本仁戻さんのレビュー一覧

スタンレー・ホークの事件簿(3) 二重自我 小説

山藍紫姫子  本仁戻 

最高に好き過ぎる!

何なんですか?!
めちゃくちゃ面白かった!
映画羊たちの沈黙、清水玲子の秘密辺りが好きな人絶対好きでしょ?こんなの。

頭おかしい犯罪者がとうとう出てきましたよ。

スタンレーのセフレ、ミランダが、惨殺された。容疑にかけられたスタンレー、自分が殺したかもしれないというアリスターもう先が気になって気になって!

変態自己愛者の犯人に監禁されちゃったアリスター、さらにジンまで!

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スタンレー・ホークの事件簿(2) 葛藤 小説

山藍紫姫子  本仁戻 

こーゆーの好きです!

前作でキャラクターの関係性掴んだから
スルスル読めた。
とっても面白かったです。
連続殺人事件の囮捜査協力をアリスターに依頼するスタンレー。渋々のOK。囮捜査って事は、犯人に狙われるリスキーな立場。今回、頼りになるジンは家庭の事情で日本に帰国しちゃってて不在。スタンレーしかいないのよ。
アリスター、犯人グループにロックオンされて、どうすんの?どうなるのー?って気なって読むスピード上がりまし…

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スタンレー・ホークの事件簿(1) 仮面 小説

山藍紫姫子  本仁戻 

理解出来てないとこあるけどおもしろい

ディープな作品好きとしては読んでおきたい作家として頭の片隅にある、山藍先生。

こちら、ちょっとオカルトチックなところがあり、この一冊だけではまだよくわからないところも。
ミステリアスで美人な上司ロスフィールド、不良刑事スタンレー、日系精神科医ジンの三角関係と殺人事件。
ロスフィールドのイタコ体質で事件を解決するんだけど、昂った熱を性行為で解消する。ロスフィールドのパートナーのジンがスタン…

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グラン・ギニョール コミック

本仁戻 

耽美で、暗く、重い。

耽美な絵柄。「これ、好きなやつだ!」と2,3ページ見て直感しました。予感を裏切らない、しつこく、重く、耽美な設定・出来事もりだくさんの展開でした。
好きな人にはぐっさり刺さる。苦手な人は苦手。
自分のツボにはまるはず、なのに、物足りなさを感じました。①全部描き切られていないので、物語の全貌が分からなくて、評価しにくいから。②妻や使用人など周辺人物の言動が二人の障害としては型通りすぎて、引いてし…

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夏休み 小説

夜光花  本仁戻 

多分バッドエンド

電子での短編小説。(データには反映されてないけど、私はRenta!さんで購入)
作者はアノ「夜光花」先生!
短い中での、どエロに変化していく展開の巧みさはさすが。

内容は、ガチ兄弟の陵辱もの。
しかも3P。
エグい。

主人公は3兄弟の真ん中、悠斗。高校2年生。
8才年上の兄の琢磨は社会人、弟の隼人は一つ下。
小さい時に喘息があって、1人だけ中学まで沖縄の祖母の元で育った…と…

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探偵青猫(6)(表題作 「ネペンテスの袋 序章・其の壱~其の参」) コミック

本仁戻 

やっぱり最後は硝子蝙蝠が持っていくのね

 成長した虎人と洵と青猫の複雑な関係もまたいいですね。3人とも後の2人を愛していて、単純な嫉妬で片付けられないところがややこしいけれど、この3人らしくて好きです。この3人は情が深いから、今後も3人で上手くやれると思います。後半の硝子蝙蝠と女賊ネペンテスと青猫の対決は、濃厚な腐臭が漂うような物語でした。こちらも蝙蝠と女賊の関係、蝙蝠と青猫の関係が鍵となっており、前半とは異なる大人の三角関係です。永遠…

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探偵青猫(5) コミック

本仁戻 

早乙女の過去を知れば知るほど虜に

 早乙女と青猫父である恵太郎の物語が読めて感激でした。恵太郎は想像通りの人でしたね。恭二郎の過去編でもちらっと出てきましたが、妻子への愛情が深く、常に物腰穏やかで、尚且つ早乙女を翻弄する天性の魔性を孕んでいる。もっと恭二郎と似ているのかなと思っていましたが、性格的にはやはり恵太郎の方が数枚上手そうですね。そんな魅力的な彼が今はもういないことが本当に切ない。老いた彼も見てみたかった。でも、早乙女は彼…

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探偵青猫(4) コミック

本仁戻 

幼少期の青猫は見た目は天使でも中身が(笑)

 また青猫と蜂王子のわちゃわちゃが見れて嬉しかったです。分かっていたけれど、女装がまったく違和感ないほど、蜂王子の顔立ちって整っていたんですね。女装時は完全な淑女でしたが、一肌脱げば誰よりも勇ましく頼りになる刑事に変わる。硝子蝙蝠によって頭上に連れ去られかけた青猫に、迷わずちゃんとキャッチするから飛べと言える勇気と行動力。恐れ入りました。この2人は絡んでも絡まなくてもいいから、これからも末長くお付…

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探偵青猫(3) コミック

本仁戻 

濃さ3割増し

 1、2巻に比べて一気にBL度が上がっていました。まさか虎人と青猫が絡んでくれる日が来ようとは思っていなかったので、嬉しい誤算。成長した虎人と焦れったい駆け引きを繰り広げ(青猫自身は一応最後まで拒みきりたかったのかもしれないけれど)、最後は虎人の腕に抱かれる青猫。やはりここは青猫受けですよね。冷静な性格はそのままに、色気が増した虎人の今後が楽しみです。自分は青猫の親と自負しているくらいですから、彼…

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探偵青猫(2) コミック

本仁戻 

虎人大活躍

 今回も盛りだくさんな内容が詰まった1冊となっていました。洵と虎人のその後、青猫誘拐事件、青猫と虎人との出会い…。全体的にわちゃわちゃした雰囲気はありますが、あくまで青猫を主軸に進んでいくので、相関図はそこまで複雑にはなりません。ただし、どれも男同士の関係性がメインになってはいるけれども、恋愛的な意味での愛の要素は薄めです。読者が好きなように妄想できる余地が残されているとも捉えられるでしょう。私は…

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