麻々原絵里依さんのレビュー一覧

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

ザマァ…?

個人的にそんなに「攻めザマァ」感を覚えませんでした。確かに哀れっぽい感じの話なんですが、この攻めをザマァと笑うにはなんかちょっと躊躇われてしまって…。

あらすじと「ラプンツェル王子」というふざけたタイトルからして、読む人を地味に選ぶお話だと思います。
32歳の大の大人を捕まえて「ラプンツェル王子」ですからね。嫌な予感がした方は覚悟した方が良いです。

攻めは一言で「子供」です。
良く…

8

王を統べる運命の子② 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

まさかそうくるとは

何故か2巻で終わると思いこんでいたので、終わらず、めっちゃびっくり!そしてめっちゃツライ!ふらふら揺れるリオの幼い心情にこっちも引っ張りまわされ、最後はトドメを刺され、超辛かったので神にはできないです、ごめんなさい。本編420P弱+あとがき。3巻はいったいいつ出るのだ。超超超どシリアスが平気でファンタジー好きな方でしたら。

七使徒の選定が終わり、「王の鞘」として王宮に入ったリオ。王に拝謁した…

5

王を統べる運命の子② 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

3巻が待ちきれない

夢中で読みました。
リオの正体もユリヤとユリウスの正体も想像した通りだったけど、最後までページをめくる手が止まりませんでした。

ユリヤがリオを本当は愛しているのが読者には伝わるのに、リオには伝わっていないのがもどかしかったです。

思うに魔女の2番目の子である王子をユリヤが愛していたのは確かだとは思うのですが、可哀想で不憫だと気に掛けて愛情を注いでたのだと思いました。
だから本当の意…

5

王を統べる運命の子② 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

ネタバレ非推奨。まっさらな気持ちで読めるのは人生で一度きりだから。

いつものBLならネタバレするのも、されるのもさほど気にしない性質ですが、
この作品に関しては完全にネタバレアウト!!

というのも、このお話って
・攻が誰かはっきりしていない
・主人公リオの過去も実力もはっきりしていない
・ハピエンの保証もない
「あえて空欄だらけ」という特徴があるんです。

この謎を埋めたい!知らないことを知りたい!という好奇心が分厚いページをめくる原動力になる…

9

年下アルファの過剰な愛情 小説

安曇ひかる  麻々原絵里依 

ぶっとび

安曇先生&麻々原先生なのでマストバイ。ぶっとび宇宙人系発想をする一途な大型犬が面白かったので萌2よりの萌にしました。受けが男前よりなのもサブキャラも良かったです。本編280Pほど+あとがき。

今から5年前に東京郊外の商店街で小さな甘味処を始めた深月(みづき)。こよなく愛する餡子と共に、日々穏やかに暮らしていましたが、ある日大量の薔薇とともにランボルギーニに乗ってプロテニスプレイヤーの天久保が…

4

王を統べる運命の子② 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

息つく暇もないくらい怒濤の展開に涙。

謎がどんどん明らかになる怒濤の展開。
2人の気持ちや他者の思惑も絡みあってすごく面白いです!
そして新たな事実がとにかく切なくて…(;ω;)

てっきり2巻でまとまるのかと思い込んでたので
まさかの展開に「嘘でしょ…嘘だと言って…」と号泣しながら
ページ捲った瞬間に目に入った【あとがき】の文字にしばし呆然。
頭真っ白で涙も引っ込んだ…。

確認したら【3巻】の文字が見えて心底安心…

13

王を統べる運命の子② 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

壮大すぎる怒涛の展開に頭パニック!

何てところで終わるんだ。゚(゚´Д`゚)゚。
2巻は捲し立てるような怒涛の展開に目が回りそうでした。
次から次へと湧き起こる疑問と解決していく疑問ーー
物語の核心に触れる展開にハラハラし、ラストは涙です……

ーーネタバレしますのでご注意下さい。

王の鞘に選ばれたリオが王と謁見する機会が訪れ、
ドキドキのリオでしたが、王であるルスト・フロシフランは、何とあのユリヤ・ルジでした!

26

王を統べる運命の子② 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

怒涛の展開ですよ!何てこった、パンナコッタ~!Σ( ̄□ ̄;)

「王を統べる運命の子」第二巻で、王宮編になります。
まだ完結してないですよ!

実は前巻ですが、それなりに切ないものの、主人公は想いを寄せる相手と結ばれと、(樋口先生にしては)優しい展開だったんですよね。
が、今回はめちゃくちゃ切ない。
こう、あまりに痛い上に切なすぎる・・・!
えーと、ラストでリオの失われた記憶、そして「王の呪い」の真実が明かされます。

いや、伏線はキッチリ張っ…

18

年下アルファの過剰な愛情 小説

安曇ひかる  麻々原絵里依 

思っていたより受けの過去がキツかった

うーん、タイトル通りです!
〝溺愛〟ではなく、〝過剰な愛情〟というタイトルがぴったりで、上手いことつけたなーと、納得^^
高校の先輩後輩の再会ラブです♡

結論から言ってしまえば攻めの年下α・天久保と、
Ωである深月は『運命の番』です。
深月は高校時代の初めてのヒートでαにレイプされ、
番にされてしまった……という悲惨な過去があります。
私は全く非のないΩのこういった展開が本当に苦…

8

年下アルファの過剰な愛情 小説

安曇ひかる  麻々原絵里依 

一途な攻め

実は高校時代ではなくて小学生の頃に受けに出会っていた攻めが、ずっと追いかけてきたという一途なお話でした。

作中で宇宙人とか思考が斜め上を行っているように表現されていましたが、攻めの行動はずっと一貫していました。

受けが運命の番だと気が付き目覚める時まで待っていましたが、オメガとして目覚めた日に近隣の学生によって受けがレイプされる不幸な事件があります。

婚約者のお金で高校に通ってい…

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