麻生ミツ晃さんのレビュー一覧

ゴールデンビート 小説

小川十子  麻生ミツ晃 

攻めの殊勝さがかわいい

挿絵は麻生先生です。小説の挿絵が先生だとあまり外れがない気がします。

文章が読みやすくてキャラにもハマりやすい。もっと新作が読みたいのですが、花丸さんで書かれていたりするのでしょうか。近年は電子版ばかりみたいなのでちょっと寂しいです。本作も電子で読めます。

いきなり「私」の一人称で始まる、介護士×医師のお仕事ラブ。とにかくキャラが立っていて、おバカだけど一所懸命なわんこ攻めがかわいい♡…

0

リバース コミック

麻生ミツ晃 

ミステリーとオメガバの融合

麻生先生、ストーリー性ある作品描かれる作家さんなんで、オメガバース描かれたときは正直ビックリだったんですが、ストーリーものお上手な作家さんが描くとオメガバがこなるのか!というくらい、完成度高くて面白かったです。
ミステリーの要素があるので内容にはあまり触れられませんが、円の隠してること、円がそれを隠してる理由、そして殺人事件、この3つがうまく絡み合って、最後までドキドキしながら読みました。
ほ…

7

リバース コミック

麻生ミツ晃 

バース性を越えた運命の2人

初めて読んだ麻生ミツ晃先生の作品です。

所轄署の刑事 吐木 幸村(α)と小説家 化野 円(?)のお話。

児童施設で育った幸村と円は、あることがきっかけで「番」になりました。
しかし、円はフェロモン分泌が異常で番以外の人間も発情させてしまいます。
そして、市販の薬は効かない…。
ずっと円が好きだった幸村に比べ、「番」になってもそっけない態度の円。
円の体質を考えて所轄に異動した幸…

6

年下の男の子2「彼が眼鏡を外すとき」Renta!限定かきおろし漫画 グッズ

すっかり青年

「彼が眼鏡を外すとき」Renta!限定おまけ漫画となります。
1p。

以下、内容となります。

↓↓↓↓




タイトル「年下の男の子2」
デートかな、散歩かな、一緒に買い物かな。並んで歩く賢次と巴。

巴のモノローグ…
(眼鏡をかけるようになって賢次は 随分表情が柔らかくなった)
(視界が悪いって怖いだろうしな 目を細めて顔が怖くなるって聞くし)
(急激に大人…

0

「夜の落下」応援書店特典ペーパー 「割れた鍋を綴じる蓋」 グッズ

重さが可愛い?重さも可愛い?

「夜の落下」応援店共通特典となります。
1p。

以下、内容となります。

↓↓↓↓




タイトル「割れた鍋を綴じる蓋」

新しいインターン先が決まったらしい氷室。
九鬼「…ウチの会社辞めたの早まった?」
氷室「…まぁ 思い返してバカだった…て考える時もありますよ だけど今こうなれたんで 結果オーライで」
「…という訳で九鬼さん 俺 自分の行動後悔したくないので」…

2

夜の落下 コミック

麻生ミツ晃 

同時収録作推し

2作品収録。

「夜の落下」
麻生ミツ晃先生、と聞いて私がパッと思い描く、シリアスでヒリヒリする、というイメージそのもののような作品だと感じた。
何か性に対して非常に重いトラウマなのか、禁忌なのか、怖れなのかを持っている1人の男。
彼がセックスできるようになりたい、とゲイデリヘルを利用する…
目隠しをして、手足を縛って。
もはや異常ですよね。
そして果てしなく痛々しくてつらい。

2

彼が眼鏡を外すとき コミック

麻生ミツ晃 

構成の妙

麻生ミツ晃先生作品といえば、ストーリーの構成に独特な緻密さがあると思うのですが、本作は正にソレ。
内容は2作品に分かれていて、その中身はつながっています。だからまるで長編を読んだような読後感。
そしてこのタイトル付けは偶然なのか恣意的なのかは読者としてわかりませんが、結果的に非常に効果的で、まずはじめにくる物語の方は眼鏡をかけてる人が出てこない。
高校生もので、クラスメートもので、しかもクラ…

1

リバース コミック

麻生ミツ晃 

自分で選べないことの残酷さを改めて痛感させられる

 純粋にストーリー構成だけ抽出して評価するなら、神と萌2の間くらいです。麻生先生の緻密に練られた展開には、今回も惹き付けられるものがありました。αがやっかまれ、Ωが蔑まれる設定は典型的なオメガバース。けれど、己の無力さを感じるα、αになりたいと望むβ、そして、Ωでなかったことを無念に思うβと、メインの登場人物達はそれぞれ特殊な気持ちを抱えていて、そこがこの作品の面白いところになっています。主人公・…

3

リバース コミック

麻生ミツ晃 

俺は帯を一生許せないだろう

自分の中でオメガバース作品の中で一番の大作になりました

最初試し読みがまるまる1話で大容量だったので読んでみたら面白くてついつい購入ボタンを押してしまいました。

評価高けりゃ値段もほかより高いし、立ち読みからの自分の期待度が高いしで、これ外れだったらショックで立ち直れねえぜとか思っていたんですがこれはいい意味で期待を裏切られました。話も素敵だし大容量だしで大大大満足です!!

絵も…

4

あの日、校舎の階段で 小説

佐田三季  麻生ミツ晃 

受けの心変わりにどうしても疑問…

ゲイ×ノンケ。
攻めの遠藤の笠井への愛が重くてやばいです。

決して受け入れてもらえることはないと分かっていても気持ちを伝えるだけでなく身近にいることを望み熱い視線で笠井を追いつめていく。

限界ぎりぎりな笠井は一度きりの肉体関係を条件に縁を切ろうと思いますがうまくいくわけもなく…。
それをきっかけに遠藤も我慢がきかなくなり脅迫のネタにするわ家に居座るわ嘘も吐くわ執着凄すぎるわで酷くな…

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