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麻生ミツ晃
なみおちゃん
言葉を飲みこむ遠い親戚の大学生×幸せを諦めた幸薄バーテンダー のお話。 『ろくでもない男ばかりに引っかかるバーテンダーのすみれは、幸せを諦めている。 親とも疎遠で、寂しさにも慣れているはずだった。』 ……この説明文だけで手に取る価値を見いだせてしまうくらい、エモい。安定の麻生ミツ晃ワールド。 引き込まれるような文章や展開をつくるのが上手い先生だと思います。 人の心に届くセリフ…
ネタバレ
新しいインターン先も決まったんだ、じゃあ本当に結果オーライだね\(^o^)/ ……という気持ちで読みました。捨てないでってはみはみしている氷室きゅん イッツ ソー キュート。九鬼さんの眉根が寄るのも九鬼さんの頬が染まるのもよくよく分かる。 『この二人のおかげでもっとプレイを描けるようになりたいと思うようになりました』というミツ晃先生のコメントを見ても、大変素敵なキャラクターみを感じます。 こ…
この本は 『夜の落下』 デリヘルSキャスト×性嫌悪症のサラリーマン 『やがて恋になる』 貧血発作持ちの大学生×石頭の仏頂面大学院生 の2作品が収録されています。 まず、表題作である『夜の落下』の表紙カバー絵が大変艶かしい。 着衣を身に付けず黒のレースで目だけを覆われた姿の九鬼とその背後で九鬼の目を覆うレースに触れて寄り添うようにいる氷室。 表紙だけで作品の内容と二人の関係性…
mi★
第三者として、すみれの働くバーのママさんの言葉は全て読者代表といいますか、空いた隙間にぴったりとはまってくれる言葉が溢れて涙が出てきます。 この世の中、片思いで終わる恋がほとんどなのに、自分の好きな人に愛を返してもらえるなんて本当に奇跡。チャンスを逃すまいと自分の意思で行動して、言葉に乗せて思いの丈を吐き出すすみれにあぁ、よかったと心の中から思えました。 佑真の真っ直ぐで、大事にしたい…
ひみた
自分が当たり前にいる世界は他の人と違うし、映っているものが100%相手に通じることはなく歪曲したりする。それを理解して意思表示しないと分かり合えない。 十嘉のヴァイオリンは独りよがりなものから相手に届ける音に変わる。 五十鈴は守り続けているルーティンの生活からはみ出す十嘉の行動を想像する。 人との出会いで視野が広がるお話が大好きなのですが、それを画と言葉の細かいディテールやエピソード…
いるいる
「リバース」番外編同人誌です。 ーーーーーーーー 通販は開始される度に瞬殺でした; なので受注予約という形をとったみたいです。 11/3までコミコミ・フロマージュにて予約受付中。 今なら争奪戦することなく購入出来ます…! (※詳しくは作者さんのTwitterへ) ーーーーーーーー "Ωになりたかったβ" "好きな人を守るために長年偽り続け…
Sakura0904
麻生先生といえばシリアスで切ない空気感、というのがイメージとして焼き付いてしまっているので、今回も構えて読み始めたのですが。十嘉は音大生として燻っているバイオリニストだし、五十鈴は耳が聴こえない人でやはりシリアス要素は大なのだけど、どこか雰囲気が常に柔らかくて穏やかというか、2人の心が少しずつ近づいていく様子が微笑ましく映る作品で、読み進めるのがとても楽しかったです。 十嘉は自分の声も音…
ジョン子
天才肌のバイオリニスト×難聴のディトレーダーなんてあまりリアルな設定じゃないのに違和感なく受け入れられるのは、麻生先生の心理描写があまりにも丁寧で心に染み入るように入ってくるから。言葉で強引に設定を理解させようとせず、一つ一つストーリーの過程でキャラクターの内面を浮き出させてくれるのはさすがとしか言いようがない。 あっという間に読み終えてしまうけど、軽くはないし、次巻がまた読みたくなること間違い…
corocoro
麻生先生の作品は絵も内容も繊細で、表現されるものが細部にまで感じられるのが好きです。 今作のあらすじを読んだ時に、素敵な作品なのは間違いないだろうと思っていましたが、その通りでした。 五十鈴のひたむきさや謙虚さに触れ、難聴を抱えながらも興味のある事には好奇心を抑えきれない無邪気さを微笑ましく思いながら、いつの間にか彼の幸せを願いつつ頁をめくっていました。 くすぶっていた十嘉が五十鈴と…
おかたぴ
一冊丸々表題です。 絵柄はとても綺麗でお上手で最初から最後まで眼福です! 離島育ちの音大に通う孤高のバイオリニスト攻×難聴のデイトレーダー受というカプです。 あらすじは他の方が書かれているので省きます。 最初から最後まで作者様の世界観に引き込まれ夢中でページを捲っていました! 音を知らない五十鈴(受)が静で音を生み出している十嘉が動で正反対なのに絶妙にマッチする瞬…