麻々原絵里依さんのレビュー一覧

元カレが教育係だったんですが 小説

海野幸  麻々原絵里依 

No Title

海野先生のお話って社会人としても勉強になることが多くて、立場が変わると見えるものも変わるって本当にそうだよなぁと。

初めての恋人と職場で再会してしかも指導役だなんて動揺しますよね。でも直人が体育会系ってところも新鮮で面白かった!思考がポジティブ(悩むこともあるけど)基本的に先輩後輩きっちりしてるから接し方に悩むのもあるんだろうな。

正臣さんが臆病な感じも良かった。あんな経験があれば臆病…

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元カレが教育係だったんですが 小説

海野幸  麻々原絵里依 

両視点でとても読みやすい

社会人1年生、営業職として入社した直人はかつてつきあっていた正臣と新職場で再会する、しかも自分に仕事を教えてくれる新人教育担当だった、というお話。
タイトル通りですね。本書は、「元カレが教育係だったんですが」(表題作、雑誌掲載作)と、「インターンが曲者すぎるんですが」(書き下ろし)の2本立て。分量的にはだいたい半分半分です。
表題作が150~160ページくらい、2本目が180ページくらいなので…

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元カレが教育係だったんですが 小説

海野幸  麻々原絵里依 

ガチ恋製造機

先生買い。海野先生の何が好きってあっちこっちに散らばる個人的に猛烈にぶっ刺さる各種文章。思わずページを繰る手を止めて一呼吸置いてしまう言葉があるのです。だから止められないですねえ・・今回も現代日本リーマン恋話。うちの会社にこんなんいて、同じ島に座ってたりしたら、会社行くのが楽しくってしょうがないーーーーっなお話です。本編160P弱+同じカプで違うエピソード180P+あとがき。

サッカー部でキ…

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元カレが教育係だったんですが 小説

海野幸  麻々原絵里依 

両視点のうまみ

文庫ではやや厚めの約340P超があっという間でした。
どんな題材でもするすると読ませてくれる構成の上手さと、文章力の高さが光る作家さんだなあと思います。

海野先生のお仕事ものって、仕事内容にはリアリティがありつつ、その中にBL要素がストンときれいに収まっていてバランスがとても良いんですよね。
そのお仕事内容も決して説明くさくはなく、読んでいるうちに自然となるほどなあと頭に入ってくる親切さ…

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元カレが教育係だったんですが 小説

海野幸  麻々原絵里依 

思い込みという誤解が招くすれ違い

今回は先輩社員と新入社員のお話です。

受様が配属時で元カレの攻様と再会する本編と
インターン騒動の顛末を描く後日談を収録。

受様は春からプリンターの開発製造から
販売を行う会社に就職します。

新人研修を終えて本社営業部に配属されますが
新人教育係の先輩社員として紹介された
先輩社員は2年以上前に別れた元カレでした♪

受様は高校生の時に恋愛対象が同性と自覚しますが

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元カレが教育係だったんですが 小説

海野幸  麻々原絵里依 

No Title

好きな作家さんの作品なのでよみましたが、この作品も、おもしろいとおもいました。ページ数のおおい作品なので、読みごたえがあるとおもいます。

マッチングアプリで出会った年上彼氏の瀧川正臣に失望し、別れを告げた大学生の鹿島直人でしたが、就職先で、教育係としてあらわれたのが、瀧川だったというストーリーです。

ありえないくらいの偶然だとおもいますが、ストーリーがしっかりしているので、違和感なく、…

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元カレが教育係だったんですが 小説

海野幸  麻々原絵里依 

直人がなんてできた子なの!

なんでもサッカーなら?で解決!?

海野さん、毎回新刊を買ってはなかなか読めず今作はやっと読めました。

前半は直人後半は瀧川視点が多いですね。
前半の二人の最初のお付き合いでの瀧川の塩対応、ひどい!なんでそれなのに付き合ったの?だったのですが。

あらすじにあるように同じ会社に入社して教育係として接してみると…。あ〜あの頃の自分はわかってなかったんだ。社会人って瀧川さんってこんなに…

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元カレが教育係だったんですが 小説

海野幸  麻々原絵里依 

働く男たちの恋愛と仕事の取扱説明書

海野幸先生のお仕事BLは絶品!
あまりの読み応えと面白さに完全平伏です。サイッッッコウに最高でした!

別れた元恋人と同じ会社の先輩後輩として再会してしまうドキドキ感に加え、その恋人がまさかの教育係になっちゃうという、まさに運命の展開にワクワクが止まらない萌え設定。すれ違いから別れてしまったものの、本心から嫌いになったわけじゃなく、まだ未練がお互いともに残っているからこその再会劇にはフォッフ…

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元カレが教育係だったんですが 小説

海野幸  麻々原絵里依 

再会、歳の差、すれ違いに両片思い...好きなものが全部全部ここに詰まっている

あああー!涙目でつくねを頬張る受けを
思わずなんとかして慰めたくなる攻めの気持ちに、大共感...!
最っ高に胸熱で痺れる、海野先生のお仕事ものでした。

この興奮冷めやらぬうちに、先生への感謝と感じたことを
記しておきたいと思います

まず、麻々原絵里依先生のイラストが素敵すぎます。

メガネにスーツで「リア恋製造機」の攻め・正臣の落ちついた魅力。
表紙も素敵なんですが、書き下…

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もしも裸で泳げたら 小説

ライリー・ハート  麻々原絵里依  冬斗亜紀 

読みやすい

ライリー・ハート先生の『ボーイフレンドをきわめてみれば』が面白かったので、こちらも読んでみました。正直だいぶ雰囲気が違いました。少なくとも私が求めてるものではなかった。短編なので致し方ないですが、だいぶ軽いお話しです。モノクロームロマンス文庫に自分は重さを求めがちなので…

それはさておき作品は読みやすいし(30分そこそこで読めてしまうほどに)、余計な不幸やいさかいもないので、主役の属性が好み…

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