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宮緒葵 麻々原絵里依
ちろこ
ネタバレ
文庫本にしてはボリューミーな一冊。作り込まれたストーリーなだけある分厚さです。壮大な世界観にハラハラドキドキ……最高に面白かったです(=´∀`)人(´∀`=) 錬金術で錬成されたド執着腹黒ホムンクルスの独占欲やねちっこさ、敵に回すと怖ぇ〜よなところがニヤニヤ満載でした。 主人のフレイに盲信するホムンクルス・ルベドの愛し方にご注目。フレイ教信者かよって思うくらい、フレイに傾倒しフレイを愛し倒…
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分厚いですね!! 前半は2人の純粋な愛情、後半はルベドの愛憎から蓄積され生まれたありとあらゆる感情とそこから導き出された檻? はぁ〜、ハラハラしっぱなしの一気読みでした。表紙を見て、え?子供?と思いましたが作中でちゃんと年を重ねています。 フレイがルベドを創り出すところ、泣きながらずっと僕の傍にいて!と叫ぶところ。ルベドがこの子を!と望むところ、胸が張り裂けそうでした。 前半は…
佐倉温 麻々原絵里依
くしにゃん
付喪神を見ることができる穂高と幼馴染の全のファンタジー要素強めなミステリーBLです。 全は事あるごとに穂高を好きだとアピールしますが、穂高が全の気持ちに答えないので、もどかしかったです。 やっと進展するかというところで虎王を始め色々な邪魔が入り大変ヤキモキさせられました。 アンティークチェアの謎については最後の犯行があまりにもお粗末だったので、犯人が逮捕されたとはいえ殺された人達が浮…
伊勢原ささら 麻々原絵里依
風変わりなACアダプタ
伊勢原先生の作品は初めて読みました。 花術師って面白い設定だなと思い軽い気持ちで購入したのですが、主人公の頑張留守型とひたむきさに涙が止まりませんでした……!!! 日々のストレスでささくれだった気持ちが、すうっとおさまって温かくなりました。花術師は物語の中の人たちだけでなく、読み手まで癒してくれるんだなと感動です。 物語前半の、村長の息子マクシムとのできごとだけでも涙が止まらず、充分…
小林典雅 麻々原絵里依
さうりん
現代日本の警察官のもとに、おとぎ話に出てくるままの王子様が突然現れた! そんなふたりが恋に落ちるまで、のお話です。 王子様がとつぜん自宅の湯船に浸かっているのですから、そりゃもうびっくり、不審者も不審者です。 岳は警察官ということもあり、あらゆる方面から彼を聴取します。コスプレ?重度の病気?記憶喪失?でもその発想に、なんというか悪意はなくて、なんとかしたい、という思いが感じられるとこ…
菅野彰 麻々原絵里依
あーちゃん2016
シリーズ買い。こんな風にきちんと終わった感のあるのは良いですね。めでたい。凄く面白いシリーズなのですが、文学作品があれこれ出てくるので、文学少女な方か、「分からないものは分からないとして置いておける方」限定でおススメです。雑誌掲載分300Pほど+書き下ろし40Pほど+あとがき。 白海老とソラマメのかき揚げを、百田さんのお店で一緒に食べるのが3回目となった7月、正祐は大吾に「結婚しませんか」と…
はるのさくら
本編終了後のお話。 王子とその伴侶として正式にお披露目されたエリオとリュカ。 2人して顔見せがてら各地の村々を巡り花畑を視察するのだけど、どこでも大歓迎。 不吉な黒の魔術師ではなく、癒しの天才花魔術師と呼ばれるようになったリュカに、よかったねぇ( ᵕ̩̩ ᵕ ) 最後にいろいろな思い出のある、エリオと再会した村へと到着する。 本当の身分を隠していた事で、仰々しい歓迎をされる、なんて意…
花を咲かせる魔術師だなんて、素敵ですね。 伊勢原先生の、それこそ読者の私達に幸せと癒しを、という気持ちが伝わりましたよ(*^^*) 受様は、花術師のリュカ。 真っ黒な髪と瞳の持ち主で、不吉な黒の魔術師だと忌避されてきた。 リュカに対して冷たい村人の為に、人知れず肥料をまいてあげたりとか、どんだけ健気でいい子なの~ そんなリュカの前に、幼い頃一緒に花術の練習をしてくれた幼なじみ…
kurinn
SSの好きなところは文字数が限られているので、私の苦手な主人公CPの文学談議が入らないところなんです。それでも小粋さを失わないところが菅野彰先生の良さだと思いました。 本編の中では私たちと同じように禍に見舞われて、結婚の祝いの席も新居への引っ越しも大変だったと書かれていました。 こちらのお話は2人が手に入れた新居での日々の暮らしのお話でした。なんとタイトルにある通りに仔猫を飼い始めてい…
コミコミさんの予約欄を見たときに「ああ新刊出るんだ買わなきゃ」くらいにしか思ってなかったんですが、まさかの完結だとは知らなくてどんな結末になるのかと戦々恐々しながら読み進めました。 そして何度もレビューに書いて来ましたが、菅野彰先生の文章って苦手なんです。特に「色悪作家と校正者」がダメなんですよ。大吾と正祐の文学談義を読んでるだけで、反発心が湧き上がって集中出来ないんです。作家と校正者がメイ…