麻々原絵里依さんのレビュー一覧

色悪作家と校正者の純潔 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

めんどくさい二人に愛おしさ

シリーズ3作目。私としては「めんどくさい!」の一言につきるカプ、だけど大好き。ううーんと煮詰まった時に、さっくりガス抜きしてくれるサブキャラ(宙人w 2作目から登場)が3作目も引き続き登場してくれて、篠田もご活躍+新キャラ登場!で楽しかったです。噴き出すこと数回、正祐の愛の深さ?に染み入るところもありましたが、2作目より私が落ち着いてしまったので神寄り萌2にしました。2017年ディアプラス掲載分1…

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ハート・サウンド(3) ラブ・ライズ 小説

染井吉乃  麻々原絵里依 

もどかしい…

『ハート・サウンド』シリーズ3冊目でシリーズ最終巻です。
前作が終わった直後、ニューヨークのシーンから始まっています。
もし読まれるならシリーズ1巻目の『ハート・サウンド』から読まれることをお薦めします。

この作品がシリーズのラストなのですが、個人的には3冊中一番萌え度が低かったです。
主人公の一人、宝は控えめで健気な所がいいのですが、今回はそれが裏目に出たかなと思いました。
シリー…

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ハート・サウンド(2) ボディ・フリーク 小説

染井吉乃  麻々原絵里依 

シリーズ2作目

『ハート・サウンド』シリーズの2作目です。
おおまかな前作のあらすじがお話の中で出てくるので、前作を読んでいなくても理解できるとは思いますが、主人公2人の詳しい馴れ初めまでは書かれていないので、気になる方は前作の『ハート・サウンド』から読まれることをお薦めします。

この作品は前作が終わった直後からお話が始まっていて、1冊丸ごと舞台がニューヨークになっています。
名前と台詞がある登場人物が…

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ハート・サウンド  小説

染井吉乃  麻々原絵里依 

結構好きでした

この作品を読む直前に染井さんの他の作品を読んでいたのですが、その作品とは文体がかなり違って、私はこちらの作品の方がかなり好きでした。
主人公達が28歳と25歳という社会人で大人なキャラ達なので、落ち着いた雰囲気なせいかもしれませんが…。

主役の2人はバンドメンバーであるスイとシンセサイザーのエンジニアの宝で、芸能界を舞台にしているので、華やかな雰囲気があります。
スイが所属するバンドは活…

1

ブリリアント 小説

火崎勇  麻々原絵里依 

隠しているのが何なのか

火崎さんも麻々原さんも好きな作家さんなので、期待して読みました。
理由も告げず突然姿を消した若手画家の紺野が2カ月ぶりにアメリカから帰国するところからストーリーは始まります。
密かに身辺整理をし、都心から姿を消した紺野を見つけ出したライバルの飾沢は空港に迎えに行くのですが、紺野の側にはアレンというアメリカ人が付き添っていて、紺野の恋人だと告げられます。
紺野視点で語られているのですが、冒頭か…

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天使と悪魔の一週間 小説

高遠琉加  麻々原絵里依 

スピンオフ熱望

麻々原先生挿絵狙いで購入。3Pかと思ったら違いました。
コメディ路線かと思ったらそれも違いました。
いい意味でとっても裏切られ「ええ話や!!!!」と思ったお話、雑誌に掲載された本編220P弱+その続き90P弱+あとがき。本編の最後の一文と後編がすごくすごくすごく好きだったので神にしました。
先生曰く「当社比、ライトです!」とのことです(笑)

交差点でスピードを落とさず突っ込んでくる自転…

7

色悪作家と校正者の不貞 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

やり取りの妙

色んな要素がぎゅぎゅっと詰まっていててんこ盛りで読み応えありな作品です。
二人のやり取りがとても軽妙で、楽しく読了しました。

漫画やドラマ化されて校正者という仕事に馴染みがある方は、結構イメージしやすいかと!
お仕事モノとしても楽しめます。

小説家と校正者ということもあり、この作品には色々な作品や豆知識的なのも出てきます。
「それが楽しめるか、知ってる作品があるか、なくてもその作…

1

天使と悪魔の一週間 小説

高遠琉加  麻々原絵里依 

本の最後にまさかの号泣

「やっぱり高遠さんがだいすきだーっ」と叫びたくなる様なお話でした。

詳しい内容はポッチ様が大変綺麗に紹介されておりますので、私は遠慮します(このレビュー、伏せておくべき所は明かさないまま、過不足なく物語の運びを紹介していて素晴らしいと思うのです)。私はこのお話を読んだ『興奮』についてだけ書かせていただきますね。

今年出版された高遠さんの本を2冊読んで「あれ?ちょっと雰囲気、変わりました…

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天使と悪魔の一週間 小説

高遠琉加  麻々原絵里依 

コミカルとシリアスのバランスが絶妙

作家買い。





主人公は大学生の史彦。
ある日、彼は大学で同じゼミを受講している同級生の高峰に自転車で轢かれてしまう。もしかして自分は死んでしまうのか…?と思った矢先に、彼の目の前に現れたのは自称天使と悪魔の二人で―?

そんなファンタジー要素満載の出だしと、麻々原さんのポップで可愛らしい表紙。

高遠さんはシリアスな作品も書かれますが、この作品はコミカル寄りの作品かと…

15

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

星みたいに綺麗な作品

相手との出会いは、ネットの掲示板から。
ガツガツタイプではなく、淡々としていて、天体観測の趣味が同じ。自分の悩みをきいて貰ったりしていた高校3年の文人。
本当につらいことが起き、「死にたい」とメールをしたら、急いで駆けつけてくれ。。。

男女で有り得る話し。でも、同性だからより難しくなるし、行き詰まってしまう。
この先、どうにもならないのでは?と途中思いました。
だからか、初めて顔を合…

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