麻生海さんのレビュー一覧

ままならないもんで 上 コミック

麻生海 

ドロドロ恋愛をサラサラと描いたような

上下巻読了。
続き物なのでまとめて下巻にレビューしようと思ったのですが、平均して評価を付けるのがためらわれる、上下巻それぞれでかなり違う読了感の作品であったため、別々に付けることにしました。
誰と誰が付き合うことになるか、受け攻めはどうか、などのネタバレを一切知りたくない方はレビュー回避してくださいね。


さて、上下巻の上巻です。
作品としては、同じアパートの別々の部屋に住んでいる4…

3

ままならないもんで 下 コミック

麻生海 

本当に友達なの?って疑問

下巻を読み終わって。
穂貴と将人中心で周史はほんの少しだけ。こんなに登場人物必要だったかなぁ。
周史と穂貴が別れた途端の将人のウキウキっぷりが微妙にイラついた。周史の家の事情とか分かるはずの幼馴染にしては何も気にしてない。穂貴が周史を好きになりかけてるのも本当は諦めて欲しくない周史の気持ちも分かるのに、好機と捉える将人に萎えた。周史は小さい時から自分の望みを諦めた人。おちゃらけているようで笑顔…

6

ままならないもんで 上 コミック

麻生海 

ネタバレ嫌な人は読まないで〜

まだ読んだのは上巻だけです。下巻読む前に今の感想を。将人は後出しジャンケンぽくて嫌だな。好きな人とは無理だからと歳上の人と出来ちゃった婚して、これで幸せと思ってると自分納得させて、穂貴と周史が付き合い始めてからぐらつき始める。自分がフリーで付き合ってと言ったら考えた?とか聞くのってどうなの?さらに旅行先で椅子に縛られてエッチな事してた2人を見て、周史を退けて自分が穂貴を触ってイカせるってあり得なく…

2

ままならないもんで 下 コミック

麻生海 

複雑に絡まった三角関係の行方は?

幼馴染み3人による三角関係ものです。上下巻、合わせてのレビューになります。

内容ですが、よく皆で集まる幼馴染み5人。明るいムードメーカーの周史に、穏やかな将人。そして大人びて芯の強い穂貴。友達として仲良くやって来た3人ですが、とあるキッカケで周史と穂貴が身体の関係を持つようになった事から、その均衡が崩れ始めて-・・・というものです。

将人が既婚者です。既婚者の攻めが苦手な方は気を付けて…

4

ままならないもんで 下 コミック

麻生海 

斬新な三角関係ではあると思う。が。

『ままならないもんで』の下巻。

上巻に比べて本の厚さがやや薄いか…?という印象。
という事でレビューを。ネタバレありです。ご注意を。










表紙の絵柄が、上巻はチカ×穂貴。
下巻は将人×穂貴。

という事で、はい、下巻は将人×穂貴のお話。

将人、既婚者だよね?
と突っ込みつつ、上巻の時点で将人の夫婦関係は破たん気味であることは見えていた。

7

ままならないもんで 上 コミック

麻生海 

友情と、恋心と。

麻生さんの新刊。オリジナルのコミックは超お久しぶり、と言っていいのではなかろうか。麻生さんの描かれる、ちょっと大人で複雑なストーリーがとってもツボなので発売を心待ちにしていました。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。





幼馴染の5人の男性、のお話。

土地持ちでアパートを経営しつつ、パティシエとして自身の店を構える侑士。
リーマン・雅。
研修医の周史(通称チカ)。

3

恋と太陽と完熟トマト 小説

伊郷ルウ  麻生海 

強引ワンコに何故か絆される。

普段、物語の登場人物はあくまでも登場人物だから、その人間性についてどうのこうのと思うことはあまりないのですが、このお話の主人公・太陽、彼は「いくらなんでもあり得ないでしょ…」と思うことが多いキャラクターでした。

田舎の純朴な好青年という設定ですが、これは純朴というより単細胞で欲望を抑えられなさすぎなのでは?と…。

そして対する伊吹さんも「なんでこれに絆される?」と言いたくなるような。

0

真音(3) 小説

谷崎泉  麻生海 

じんわりとしみじみ…

文庫版3巻、これにて完結です。
ヤクザの抗争なるか一触即発な展開でしたが、無事回避できてホッとしたと同時に拍子抜けした感じでした(^^;;
とはいえ、これを機に進藤が自分の気持ちを認識したのは大きい!
相変わらずな2人だけど確実に愛が育っていってて、エロシーンに多々萌えました。

富樫を始め大切な人達に出会い過去の過ちを『過ち』として認めて変わろうとする進藤、進藤によって大事に至らず失わ…

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真音 2 小説

谷崎泉  麻生海 

分かった事と分からない事

文庫版2巻にて、進藤の過去が分かりました。
ただ、何故そのような行動をしたのか明らかにされてません。
また、富樫も過去に人(双子の兄)を殺めた事があるのも分かりました。
彼の背中の傷は、槇原に言ったように本当に事故によるものなのか、兄を殺した時のものなのか…。
物事が少しずつ判明する中、まだ謎めいた所を残しててもどかしいです。

相変わらず富樫は俺様でありながら子供っぽいところがあるん…

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真音 1 小説

谷崎泉  麻生海 

掴みはバッチリ

硬質なイメージがあったせいか積み本となってましたが、想像していた硬さは無く、登場人物の魅力でページを捲る手が止まりませんでした。

進藤が何故物事を達観したようなのかは、まだ詳しく分かりません。
賢く若い彼の過去に何があったのか、そして富樫への気持ちの変化があるのか、次巻以降楽しみです。

富樫も魅力的でした。
いわゆる俺様なんですが、進藤にはつれ無くされるし野菜嫌いとか可愛い面あるし…

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