宝井理人さんのレビュー一覧

きみが好きだった 小説

凪良ゆう  宝井理人 

初のBL小説デビュー!甘くて苦しくて切ない恋愛物語

凪良ゆうさんのBL小説を初めて読んだ作品✨
文章を読み始めた瞬間から頭の中に情景が浮かび上がってきて世界に入り込んでしまいました。心理描写の比喩表現が、とても分かりやすくてより感情を揺さぶられました!
高校時代は、甘酸っぱい青春ではない…切なくて苦しくて、甘いと思ったら後味が苦い。そんな気持ちがグルグルとした恋模様でした。
それぞれ異なる家庭環境で、まだ大人ではない彼らの抗えないもどかしさと…

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テンカウント 6 コミック

宝井理人 

歪で最高でした

全巻イッキ読みさせてもらいました。

不潔恐怖症を治してあげたいけど城谷さんを汚したい黒瀬くんと汚れるなんて1番嫌なはずなのに黒瀬くんに汚して欲しい城谷さん。それぞれ辛い過去がある2人は歪だけどどこか惹かれ合うのは必然だったようなそんな関係性に見えました。

6巻では黒瀬くんが今まで我慢していたのが爆発するシーンが多かったような気がしてすごく良かったです。キスシーンでも城谷さんから頬にキス…

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テンカウント 5 コミック

宝井理人 

テンカウント5

全巻イッキ読みさせてもらいました。

5巻では黒瀬くんの臨床心理士になるきっかけである過去のシーンが描かれています。自分に興味を示さない両親、不潔恐怖症でありながら自分のそばにいてくれた好きだった人を救えなかったこと。黒瀬くんが背負ってきた過去はすごく辛くて悲しかったです。

初めてした時のシーンでは死ぬほど嫌ならきっと死ぬほど気持ちいいですよと黒瀬くんが城谷さんに言ってるとことか城谷さん…

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テンカウント 4 コミック

宝井理人 

テンカウント4

全巻イッキ読みさせてもらいました。

4巻では城谷さんの不潔恐怖症になったきっかけとなる過去の回想のシーンが多くあり悲しかったです。気持ち悪いのはほんとは自分だと思っているところとか醜い自分がお父さんにバレないようにそして他人にバレないようにと過ごしてきたところとか辛すぎました;;

エレベーターのシーンでは城谷さんがバレないようにしてきた醜いのは自分だということを黒瀬くんの前では溢れ出せ…

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テンカウント 3 コミック

宝井理人 

テンカウント3

全巻イッキ買いさせてもらいました。

3巻ではどんどん2人の距離が縮まってて面白かったです。

城谷さんが黒瀬くんの行動にどきどき期待して勃っちゃうところとか風邪を引いたシーンでの口を開けて舌を出してしまうところとか最高に可愛かったです。

黒瀬くんが城谷さんが触れることを許してくれたり許してくれなかったり生殺しにされることが多く、城谷さんほんとに酷いですよと言ってるシーンは少し切なか…

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テンカウント 2 コミック

宝井理人 

SMのスイッチON

全巻イッキ読みさせてもらいました。

黒瀬くんからの告白をきっかけにSMに目覚めてるように見えて最高でしたჱ̒ ^._.^)

あれだけ洗ってた手に黒瀬くんが触れても舐めてもトロトロになっちゃう城谷さんが最高に良かったのとその反応を見てどんどん攻めちゃう黒瀬くんももっとやれ!!って気持ちでいっぱいでした‪( ᷇࿀ ᷆ )‬

あと1巻を読んだ時も思ったんですが、ドキドキしてる時の城谷…

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テンカウント 1 コミック

宝井理人 

テンカウント1

レビューがすごく良かったので全巻イッキ読みさせてもらいました。
初めて読んだ作者さんでした。

1巻は展開としてはゆるい展開かもしれませんが、硬派かと思いきや不潔恐怖症で人との距離に一線を引いてしまってる城谷さんはいい意味で)弱々しい可愛い部分があったり、冷たい雰囲気を醸し出しているように見えて優しい強引さ(?)がある黒瀬くんには出会って間もない城谷さんに特別優しくする理由があったり…など結…

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セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

ちょいと消化不良

ゆっくり丁寧に進むのはいいんです。
前巻は中だるみなく楽しめたし。

で、肝心の本作。
は?とひっかかる点がいくつも。

まず、紫乃。
いつまで引っぱる。
なぜ聞かない、なぜ説明しない。しかも最後まで。
弓弦を嫉妬させる役割なのはわかるけど、にしてもうやむやなままにしすぎで気になりました。

弓弦が「俺マジ……鈍感じゃん」と冬至にキスした時点で思いが通じ合ったのか、と思ったの…

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セブンデイズ MONDAY→THURSDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

ゆっくり丁寧

宝井先生の初単行本なんですね。

1週間のお話をリアルタイムでは3年かけての連載とは気の長いこと。
(あ、でも1.2巻を3年かけて出版することは今でもあるか)

冗談で始まった交際が曖昧なままだんだん惹かれ合っていく。
時間や気持ちが丁寧に描かれていますね。
説明が少なく絵で見せるところが好きです。

特に、背景を描いた引きのコマがいいですね。
風が吹き、一瞬の心情が風景と共に…

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きみが好きだった 小説

凪良ゆう  宝井理人 

悪くはないけど特に刺さらない

発行当初は珍しく単行本(四六判ソフトカバー)で刊行された本。のちに文庫化。
高校時代の三角関係、それから13年後に再会してからのお話を、それぞれ視点変えで綴られています。

凪良先生らしく描写はとても丁寧で、三人の生い立ちや家庭の事情という裏打ちも含めて、十代ならではの熱暴走気味だったり純粋なだけに残酷だったりする恋愛模様を描き出しています。
大人になって再会してからも、あのときの面影を見…

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