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39/59(合計:585件)
一穂ミチ 穂波ゆきね
snowblack
「街の灯ひとつ」に出てきた、蚕を飼っていた初鹿野の同僚の話。 遺伝子研究をしている築と、義肢を制作している新。 一穂先生の物語を魅力的にしていることの一つに、 この「仕事」というファクターがあると思う。 学生、先生、マスコミ勤務もいれば、商社マンもいる。 呑み屋を営む人もいるし、珍しいところでは、藍染めをしている人やガラス職人、 特殊清掃業(BL界には紀宵という先輩がいるけれど!)…
渡海奈穂 穂波ゆきね
あむり
ネタバレ
面白かったですよ!面白かったのですが、 どうも攻の性格が好きになれず、入り込めませんでした・・・。 受である芦原は、攻の高槻にず~っと片思いしているんですが、 どこが良かったんだい?と聞きたくなる程に、 好きになるところが分かりませんでした。 小説家の芦原は、幼馴染の高槻のことがずっと好き。 でも、高槻は、芦原が小説を書いていることが気に入らないし、 悪態ばかりつかれるし・・・。…
kirara
渡海さん、基本的に好き作家さんなんですが、どうにも合わない作品もあります。その場合、大抵攻のキャラクターがダメ。 この作品は、『萌×2』をつけたくらいですから、決して『合わなかった・つまらなかった』わけではないんです。景(受)もストーリーも(ついでに『立ち位置・当て馬』の四方堂も入れてもいい)、ホントによかったんですよ。大好き。ただひとつ、将悟(攻)だけがどうしてもダメでした。 もう最…
marun
小説家とリーマン、幼なじみでお隣同士で家族同然の二人の不器用すぎる恋のお話。 小説家の受け様は学生の頃に新人賞をとってそのまま小説家になったのですが、 幼なじみでもある攻め様からはいつも小説家なんてやめて真っ当な仕事をしろと 嫌味を言われるんです、そしていつも上から目線で傲慢俺様、最高に口が悪くて 受け様はいつも口では敵わない。 でも、高校生の時からずっとこの最悪に性格が合わない攻め様の…
樋口美沙緒 穂波ゆきね
白玉大福
義兄弟もの、というよりは、家族愛の話でした。 とはいえ、弟への気持ちをずっと押さえ続けていた兄がある日弟を無理やり(無理やり?)とか、弟に謝りながら、罪悪感にかられながら抱くところとか、濡れ場は兄弟モノの美味しいポイントがしっかりあったので、兄弟モノとしての濡れ場は楽しめました。 しかし、話の本筋は兄弟モノの恋愛話ではなく、家族愛の物語で、恋愛モノのときめきとかより、過去の経験や、家族に対…
鹿住槇 穂波ゆきね
hinahina
まるごと一冊全部がひとつのストーリー。 ものすご~く自分勝手な涼司くんと その涼司くんをずーっと好きだった透くんの高校生2人のお話。 読んでいると・・・ 涼司くん、とってもヒドイ奴に見えるんだけど、 でも、遊んでやれ~とかって気持ちで 透に接しているわけじゃないのが解る。 だから、透の気持ちになって切なくて 泣けて来そうになるんだけど・・・でも・・・、 涼司くんが、透…
神奈木智 穂波ゆきね
もこ
そう!そこ!それなのよ(*´□`)<<ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!! 第二巻であります。 前回は正直、事件がメインというか、ツボだかなんだかがメインといいますか あんまり事件とか、搜索とか、探偵とか興味ないのよワシ・・ ってな勢いが8割を占めておりまして 花魁ものなら、もっとこぉ、相手にたいする背徳感とか 他の男に抱かせる(抱かれる)切なさとか描きなさいよ!そこが読みたいのよ! な…
愁堂れな 穂波ゆきね
ピアノが好きで芸大に入る時も必ず受かるなんて自信を持っていて、合格し、いざ 入学して、新入生の一人の演奏に感動し、他人と積極的にかかわる事が少なかった 受け様が、初めて自分から声を掛けて、演奏の素晴らしさを伝えたいと思ったのが 攻め様で、同時に相手も受け様と同じことを考えていて、名前の読みも同じ「はるか」の 二人は急速に仲良くなり、二人で連弾をするほど親しくなるのです。 でも、受け様はそ…
五百香ノエル 穂波ゆきね
五百香ノエルさん、『GENE』にドハマりして、他の作品も読んでみよう、という時になぜか(ホントに、なぜこれを?と当時の自分を問い詰めたい)買ってしまったんです。そう、買って『しまった』んですよ。昔すぎて思い出せないんですが、作家さんとイラストだけで選んだとしか・・・だって、穂波ゆきねさんですよ? あ、もちろんこれだけ買ったわけではありません、当然ですが。 それにしてもパレット文庫って、私は…
凪良ゆう 穂波ゆきね
う~ん、凪良さんの作品は結構読んでいて、確かに上手いし読みやすいとは思うんですが、それ以上のものはないんです。すべて平均以上なのは間違いないと思いますし、『面白い』とか『切ない』とかもまるで感じないわけじゃないんですよ。別にキライじゃないし、結局次々読んではいるんですが、あまり相性はよくないな、というのが正直なところですね。 この作品も、『すれ違い』も『じれったい』のも『普通』なのも、私は…