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楠田雅紀 麻々原絵里依
甘食
ネタバレ
BLとしては珍しい題材でとても興味深く読ませて頂きました。「警察学校24時」どこかで聞いたような(笑)警察BL大好きな私としてはワクワク感しかありません。麻々原さんの描くカッコいい制服姿の2人の表紙も眼福でした。 警察学校では教室の事を教場というとか学生ではなくてもう巡査という階級であり警察手帳も持っていて学校というより訓練所的な場所だそうです。勉強になりました。少し前にTVドラマでもありま…
あーちゃん2016
麻々原先生だったのでマストバイ。爽やかキラキラ表紙ですが、警察学校舞台の事件ものでした。恋話方面はさておき、事件の方が気になって読み止められなかったので萌にしました。本編320P弱+あとがき。 神奈川県警警察学校へ入学した朝陽。受付で後ろに並んだのは小学校時代にかつての友達、天羽。小学校時代のある事件がきっかけで非常に気まずかったのですが、仲直りするべく「あの頃はごめん」と謝ってみたものの・…
kurinn
楠田雅紀先生の作品は「海辺のリゾートで殺人を」が大好きなんですが、こちらの作品も最後まで甘さが少ない点では同系統のお話だと思いました。 朝陽と尊は小学校の同級生なんですが、とにかく警察学校で再開してからが尊の態度が硬くて取り付く島がありません。 それは小学校六年生の時に起きた、朝陽の親友が遠足で訪れた高原のキャンプ場で失踪した事件に端を発してるんです。 二人が警察官を目指したのが…
中原一也 麻々原絵里依
フランク
いやぁ……言葉が出ないですね。 涙と鼻水がひたすら出て、明日は腫れぼったい瞼確定です。 不老不死の男・司波と出会い、「死にたい」と願う司波の願いを叶えてやろうと思う矢代。 死ぬ方法を一緒になって探しているうちに、「死なせてやりたい」と思っていたはずなのに、「死んで欲しくない」と思うようになる。 心が変化していく過程が丁寧に描かれていて、なかなかだなぁ〜なんて思ってたけど、いやはやラスト…
凪良ゆう 麻々原絵里依
ももよたん
あー、良かった…。 2人は一緒に生きられない運命なのかと、胸が張り裂けそうでした。 好きな気持ちに蓋をしても、それまでのささやかな思い出や気持ちが積み重なって、溜まって重みをどんどん増して、動けなくなってしまう。 そんな文人の気持ちが分かりすぎて胸が激痛でした。 なし崩し的に他の人と付き合おうと思っても、折に触れ思い出すのは心の奥に秘めた人の事なんていうのも悲恋あるあるで切なかったです…
小中大豆 麻々原絵里依
作者さんの作品を初めて読みましたが、大変面白かったです。 ラプンツェルなんていう言葉がタイトルにあるのでファンタジーかと思ってたんですが、そうじゃありません。 主人公の2人に対して、怒ったり一緒に悲しくなったり憐れんだり嬉しくなったりと、感情が忙しくなった作品でした。 前半は本当に克己の気持ちがハッキリしないので、昭良の一方通行な献身がもどかしかったですし、それでも2人が別れてしまった時…
ate
蓋をしても溢れる想いがじわじわじわじわ蓄積されて 切なくて温かくて痛くて心持ってかれた… 新開のくれたものを大切に支えにしてる文人がいじらしく、新開が真摯なだけに酷で。 平穏な日常の「心の中は嵐」も行動力もすごい。 最初はメールのやり取りだけで、 "不思議とあたたかい気持ちになる。 文章のリズムが合うのかもしれない" というのも波長が合うということで、それ…
165
中原先生デビュー20周年おめでとうございます。 先生の描きたいものを描き続けて下さい。いつも楽しみにしています。 タイトルからはロマンチックなイメージを、裏表紙のあらすじからはヘンテコもの?イメージを持ちましたが、とんでもない!社会派と言いますか生き続けるとは、問い続けるお話だったと思います。 これはぜひネタバレを見ないで読んでほしい。 司波が150年の人生、死ぬ方法を探し続け…
ナツ之えだまめ 麻々原絵里依
ゆのまゆ
近未来の話?人間を遺伝子レベルでランク付け。中央と郊外の違い。 中央ではその人に適した住む場所があるとか、いろいろすごいなーと設定の素晴らしさにびっくり。近未来、確かにこうなる可能性もあるかも。 1人の人を愛する事に否定的な社長がアリサと郊外での暮らしをするうちにどんどん変化していく様が見ていて気持ちいいくらい。 Sクラスだしね、成長や学習能力も高いんだろうけど、良い方向に変化するのは見…
碧雲
中原一也先生デビュー20周年、 「小説を書く勉強をしている最中」という中原先生が、節目に書いた「泣けるBL」。 お勉強中なら、来年の作品はもっと面白いものが公開されそう、期待。 同じテーマ、愛を問う「拝啓、百年先の世界のあなたへ」と併せて読むことをお勧めしたいです。 不死の男の願いをかなえる物語 後半に向け徐々に深まる恋の成就と別れの予感。 著者曰く 「プロットの段階か…