麻々原絵里依さんのレビュー一覧

色悪作家と校正者の多情 コミコミ特典SS小冊子 色悪作家と校正者の小林多喜二 グッズ

それぞれの語らい

本品は『色悪作家と校正者の多情』のコミコミオリジナル特典小冊子です。

本編後、雛祭りの日のお話です。

雛祭りの日、西荻窪の鳥八にて。

カウンターの奥に座った塔野は左隣の東堂の粋な着物姿にうっとりと見惚
れていました。東堂が久しぶりに受けたインタビューで用意されたのは
いかにもなこの衣装でしたが、存外気に入り、塔野に見せたくて来て帰っ
て来たというのです。

明治大正の文…

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色悪作家と校正者の多情 ご購入特典書き下ろしペーパー 色悪作家と校正者の山椒大夫 グッズ

難解な通訳と言う役処

本品は『色悪作家と校正者の多情』のフェア書店限定特典ペーパーです。

本編続編後、篠田が塔野の依頼で東堂と対するお話です。

篠田は帰宅時に塔野に頼まれて東堂と待ち合わせている鳥八に同行する
ことになります。

本当なら面倒でしかない塔野の頼み事はお断りしたかったのですが、
先日塔野が東堂にお膳立てしてもらった歌舞伎を楽しめなかった事の
補足をしたいけれど1人では厳しいという「命…

1

色悪作家と校正者の多情 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

突き刺さったままの恋の残骸の正体とは

本シリーズは人気小説家と彼の時代小説の校正担当者のお話です。

攻様の理想の女性像に端を発して過去の恋人の登場による一悶着と
騒動を経た攻様が受様と恋人らしいデートを計画する短編を収録。

攻様は出版不況と言われる中で時代小説でミリオンセラーを飛ばす人気
小説家です。 しかし、その性格には難ありで、久しぶりに受けたインタ
ビューで好きな女性のタイプで大炎上を起こしていました。

3

僕のハートを召し上がれ 小説

杉原朱紀  麻々原絵里依 

職業物

あらすじは他の方が書いてくださっているので割愛。
和海のパン作りに対する姿勢が真摯で、好感が持てました。
また西城と和海が初めて出会った時の話などもあり、西城と和海が相手を意識するまでの描写などとても丁寧で楽しめました。
周りの人物もいい人達ばかりで、特に同僚の紗々也は性格がサバサバしていてプライドを持って仕事をしているところがとても良かったです。
個人的には彼が一番好きなキャラでした。

1

天使と悪魔の一週間 小説

高遠琉加  麻々原絵里依 

隣の芝生は、青いのか、それとも……

不幸体質の主人公・七塚が事故にあってしまい、一週間という期間限定で、恋敵だと思い込んでる高峰を借りて高峰になりきって過ごしてみることになるというお話。
頭も顔も平凡で、いつも貧乏くじばかり引いてきたの七塚に対し、高峰はイケメンで成績優秀で金持ちで、おまけに片思いをしている篠と幼馴染で同居中。

リア充なイケメン様としてさぞや楽しく暮らしているかと思いきや、高峰の体を借りて過ごすうちに、実はか…

3

僕のハートを召し上がれ 小説

杉原朱紀  麻々原絵里依 

ちょっと引っ掛かる部分はあるのですが、全体的には好みでした

しっとり読ませてくれる作風が好みで、作家買いしています。
今回は、祖父のブーランジェリーを継ごうとする主人公と、そんな彼を自分なりの方法で支えようとする攻め。
しかし、とある誤解から主人公は攻めに反発し・・・。
と、いったお話になります。

これ、私の感覚がズレてる気もしますが、ややシリアス寄りな気がします。
と言うより、主人公が悩み、迷う様が丁寧に綴られる為、どちらかと言うと重い雰囲…

7

色悪作家と校正者の多情 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

好きな作品だが大吾好きとしてはキツイ1作

今回は大吾の過去の恋愛が絡んだお話。
過去の大吾の相手像が今までと違ってはっきりと存在を感じてしまい正祐はもやもやとした気持ちを抱えてしまい…

率直に、私は大吾さんが好きなのですが今回はお馬鹿な小学生に成り下がってしまったように感じて、大吾さんの方が好きな私にはかなり読んでてキツかったです。
確かに彼は傍若無人ではありましたが愚かな人間だとは思っていなかったのですが…。
今回は女性達に…

3

色悪作家と校正者の多情 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

シリーズ4作目

大好きな「色悪作家と校正者」シリーズ4作目。これは単品で読むのは勿体ないと思いますので、よろしければ1作目からどうぞ。キャラ達がすごく好きですが、森鴎外とか幸田露伴などの各種文学談義部分はちょっと苦手(先生すいません・・・)なので萌2にしました。今回は攻めの元カノや受け母やら評論家等が攻めをコテンパンにやっつけていて、少し攻めが可哀想に思えたお話、「雑誌掲載された本編150Pほど+その続き60P超…

6

恋人は、一人のはずですが。 小説

楠田雅紀  麻々原絵里依 

自己中に思えた

すごく良かったんです。
マサトの気持ちを考えるととてもせつなかった。優が残ってマサトが消えたら悲しいって思いながらハラハラしてたんです。
でも途中から東護が余りにもマサト、マサトになってしまって違和感を感じてしまったんです。
あまりにも自己中だと思ってしまったんです。
そして2人の生活に満足してしまい、優が戻って来てるのかをフォローもしないで、他社編集者の電話で知るってどういう事だって、一…

2

「ラプンツェル王子の通い妻」電子限定SS グッズ

健気すぎる

克己視点のお話でした。
これを読んでしまっただけに昭良をあまり好きになれなかったのかもしれません。

余りにも不器用な克己なんですが、あれだけ付き合ってて昭良には分からなかったのかなぁと。

甘えて当たり前になってしまっていたと克己は反省していましたが、本編でも謝っていたと思います。
それをどこまで受けとめられたかは昭良の問題だったと思うんです。

実際に浮気を繰り返してたり、酷い…

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