Krovopizza
本編の最終話「巡る秋」と、描き下ろし「結ぶ冬」の間のお話。
大学卒業後、母と義父のいる田舎に戻った東。
彼のモノローグにより「結ぶ冬」に至るまでの経緯が語られます。
金貸し屋を辞めると決めた松岡ですが、職業柄なかなか足抜けは容易でなく。
何年もかけようやく自由になった松岡は、汽車で東の待つ田舎へ。
駅で手に息を吹きかけながら松岡の到着を待つ東が健気です。
最後の一コマ、汽車を背…
時代物で主従物で再会物で…と、大変美味しい設定が詰め込まれた素敵な一冊。
年下受けが青年から大人へ成長していく様に多大なる萌と感動があります。
貧しい百姓家に生まれ、呉服屋に奉公に出された松岡(攻め)。
店の主人に殴られ雪の中に倒れていたところを助けてくれたのが、店の主人の息子・東(受け)でした。
数年後、金貸しとなった松岡は、父を亡くし困窮する東と母親の前に現れ、母子に恩返しする…そ…