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麻生ミツ晃
ひみた
ネタバレ
自分が当たり前にいる世界は他の人と違うし、映っているものが100%相手に通じることはなく歪曲したりする。それを理解して意思表示しないと分かり合えない。 十嘉のヴァイオリンは独りよがりなものから相手に届ける音に変わる。 五十鈴は守り続けているルーティンの生活からはみ出す十嘉の行動を想像する。 人との出会いで視野が広がるお話が大好きなのですが、それを画と言葉の細かいディテールやエピソード…
いるいる
「リバース」番外編同人誌です。 ーーーーーーーー 通販は開始される度に瞬殺でした; なので受注予約という形をとったみたいです。 11/3までコミコミ・フロマージュにて予約受付中。 今なら争奪戦することなく購入出来ます…! (※詳しくは作者さんのTwitterへ) ーーーーーーーー "Ωになりたかったβ" "好きな人を守るために長年偽り続け…
Sakura0904
麻生先生といえばシリアスで切ない空気感、というのがイメージとして焼き付いてしまっているので、今回も構えて読み始めたのですが。十嘉は音大生として燻っているバイオリニストだし、五十鈴は耳が聴こえない人でやはりシリアス要素は大なのだけど、どこか雰囲気が常に柔らかくて穏やかというか、2人の心が少しずつ近づいていく様子が微笑ましく映る作品で、読み進めるのがとても楽しかったです。 十嘉は自分の声も音…
ジョン子
天才肌のバイオリニスト×難聴のディトレーダーなんてあまりリアルな設定じゃないのに違和感なく受け入れられるのは、麻生先生の心理描写があまりにも丁寧で心に染み入るように入ってくるから。言葉で強引に設定を理解させようとせず、一つ一つストーリーの過程でキャラクターの内面を浮き出させてくれるのはさすがとしか言いようがない。 あっという間に読み終えてしまうけど、軽くはないし、次巻がまた読みたくなること間違い…
corocoro
麻生先生の作品は絵も内容も繊細で、表現されるものが細部にまで感じられるのが好きです。 今作のあらすじを読んだ時に、素敵な作品なのは間違いないだろうと思っていましたが、その通りでした。 五十鈴のひたむきさや謙虚さに触れ、難聴を抱えながらも興味のある事には好奇心を抑えきれない無邪気さを微笑ましく思いながら、いつの間にか彼の幸せを願いつつ頁をめくっていました。 くすぶっていた十嘉が五十鈴と…
おかたぴ
一冊丸々表題です。 絵柄はとても綺麗でお上手で最初から最後まで眼福です! 離島育ちの音大に通う孤高のバイオリニスト攻×難聴のデイトレーダー受というカプです。 あらすじは他の方が書かれているので省きます。 最初から最後まで作者様の世界観に引き込まれ夢中でページを捲っていました! 音を知らない五十鈴(受)が静で音を生み出している十嘉が動で正反対なのに絶妙にマッチする瞬…
ねこのしん
麻生ミツ晃先生の漫画はホテルのアフタヌーンティーみたいな上質な時間に感じられるんですが、この作品もまさにそんな気分になりました。とにかくロマンチック。 昔に流行ったハンデのある人と健常者の恋愛ドラマのような王道さと麻生先生の繊細なタッチと心の描き方が心地よいです。続きもので本当に良かった。これを一冊で収めてしまうのはもったいないから。できればじっくり時間をかけて完結させて頂きたいです。 こ…
碧雲
麻生ミツ晃先生は、登場人物の肌温度や呼吸を感じるコマワリや描写が上手いと思う。 読みながら、読者の心を癒していくような構成が凄い。 「親に殺されるはずだった自分は、生まれたときに一生分の幸運を使い果たした」 と、悲しい諦め方をしているすみれは、騙す相手でも受け入れるすみれ。 そんなすみれが変わっていくにつれ、読者の心も沿うように変わっていく。 スミレというネーム設定に曰くがありそ…
UTAN
初めて読むタイプの題材でした。 はぁ、すごく良かったァ、、、 感情の流れに無理が無く、とても読みやすかったです。 言葉のひとつひとつが重要に感じて、何度かページを行ったり来たりして噛み締めながら読んでいました。 会話の空気感が伝わってきて、お互いを刺激し合っていく展開が好きでした。 また読み返したいと思います!
戸田環紀 麻生ミツ晃
1976年埼玉県生まれ。2004年よりブラジル在住。・・BL作家としては、ちょっと異色。 黒髪のほうが、やり手のディーラーである遠野秋文・・色覚障害を持っている。 茶髪のほうが、藍沢茜という年下の油絵の画家。眼が悪い。 秋文の前の恋人は画家。 秋文が正直に「色がわからない」と告白したら、前の恋人は、馬鹿にされたと思い、酷い言葉で罵って去っていった。 新しい恋人、茜も油絵作家。…