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45/65(合計:644件)
佐田三季 麻生ミツ晃
mayuta
ネタバレ
文庫版は後日談があるのですね。間違えて単行本のほうを買ってしまいました。 でも見たいような見たくないような…(笑) 執着が勢い余ってストーカーになってしまった遠藤(攻め)も遠藤だけど、笠井(受け)の思考回路にもついていけませんでした。 とにかくこういう人達なのだと受け入れることしかできなかったです。 ただ、恋愛の狂気が他人事で恋って何さと冷めていた笠井が、いつの間にかその渦中にいるという所…
鹿住槇 麻生ミツ晃
Krovopizza
2002年刊行ノベルスの復刻版。 サラリーマンの俊之(攻め)は、亡き父の遺言で 愛人の連れ子・優斗(受け・高校生)の面倒を見ることに。 優斗に惹かれる彼は、父と優斗が寝ていたとの疑念にとりつかれ、優斗を監禁・強姦し…。 俊之がヤンデレなのですが、ヤンデレの割に詰めが甘く、優斗や実家の弁護士にフォローされてばかりのヘタレ攻めです。 優斗に逃げられたら諦めるし、 淫行の自覚…
麻生ミツ晃
咲人
表題作■【不出来な悪魔/未熟な悪魔】病み度★★★ 一晩適当に遊べる相手を探していた受けが選んだ相手は肉体労働者。 ビッチ受けがストーカーされて、裏切り裏切られる物語。 先に不誠実を働いたのは受けかもしれないが、執拗に迫り、受けが攻めに気が向いたところで復讐とばかりに「遊びだ」と告げる攻めはその粘着さが異常です。 駆け引きがお互いを信じられなくしていきます。 目には目を、歯には歯を―――。…
宮原きの子
このペーパーは二人が同棲を始めた後かな?とも思います。 二人が一緒の部屋にいるので。 4コマ漫画が二つ。 1つは須藤が留学経験があると言うもの。 外国はキス&ハグ文化、須藤は唯行にキス ハグ キス ハグを繰り返す。 唯行は恋人がいた経験がないので、外国並みなスキンシップにときめいてばかりという内容。 もう1つは唯行が2丁目に行くのに変装をするので衣装がたくさんあり、須藤…
とりあえず、世の中にこんな素晴らしいBL作品があったのかと衝撃を受けました。 そして、リアルな感じもしますね。 いちばん、衝撃を受けたシーンは唯行が須藤と別れた後、行きずりの男とホテルに行ったシーンです。 寂しさを誤魔化すためにホテルに行き、男が唯行の体を触るんですが……触られる度に須藤との行為がフラッシュバック。 嫌になった唯行は「触るな 上書きされる 誰の手かわからなくなる」と…
チビでデブだから、チデブと呼ばれる川口。 特に酷いいじめもなかったようで愛されキャラな川口ですが、ちょっと不良っぽい?金谷くんを好きになってしまい、最後だから卒業式に綺麗な思い出としてボタンが欲しいと伝えるが…「てめぇが綺麗な面かよ デブ」と言われて泣いてしまう。 それから、見返そうとダイエット。 チビはチビだけど痩せた川口は二十歳の同窓会で女の子たちに可愛いと言われてる。 再開し…
comeco
辛口です。 表紙と題名からして、もっと切ないラブストーリーかと思ったのですが。 いや、実際切ないラブストーリーなのかも知れませんが、私には響かなかったです。 元々、切ない系があまり好きじゃないというのも、もちろんあるのですが。 なんか中途半端にリアルすぎて、逆にあり得ない部分が際立ってしまった感じです。 たとえば。 創業者一族が牛耳っている企業、実際によくあります。攻の父親が言って…
佐々木禎子 麻生ミツ晃
ふゆき
これほどに心を満たしてくれる小説はジャンルを問わず本当にわずかです。 そんな一冊に出会いました。心が震えました。 実際に子供の頃からのお気に入りの『星の王子さま』これを二人の間で重要な使われ方をしたのも大きいです。 自損事故で病室で眠り続ける裕真と大学生の英俊の物語り。 自動車事故で意識がないまま眠り続ける裕真は英俊の元家庭教師だった。英俊は病室に毎日のように看病に訪れる。すでに8…
朝丘戻 麻生ミツ晃
麗音
優しくて淡々としたお話でした。 藍は両親が健在なのに叔母夫婦の養子になるが、そのことを苦にしないようにと気を使われる度に居場所がない思いにかられ、実の親にすら愛されないことから自己否定してしまう。 ただそのことから身を売るに繋がる状況はよく見えませんでした。 登場人物に悪人はいないんです。 ただ自分本位だったり少し狡かったり考えが足りない人たちばかりで、どこにでもいつ普通の人たちだ…
木原音瀬 麻生ミツ晃
茶鬼
「TOKYO」で期待した秋沢の成長は無残にも打ち砕かれ 正直「こいつ、死ねばよかったのに」とまで思わしめした楠田への、あくまでも自分本位の自分勝手な仕打ち。 舞台がN.Yへ移ってからでさえ、これ完全にストーカーじゃない?と思わせる、ここへきてからも成長というよりは、ここでさえも自分本位な秋沢の姿を見、 一応見せた結末さえも、ひょっとしてこれは明るい未来の始まりではなくて破滅への扉を開いたんじ…