麻生ミツ晃さんのレビュー一覧

only you, only コミック

麻生ミツ晃 

とにかく好きです

1冊丸ごと表題作の二人の話です。
リーマンものが大好きな自分にとってはツボにハマった作品です。

読み応えがあります。
読後は、映画やドラマを見終わったような印象を受けました。

描き方が好きです。
セリフだけでなく表情で語る場面が多々ありました。セリフの間にある
間合い」も好みでした。唯行(受け)と須藤(攻め)、二人ともの視点で語られるので、感情移入もしやすかったです。

主…

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「或る土曜日」 only you, only ドラマCDブックレット グッズ

二人の「或る土曜」

ドラマCDのブックレットに載っている3ページコミックです。

「或る土曜」1
明け方、須藤が目を覚まします。向かい合って寝るんだった、と背中を抱きしめてキスをしたいと思いつつ眠りに入ります。

「或る土曜」2
昼間の光の中、唯行が目を覚まします。目の前には須藤の腕。人と同じ布団で熟睡できることを自分で驚きながらまた眠りにつきます。

「或る土曜」3
夕方5時、部屋の外にある公園の…

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「only you, only」初回限定封入特典 グッズ

サイズにしては贅沢なペーパー

A5サイズの1ペーパーを半分に折ったものです。小冊子というほどではないですが、4面に印刷されているのでペーパーとしては贅沢だと思いました。

1面目、表紙。コミック表紙と同じイラストです。

2面目、4コママンガ。
「須藤は 海外での仕事を視野に入れ、留学経験がある設定でした」
ことあるごとにハグ&キスする須藤に、ときめく唯行が可愛かったです。

3面目、4コママンガ。
「主任は…

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only you, only 出版社特製 描き下ろしミニペーパー グッズ

主人公二人のイラスト+コメント

コミック「only you, only」の出版社特製ペーパーです。
内容は、主役二人の描き下ろしイラストに、作者コメント&サインです。

コメントは手書きではなく、パソコン入力の文字で、「…という所から始まるお話です」と簡単なあらすじとご挨拶でした。

イラストは、唯行(受け)を背中から覆いかぶさり首を絞めるかのように抱きしめる須藤(攻め)で、二人とも笑顔なしの読者目線です。

二人…

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「道の先」 only you, only コミコミスタジオオリジナル特典 描き下ろしペーパー グッズ

三十路の須藤

惟行が主人公の1ペーパーコミックです。
本編の数年後、28歳だった須藤が三十路になった頃の話です。

プライベートで使っているとつい職場でも呼んでしまうから「名前呼び」は無理だ、と告げる唯行。

自分は「唯行」と「主任」を使い分けているのに、臨機応変に対応できないって老けましたね、と笑う須藤だったけれど、「プライベートでは敬語を使わないはずでは?」と唯行に指摘され、「老化じゃないのか?」…

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「いじめっこの憂鬱」 only you, only 文教堂アニメガオリジナル特典 描き下ろしペーパー グッズ

何をしたんですか(笑)

主人公・須藤(攻め)が主人公の1ペーパーコミックです。
本編その後の内容です。

「広いソファなんだから、密着せずに広く使わないのか?」
という唯行(受け)の問いに、背後から抱きしめていた須藤は
「恋人同士ってのはくっついているのが基本です」
と答えます。
内心では、それは個人差で、ベタベタするのが自分の好みだと分かってはいるのですが、「そういうものなのか」と納得した唯行を前にして、…

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「二人が付き合い始めてから初めて 主任の家に訪れたときの話」 only you, only ジュンク堂書店オリジナル特典 描き下ろしペーパー グッズ

真木のメガネ

主人公・須藤の独白による1ペーパーコミックです。
真木の家を初めて訪問する須藤の心情です。

1コマ目。題名、真木のマンションの遠景、チャイムを鳴らす音があります。

2コマ目。笑顔で出迎える真木のアップ。

3コマ目。密かにほっとする須藤のアップ。

4コマ目。どうかしたのかと問う真木に、何でもないと答える須藤ですが。内心では、真木がメガネをかけていて良かったと思います。その心…

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カラスとの過ごし方 小説

朝丘戻  麻生ミツ晃 

前半と後半で評価が真逆になる

※辛口注意※
リンク作の【晴れの雨。】を読んでない方は盛大にネタバレしてますのでご注意下さい。

自分の中で評価をどうするかグラグラと揺れました。
結果的に神にしましたが、これは同時収録されている後半の【ヒカル】に対してであり、表題作への個人的評価はしゅみじゃないどころかゼロでも良いと思ったくらい。
実際とても評価の分かれる作品ではありますが【ヒカル】に登場する光久が主役である【晴れの雨…

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COLD HEART in NEWYORK 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

ねじ曲がった愛情の行き着く場所はどこか

「COLD HEART in TOKYO」に続く第二弾。
1作目が比較的静かな話の展開だったので何か起こるとは思っていましたが、こんな内容だったとは・・・。

とにかく秋沢の愛情がねじ曲がっています。
そして一番の問題は秋沢自身がその異常さを自覚していないこと。
正彦が秋沢になんとか理解してもらうと努力しても全く話がかみ合わない。しかも大好きなあいてからあんなひどい仕打ちをされたらおかし…

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COLD HEART in TOKYO 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

まだ痛くないのが逆に怖い

COLDシリーズスピンオフ。

COLDシリーズで透の良き友(話相手)だった楠田が、仕事で知り合った秋沢に振り回されていきます。
あれ?楠田ってこんな振り回されちゃうキャラだっけ?と若干の違和感を覚えつつも、ぶっ飛んだ秋沢相手じゃしかたないかーと納得。

とにかく木原さんの書くキャラはいつも個性的で作品に引き込まれてしまいます。
自分勝手でわがままな秋沢、でも弱く甘ったれなところもあっ…

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