total review:300817today:29
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40/67(合計:670件)
朝丘戻 麻生ミツ晃
なかむあ
坂道のソラから朝丘さんの本を読むのは2冊目なのですが、読みにくいと感じること一切なく1日で読み切ってしまうほど良い作品でした。 主役の2人だけではなく、周囲の人間もひとりひとり魅力を感じました。店長も前まで優しく穏やかだった面もそれは必ず店長の一部であると信じていたかったと思えるようになった藍の心の変化など細かく表現されていて感情を自然とリンクさせながら読み進められました。 軽い気持ちで読…
麻生ミツ晃
紅丸
とてもドラマチックで、とても大人の愛の物語。 こんなに人を愛せる事って、こんな奇跡が起こるって凄いな。と、圧巻。 その分凄い客観的に見てしまい、自分が世界に入るってことが出来ませんでした。 二人の世界が強すぎて、他人の介入を良しとしないというか。 自分がその時の状況、気持ちを考える余地を与えないというか。 それくらい完璧にまとまった物語でした。 何も考えず、とにかく恋愛に没頭し…
佐田三季 麻生ミツ晃
pink
新書版を持っていたのですが、文庫版の書き下ろしが読みたくて購入しました。新書版にはない二人の甘い甘い関係が垣間見れるので買って良かったと思いました。ストーカーからの恋愛関係はなかなか難しいと思いますが、一途な執着愛と考えればそれも有りかなぁと思ってしまうBL脳ってすごい変換力を秘めていると我ながら天晴と感じました。攻め様をそこまで引きつける魅力を受け様には読んでいて感じることはできませんでしたが、…
bonny
ネタバレ
レビューのため再読。『only you, only』のレビューを書こうと思ってアレコレ読み返していたら、この表題作が自分の萌えツボに最もハマっていたことを再認識してしまった。大人な年上攻めとピュアでやんちゃな年下受けは王道だなー。表題作の後日談他、短編二編が同時収録されています。 ゲイ向けの出会い系で初Hの相手を探していた大学生の悠介。初めて男に抱いてもらうなら、理想に最も近い人と決めていた…
仲村佐和
麻生ミツ晃先生の作品を拝見したのは、この「彼が眼鏡を外すとき」でした。はじめて拝見しましたが、絵がとにかく綺麗で驚きました。内容は、とても細かく繊細に心情が描かれていました。賢次くんが、かなり不憫というかかわいそうなシーンがありました。巴さんは、とても色気のある美人さんでした。中学生の賢次くんが、兄ちゃんの代わりになれませんかと言ったシーンは、本当に泣きそうになりました。2人がうまくいって本当によ…
西江彩夏 麻生ミツ晃
ちぃみな
あまり『萌え』がない渋い話ですが、とてもよかったです。 あらすじから受けるありがちな印象と、中身はかなり異なっていて、 どちらかと言えば、痛い系の作品です。 あまり華美な描写は使われませんが、 状況説明だけに終始するような芸の無さもない。 構成も無茶な展開はなくしっかりしていて、人物造形も薄っぺらさがなく、 地に足のついた、読み応えのある作品でした。 ただ、文章と同じで、 キャ…
宮原きの子
不出来な悪魔の二人は破滅の道しかなさそう。 でも、手放したくなくて監禁とか。 最後はハッピーエンドだろうけど…わーいとは喜べない終わり方だと思ってる。 口絵の乳首の透けてる男の子は誰なんだろう。この作品の誰でもないのかな。 洋酒擬人化のカルーアくんが一番好きです。可愛い。 次は安部くんでその次は有森かな。 安部くんも可愛い。 有森は幼い頃から母親に虐待を受けていて、でも母…
栗城偲 麻生ミツ晃
KRAFT
大学時代に出会い、付き合って同居して二十年。 挨拶を交わすことも会話もほとんどない状態になり、お互いに浮気をしあってレス生活五年の二人。 悲しいことに、お互いに自分は今も相手のことを愛しているのに、相手はもう自分のことなんて何とも思っていないだろうとカン違いしている。 「愛してる」「好きだよ」と自分の思いを伝える言葉、「ごめん」「ありがとう」の言葉と相手を思い遣る気持ち。 年を重ねるほ…
迷宮のリコリス
大好きになった麻生先生の短編集。季節や心の移ろいを描かれるのがとても上手くて、じーんとしてしまう作品が多いのですが、その上手さが別のベクトルに向かうと、見てはいけない深淵を覗いてしまったような、なんとも複雑な気持になるのだなと思い知らされました。そんな後味の悪い作品が表題作の『不出来な悪魔』とその描き下ろしの『未熟な悪魔』です。 これ怖いです!ホラーとか幽霊とかは全然怖くない私ですが、怖く…
麻生ミツ晃 木原音瀬
AshNY
シリーズものは揃ってからっというのが基本なんですが、 今日は無性にBL読みたくなり、遠出もしたくなく、 地元の本屋で物色。手に入ったのが今作だったので、 大好きな木原さんだし、たまにはいっかと思い購入して読んだんですけど、 ひゃー!なんなんですか!これは!!って位良かったです。 絵も好きだったし、お話はさすが木原さん。 読み応え充分でした…てか、よくこの長さに収まったなって位。 …