北沢きょうさんのレビュー一覧

痴人の愛 コミック

北沢きょう  谷崎潤一郎 

思いの外中途半端

どM攻め そう言ってしまえば簡単なんだが

人間の欲や執着 劣情や痴情に支配欲
そんなものを存分に読ませてくれていると思います


コミカライズってすきなんですよ
文字だけでは捉えられなかったものが視覚からはいってくるので 想像力とぼしいあたしにすれば その魅せ場が瞬時にわかるようで

この作品もコミカライズとは言わなくとも 元があるので期待はしました
ただ時代を現代に その美…

2

人魚姫の真珠 コミック

北沢きょう  華藤えれな 

歌って 走って 日の光あびながら…(ただいま熱唱中)

特異設定を乞うて ご紹介いただいたところから綱渡り

やっぱり 嬉しい楽しい大好きだけより 自分を疎ましく思ったり 影を落としているものの方が読んでいてしっくりくるような…… でも アホな子も好きだし 静かに深く進むお話も

もぉぉぉお 自分で自分の好みがなんなんだか わッかんねぇよ



人魚にまつわる悲しいお話 数あれど 意外に淡々と読ませにくるお話だったのにはビックリです

0

金獅子王と孕む月 小説

西野花  北沢きょう 

けもみみ効果

きょう先生おっかけで購入。西野先生通常運転で、ぐっぽんぐっぽんですが、けもみみ効果かな?攻めを可愛らしく感じたので萌にしました。本編200P弱+後日談20Pほど+あとがき。モブが冒頭出てくるので、ぴっとでも嫌という方はご注意ください。

男性体しかいないイェンネ族の中でも、妊娠できる月人であるラーシャ。子供がなかなか生まれないことが続いたため、繁殖力の強い獣人族の力を借りようということになり、…

2

金獅子王と孕む月 小説

西野花  北沢きょう 

西野作品らしいエロ&甘が堪能できます

作家買い。
西野さんの新刊は男でも孕めるとか(オメガバものではない)、獣人とかが登場するちょいファンタジーもの。序盤に個人的に苦手な設定があって、読み切れるかなあと危惧しつつ読み進めましたが、西野さんらしい安定のエロ&甘がたっぷり詰まった作品でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。







イェンネ族という、男しかいない村がある。
この村には男でも子を成すこ…

5

俺と部長と大人のおもちゃ 小説

小中大豆  北沢きょう 

不器用な2人の純愛

アダルトグッズメーカーで巻き起こるリーマンラブ。コミカルで面白い上に、痛いほどの純愛に心動かされる。
和馬はおバカだけど美男子で素直、直球で新美にぶつかっていく姿は清々しい。九鬼も友情を大事にしつつアプローチする努力は涙ぐましいけど、新美が奇天烈すぎた。新美の奸計に嵌って、互いが気になってく2人、でも新美の存在があって‥。互いに新美をこえる存在になっても、それぞれが相手を思い遣り、想いを押さえ込…

1

獣人王の愛玩オメガ 小説

かわい恋  北沢きょう 

カワイイ

二話、続けて読了
「獣人王の愛玩オメガ」
「獣人王の愛妻オメガ」

人化できない黒豹の獣人が王族。
黒豹の子を生めるのは、オメガの男子で、発情後も瞳の色が変わらない「ロイヤルキトン」だけ。

オメガの子供は、愛玩用として貴族や富裕層が人身売買商人を介して購入される。
主人公のサーシャは、北欧から買われてきたオメガの母から生まれたらしいが、顔を知らない。

発育抑制剤を服用して、…

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神使いの蝶は誓いの聖騎士に祝福を捧ぐ 小説

葵居ゆゆ  北沢きょう 

人間を選んだ神の使い


無口で一途な騎士と異界帰りの祝蝶


孤児院で育った実羽(受け)はずっと「帰りたい、会いたい」思っていました。孤児院にたどり着いた時以前の記憶がないためここではないどこかとしかわかりません。覚えているには「ミウ」という名前だけ。
そんなある日、橋の上から川面を覗いていると、見慣れないものが見え、よく見ようと身を乗り出して落ちてしまいます。気付いたときには知らない世界。
が、実羽を助け…

1

里山ほっこり恋愛日和 ~銀狐とこじらせ花嫁~ 小説

安曇ひかる  北沢きょう 

本末転倒……

初読時は、悪くはないけどなんかレビューにしづらい……と思っているうちに、既読か未読かも忘れてしまった結果の再読。

相変わらず感想がうまくまとまらないので、箇条書きにて。

・妖ハムスターなる饅頭ズがめちゃかわいい。

・俺様かと思いきや、意外と甲斐甲斐しい攻めが良き。

・残念ながらこの作品の受け、紫央とは好みがあわないな……。
少女漫画大好きで、夢見る乙女も真っ青なほどの筋金…

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鬼神様は過保護 ~恋する生贄花嫁~ 小説

松幸かほ  北沢きょう 

タイトル通りの過保護

5歳で鬼である慶月の生贄に選ばれた晴輝。
生贄と言っても親元を離れて慶月と一緒に暮らすだけで幼稚園にも行きます。
朝が弱い晴輝を起こして幼稚園に行く準備をするのは鬼である慶月で
ある意味子育てBLだな…と思いながら読んでいました。

鬼の慶月を見ても一切怖がることがなかった晴輝は
そのまま天真爛漫にすくすくと育っていきます。
生贄と言っても一緒に過ごすことしかしていなくて
ほんとは…

0

夢を生む男 小説

沙野風結子  北沢きょう 

伊織サンがヤバい件

こういう、オカルトちっくな因襲もので、あくまで舞台は現代日本っていうお話、沙野先生独特の世界観ですよね。しっかりと作家様の色がある。でもって濃厚ラブなところがこれまた素晴らしい……好きや〜!

三百年にわたり主従関係を結ぶ九城家と伏見家。伏見家は「夢を生む」特殊な能力を持つ家系で、久城家の庇護を受けるかわりにその能力を提供し、互いの協力によって生き延びてきました。そして現代では両家共に国家レベ…

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