麻生ミツ晃さんのレビュー一覧

only you, only コミック

麻生ミツ晃 

息苦しい展開だった

2013.12.01発刊、古さを感じないBL不変のテーマ。
ちょっとだけ、絵が。全体のデッサンのバランスが今と違う。

部下の部下の須藤を密かに思う真木。
路上で行きずりの男に身を任せる姿を、須藤に見られる。
好奇心で須藤から体の関係を持ちかけられ、抱かれるようになる。
須藤は、最初は好奇心から。

でも段々と真木の人柄を知るにつれ、真剣に想うようになる。
でも、親がすすめる見合…

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夜の落下 コミック

麻生ミツ晃 

2作品収録されてますが「夜の落下」が好きすぎました。

2作品が収録されていますが、表題作の「夜の落下」が凄く好きで何度も読み返しました。

「夜の落下」
前半が攻め視点、後半から受け視点ですが、胸を締め付けられるほど切なくて、主人公2人の相手を思う気持ちの深さに感動しました。
とても良いお話に巡り合う事ができたと思います。おすすめです。

「やがて、恋になる」
大学生ワンコ攻め×大学院生クールで素直じゃない受け。恋に至るまでの微妙な心の…

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世界でいちばん遠い恋 1 コミック

麻生ミツ晃 

必ず読んでほしい!充実感アップ

初コメントです!
ストーリー性がめっちゃよかったです。
これから五十鈴と十嘉を見守っていきます!!

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世界でいちばん遠い恋 1 コミック

麻生ミツ晃 

繊細なタッチで描かれる、心理描写が秀逸です

絵柄とお話がこれほどマッチしている漫画家さんはなかなか珍しいと思います。
すべてにおいて繊細さを感じさせる絵柄と、お話の深さにそれだけで感動を覚えました。
二人の関係性を繋ぐもの、葛藤、諦め・・・いろんなものが凝縮されている物語です。ここから続く二人の話がどんな風に展開していくのか、1巻だけでもかなりの満足度に舌を巻きました。本当に素晴らしい作品です。
麻生先生の作品に触れたのは今作が初めて…

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「きっと、幸せな結末」応援書店共通ペーパー「年の功は通じない」 グッズ

もっともっと、幸せな結末──

『ずっとダメ男に色々強要されてきたから……』などと、年下の恋人にズバリと言われてしまうのってどうなんだろう、などと思いましたが、ザ・不憫受けという感じがして個人的には好きです。
『ビッチと思われたらどうしよう……』などと、うだうだ悩んだりしている年上の恋人もいいですね。健気可愛くて好きです。

個人的な見解ですが、YES・NOまくらは❝恋愛作品における文化❞だと思っています。これから先も末永…

3

きっと、幸せな結末 コミック

麻生ミツ晃 

せつな愛しい×年の差×ロマンス


言葉を飲みこむ遠い親戚の大学生×幸せを諦めた幸薄バーテンダー のお話。

『ろくでもない男ばかりに引っかかるバーテンダーのすみれは、幸せを諦めている。
親とも疎遠で、寂しさにも慣れているはずだった。』
……この説明文だけで手に取る価値を見いだせてしまうくらい、エモい。安定の麻生ミツ晃ワールド。

引き込まれるような文章や展開をつくるのが上手い先生だと思います。
人の心に届くセリフ…

1

「夜の落下」応援書店特典ペーパー 「割れた鍋を綴じる蓋」 グッズ

結果オーライで

新しいインターン先も決まったんだ、じゃあ本当に結果オーライだね\(^o^)/
……という気持ちで読みました。捨てないでってはみはみしている氷室きゅん イッツ ソー キュート。九鬼さんの眉根が寄るのも九鬼さんの頬が染まるのもよくよく分かる。
『この二人のおかげでもっとプレイを描けるようになりたいと思うようになりました』というミツ晃先生のコメントを見ても、大変素敵なキャラクターみを感じます。
こ…

2

夜の落下 コミック

麻生ミツ晃 

快楽から堕ちる恋

この本は
『夜の落下』
デリヘルSキャスト×性嫌悪症のサラリーマン
『やがて恋になる』
貧血発作持ちの大学生×石頭の仏頂面大学院生

の2作品が収録されています。

まず、表題作である『夜の落下』の表紙カバー絵が大変艶かしい。
着衣を身に付けず黒のレースで目だけを覆われた姿の九鬼とその背後で九鬼の目を覆うレースに触れて寄り添うようにいる氷室。
表紙だけで作品の内容と二人の関係性…

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きっと、幸せな結末 コミック

麻生ミツ晃 

愛する人に愛される奇跡

第三者として、すみれの働くバーのママさんの言葉は全て読者代表といいますか、空いた隙間にぴったりとはまってくれる言葉が溢れて涙が出てきます。

この世の中、片思いで終わる恋がほとんどなのに、自分の好きな人に愛を返してもらえるなんて本当に奇跡。チャンスを逃すまいと自分の意思で行動して、言葉に乗せて思いの丈を吐き出すすみれにあぁ、よかったと心の中から思えました。

佑真の真っ直ぐで、大事にしたい…

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世界でいちばん遠い恋 1 コミック

麻生ミツ晃 

耳で聴かない音楽と口で喋らない対話

自分が当たり前にいる世界は他の人と違うし、映っているものが100%相手に通じることはなく歪曲したりする。それを理解して意思表示しないと分かり合えない。

十嘉のヴァイオリンは独りよがりなものから相手に届ける音に変わる。
五十鈴は守り続けているルーティンの生活からはみ出す十嘉の行動を想像する。

人との出会いで視野が広がるお話が大好きなのですが、それを画と言葉の細かいディテールやエピソード…

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