  小椋ムク  津守時生  門地かおり  夏目イサク  南野ましろ  麻生海  二宮悦巳  草間さかえ  北上れん  小鳩めばる  藤川桐子  金ひかる  木原音瀬  栗城偲  一穂ミチ  久我有加  榎田尤利 

楽しかった~!

完結を迎えた昔の作品ですが、2017年の雑誌のDear+で限定復活していたので興味が出て本編、かみのほん、ファンブックと一気に読んでハマりました。

描き下ろしは、隆成に執着する守夜が見れてすごく満足。玄間が氷見をお姫様だっこするカットにはしばらく釘付けになりました。

他の作家さんのファンブックも大好きなのですが、ファンブックが好きかどうかはゲストの作家さんのファンかどうかも割と関係して…

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スクエアな関係 コミック

studio may‐be  麻生海 

ゲームに総リバって書いてあったけど、小早川が受けの場合相手は…

それぞれカップリングになったその後って感じなのかな? 正直もとホストだけあって小早川さんはかっこいいです。 勇人にベタぼれでラブラブな感じがしてたのに、ちょっとした言動から勇人が不安になっちゃう。 住む世界が違ったんだからしょうがないけど、素直に自分の不安を伝えることができずに爆発しちゃったかな。 元さやに戻ってからは相変わらずバカップルです。 そしてもう1組のカップル。 こちらも不安を伝えること…

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それは一瞬の光、ではなく コミック

studio may‐be  麻生海 

過去に「もやっ」と…

読んでいてストーリーの所々で??? あとがき読むと原作ありきの漫画なのかな? 同じ苗字の靖尚と彰。 攻受は思った通りだったけど、性格が逆だった。 靖尚、外見はいいのに彰以外の相手に対して軽いコミュ障的な感じで彼女なし。 それをフォローしてくれる彰に徐々に惹かれていくのですが、過去に何かあるみたいで… う~ん、その過去が唐突すぎて、えっとその恩師って何ですか? その妻とは?その人のこと好きだったんで…

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月を抱いた 小説

夜光花  麻生海 

相性のような気がしてきた(涙)

夜光花先生は何冊か読みましたけど、自分に向いていないような気がして悲しいです。設定やプロットは凄く面白いんですけど…。もともとBLに限らず、普段からサスペンスやミステリー、ファンタジーを好んで読む人間ではないので、それもあるのかもしれませんが(^^;;

幼馴染みモノ。非常に好感度の高い執着攻めで、本作は読み手にとって受けより断然攻めの物語でしたね。いかに了を魅力的に描くかに心血を注がれたんじ…

5

真音 3 小説

谷崎泉  麻生海 

深い人物描写で良い物語でした。

「真音」、3巻で完結です。
こちら、体裁はヤクザもののBLということになるのでしょうが、どちらかというと「人情物」ですよね。暴力団同士の争いとか人の生き死にとかの要素も無くはないのですが、派手なドンパチやスリルよりも、登場人物たちが自分の中で思いや過去に折り合いをつけて、それがベストかどうかは分からないけど先に進んでいこうとする物語でした。

だけど、ちゃんとBLとしてのトキメキもありますよ…

3

真音 2 小説

谷崎泉  麻生海 

過去が紐解かれていきます。

主要登場人物である進藤と富樫、そして槙原や居酒屋の店主のさめさんのそれぞれの過去が語られ始める2巻です。
BLだというのに、この作品ではさめさんもすごく気になるんですよね。70代のおばあさんキャラなんて、こういうジャンルではなかなか珍しいですが、ほんとにいい。過去に家族との行き違いがあった…ということで、こういうシチュエーションだと何かをきっかけに出てくる息子や嫁が好ましからざる人物で…というの…

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真音 1 小説

谷崎泉  麻生海 

ややこしげな過去のある人だらけの

ふと思い立って久々に電子書籍版を購入しなおしての再読。ちなみに電子書籍版には口絵や挿絵は収録されていませんので、イラストも重視される方はご注意ください。

このシリーズ、ざっくり分類するとヤクザものBLだったりするのでしょうか? 借金を返せない主人公が「ならば身体で返せ」とばかりに暴力団事務所に連れて行かれて…というのは、BLに限らず古来より(?)幾度となく見たパターンですが、その後の展開が独…

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ファーストエッグ(4) 小説

谷崎泉  麻生海 

後を引く物語でした。

完結しました。
色々な伏線も回収され、大きな謎は(だいたい)解け、だけどはっきりとは語られない部分を敢えて残して。「もっと真相を、彼らのその後を知りたい!」と思わせる含みを残しつつも完結しているところにやられました。うまいなぁ。

ラストに向け、SFチックな超展開もあるのですよ。でもそれも含め、リアル感のある描写から乖離しすぎてはなくて。

タイトルである「ファーストエッグ」という言葉の…

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ファーストエッグ(3) 小説

谷崎泉  麻生海 

またまた続きが気になるところで終わってます。

おお!表紙が(これまでよりは)BLっぽい! イラスト収録のない電子書籍版で読んでいるので、紙版には収録されているのであろう、ちょっとセクシーなシーンなどを絵として見ていないこともあってか、今回の表紙はちょっとキュンと来てしまいました(笑)

しかし、中身はキュンというよりは胸が絞られるような描写が多い巻でした。佐竹の刑事としての過去、そしてもっと幼少時〜少年時代のこと…。ああ、もう読んでてつら…

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