北沢きょうさんのレビュー一覧

嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

現代日本社会BLファンタジー

最高でした!

異世界でもなく歴史物でもなく未来ものでもない異能ものでもない
現代日本を舞台にしたお話しを書き続けてくださる安西先生の存在は本当に貴重で尊いんだと改めて思いますし
そんな作品を求めてる自分を改めて感じました
もしかしてこの二人が机を並べてる隣にいたら?隣のビルにいたら?と思える存在として描いてくださるのは本当に嬉しいものです
ただこんなイケメン私のそばにはいませんが…

9

嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

受け攻めどちらが嫌いなタイプ?

リーマンもの、大好物です。カップリングもよかったなぁ。ということで、わたしは受け攻めどちらも好きでした。

南の職場に新しく配置された向居は、南と同い年でSランクの中途採用。

生え抜きの南が保守的な社風のせいにして見て見ぬふりをしていた慣例を向居は難なく打ち破り、仕事の効率化を実現していきます。

そこそこやる気があるのなら、同僚や連携相手の能力を意識してしまうのは自然なことです。そ…

11

嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

話に引き込まれました

高評価に納得。面白かったです。最初はお仕事BLというより、お仕事トレンディードラマという感じでラブがなく、前半は受けの千裕目線。仕事の内容にも詳しく触れていて、出来る同僚・向居(実はキャリア採用だったので収入も実力もレベル違い)の登場に焦る千裕が、本人が思い上がっていたとはいえ、精神的に色々打ちのめされるのが、ヒリヒリと痛いお話です。

優秀すぎる向居のいる職場から、いじけて逃げ出そうとする千…

11

嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

ジレジレを堪能できました

相手を勝手にライバル認定して最初は嫌いだったのに離れてから好きになる+傷つけた相手を忘れられなくてつい執着してしまう=最高!という話です。

あらすじにある通り甘く切ない大人の恋です。ざっくり二部構成になっていて、後半が特に面白いです。南があるきっかけを境にどんどん男前になっていきます。それがすごくいい。ぐいぐい感情移入させられました。受けの告白シーンも(くっつくって分かっているのに)つい「よ…

9

七日七夜の恋心 小説

久我有加  北沢きょう 

良い場面もあればつまらない場面も

 初めて守博が弥助と関係を持った場面が、筆おろしをしてあげるお姉さん♂感があって素晴らしい。
 弥助の外見は平凡な見た目であまり唆らないが、言動や仕草に加え京都弁なところで存分に色気を放っている。
 落語シーンというか、専門的な場面が多くてちょいちょいすっ飛ばしてた。

 守博に片思いされてた時は、冷たくしたり弥助からする以外は連絡するなと言っていたのに、いざ付き合って守博が人気になり会え…

1

転生ドクターは聖なる御子を孕む 小説

春原いずみ  北沢きょう 

春原先生の書く転生物

春原先生は医療もののイメージが強いので、どんな転生ものを書かれるのか楽しみでした。
現代日本から転生したのは、聖なる番として喚ばれたと同時に、セナが本来の輝きを持って生き直す意味もあったのかな。現代では自分を押し殺していたセナが、自分らしく生きる様子に安心した。
リシャールとは展開の早さにびっくりしたけど、彼と生きる為に共に戦おうとする姿がかっこよかった。
リシャールもセナを得て、王として生…

2

偏愛獅子と、蜜檻のオメガ ~カースト底辺は獣人御曹司に囚われる~ 小説

伽野せり  北沢きょう 

運命の番

表紙の雰囲気と帯の煽りの感じから
もっと手籠め系の話なのかなと読み始めましたが
なんか甘酸っぱいというか、純愛でしたね。
個人的にはもっとガツンガツンしたてんかいをきb・・・(殴

獣人オメガバースでございます。
最近この手の設定が増えてきましたが、
Ωであり人間の受がよりΩとしてのフェロモンが強く
その強いフェロモンを使って、α獣人の忍耐を鍛えるという
なんだ特殊訓練設定が面白…

3

嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

ツンツンからの‥♡

今回もすごく面白かった。大きな挫折もなく順調に人生を歩んできた千裕の、向居に出会ってからの挫折や成長、そして心の動きに揺さぶられました。
後半なんて向居は自分の為に予防線を張ってただけだけど、千裕の気持ちを思うと胸が痛くて痛くて。それでも前を向く千裕がかっこよかったです。すごく好きだったのが向居のターン「勝てない相手」。完璧な向居を可愛く感じました。
あとがきに安西先生の現代BLの考察が少しだ…

15

「嫌いな男」ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

いい関係を築いてた2人ヽ(*^^*)ノ

本編終了後、1年ほどたっているようです。

予定のない休日は、向居の部屋で過ごしている南。
第2の我が家としてすっかり馴染んでいるそうです。

朝、南が起きていくと、準備万端朝食の準備が整っている。
あっ!これはあれね。
"昨日、無理させたから”ってやつだね( ≖ᴗ≖​)

妄想が膨らみますわ~( *´艸`)

南には何一つさせず、座って日向ぼっこでもしといて、なん…

4

嫌いな男 小説

安西リカ  北沢きょう 

嫌いな男が好きな男になる( ˆωˆ )

雑誌掲載時に好きだなぁ、と思っていたので、文庫になるのを楽しみに待ってましたヽ(*^^*)ノ

受け様は、1人しかいない促販で、マイペースに要領よく仕事をしてきた南。
そこへキャリア採用されて同僚となったのが、攻め様である向居。

自分より見た目も能力も上等なのに、ゲイであり、もしかして自分の事が好きなのかも。

優越感を抱く南に、最初こそいけ好かない感もあったのですが。

仕事…

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