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麻生ミツ晃
湘子
ネタバレ
十嘉×五十鈴 待ち望んでいた2巻。 温かいタッチで描かれる どんな時も自然に相手を想う気持ちや、 音の意義がお互いに影響し合い、 2人が何かに気づく一瞬一瞬が繊細で、 「好き」という気持ちが徐々に重なり合って、 体温まで共有する特別な関係になっていく様子・・・全てに心を揺さぶられた。 五十鈴の中で、 次第に大きくなっていく十嘉の存在、 その恋心を自覚する過程…
きいろぞう
リリース前日に開催された先生のインライで 1巻の十嘉が、なんて殺伐としていたんだと そして、2冊かけて片想いの期間の2人の気持ちの変化を丁寧に描くことができました。と 仰っていらっしゃいましたが、 描かれているものが深く複雑で 色々な感情を引き出されるような読後感と 読み応えが半端なかったです。 今回は、五十鈴さんのターンといった内容で しまい込んでいた五十鈴さんの本音と感…
まっと
続きをずっと楽しみにしてました! ゆったりとした空気を表現するコマ割りとか、五十鈴のセリフ選びが、、先生本当にすごい( ; ; ) 次巻で終わりというのが寂しすぎるけど、最後まで素敵な2人を見守りたいと思います!
ジン・ジャン
友人のオススメで読んだ初ミツ晃先生。めちゃめちゃ良かった~! 重度の感音性難聴の五十鈴と才能はあるけど孤立しているバイオリニストの十嘉。2人の間だけにある見えない空気、音がない分それ以上に響いてしまう想い。音にして伝えるよりも伝わってしまう人の内側にある言葉が、実に美しくて眩しい。 偶然の出会いから初めて芽生えるお互いの感情に、通じ合う時にはこれまでの常識なんていらないのだと思った。静かにそし…
同じ施設で育った物書きの円と警察官の吐木。2人は番関係だけれど、フェロモン異常で円の匂いは他の人間にも伝わり抑制剤も効果がない。αの吐木は円の傍にいるため出世を蹴り続けていて…。 絶対に言えない真実をPCの中に吐露して閉じ込めている円。αとΩだけが運命の相手ではないお話はこれまでにも読んできたけれど、こちらは他のオメガバ作品にない視点でとても鮮烈だった! Ωレイプ殺人事件のミステリーかと思う程…
栗城偲 麻生ミツ晃
はるのさくら
恋人同士になっても、ハッピーエンドではないんだよな。 人生は続くんだし。 受様は、中堅小説家の千里。 攻様は大学教授の洸一。 大学時代に知り合って友人となり、恋人となって早20年程か経とうとしている現在。 すれ違いの生活を送って倦怠期の2人。 些細なことで嫌気がさし、家を出ていった洸一は、足を向けた2丁目で、出会って恋に落ちた頃の千里によく似た健太と出会う。 浮気目的で2…
ふばば
ずっと積んでてなかなか読む勇気が持てなかった作品。 だって読むの怖いじゃん?同居20年目の40才同士、ラブい日々は過ぎ去って今はろくに口も利かず、口を開けば言い合いの2人の話…なんてさ。 そして、これぞ読む人によって受け取り方も変わる作品の筆頭だとも感じる。 2部構成プラス後日談。 まず攻め視点。 今の冷え切った状況と言い合いの末の家出、憂さ晴らしで2丁目に行き声をかけてきた男の子と…
risa0226
ろくでもない男ばかりに引っかかるバーテンダーのすみれは、幸せを諦めて生きています。けれど遠い親戚の大学生佑真と再会し懐いてくる彼と過ごすうち、佑真との時間に安らぎを覚えていきます。その一方、佑真はすみれへの想いを強くしていき… すみれさんが生い立ち、歩んできた道のりを含めてあまりに不幸で可哀想で泣けちゃうレベルです。 幸せを諦めて生きているのには理由があるのですが、それにしたってそれで幸せ…
umeair
麻生ミツ晃先生「リバース」の5作目の同人誌のこちら。 短い作品ですが本編の空気感そのままに美しく、読後静かな余韻が残ります。 幸村×円の絡みも入っていますが、今回フォーカスされているのは円の担当編集・漣。 本編終了後、再び筆をとろうと決意し書き上げた原稿。円から送られてきたその原稿を読んで涙ぐむ漣に、うるうる… Ωである自分を受け入れられず、「夏は、嫌いだ」という独白が切な…
戸田環紀 麻生ミツ晃
ぐわっ…途中、切なさに涙が込み上げてきて、思わずスマホを置いて深呼吸しました。刺さった。。 『熱砂の相剋』から入った戸田環紀先生の作品。既刊を読み漁っているところです。 あらすじなしで、感想のみを。 受けの秋文が隠し、トラウマとなっているある事情ー こちら、読んでいるうちになんとなく気付いてしまったのですが。 攻めのことが好きすぎて、粉々に散った前の恋のトラウマが消えてい…