穂波ゆきねさんのレビュー一覧

同い年の弟 小説

菱沢九月  穂波ゆきね 

親が再婚してできた義兄弟のピュアラブ

この本を本屋で見かけたときにときめきました。
装丁が穂波ゆきねさんでとても素敵なイラストだったからです。
著者の方を存じ上げなくて穂波さんのイラストで購入という、申し訳ない買い方でしたが・・・

素晴らしい物語でした!
神認定させていただきました!
かなりボリュームのある本だったですが、あっというまにひきこまれました。
義兄弟という設定はすごくありがちなのですが、それでも二人の恋を応…

8

芸術家の初恋 小説

遠野春日  穂波ゆきね 

ちょっとドキドキ♡ほんわか静かなお話!

この作品を読んで思ったのが、遠野作品が当たりだと思うときって、どちらかというと、日常に近い普通の静か系なお話の時が多い気が…。
もちろん遠野先生の貴族•御曹司系のお話も好きなんですけど…いっていて矛盾してるような…すいません。

今回は、刑事と芸術家の幼馴染みもの、片や10年以上片思い愛…しかも初恋というから、一途というか、忍耐強いというか健気でした。

受け一筋、年下ワンコな刑事•築山…

2

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

自分だけが知っている幼なじみ

 引っ越しを機にナツメはトキオと友達になります。トキオはいつもひとりで絵を描いていてどこか気むずかしいところのある無口な男の子なのですが、二人は打ち解けていきます。
 ナツメの背中にあるほくろをつなぎ合わせるとできる北斗七星、トキオが虫が大の苦手だということ、トキオの漫画家になりたいという夢、そして二人だけで笑い合った記憶…。全て幼なじみだから作れた経験も、終わってしまう日がやってくるのです。

1

うちの巫女が言うことには 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

『巫女』は弟たち。

う~ん、設定は悪くないと思うし、ストーリー自体はまあそれなりには面白かったんですよ。

ただ、麻績(攻)にも葵(受)にも、あまり魅力は感じませんでした。キャラクターというなら、葵の双子の弟たち(タイトルの『巫女』)の方がよっぽど存在感ありましたね。

正直なところ『BL(ラブストーリー)』としては、いったいどう評価すればというか、評価しようがないと思ってしまいました。
この2人の恋愛そ…

5

ヤバイ気持ち 小説

鹿住槇  穂波ゆきね 

もどかしい

漫画版は去年読みました。
親友の涼司に「お前見てると欲情する」と言われた透。
女の子抱いてても透の顔が浮かんでしまうと。
試させてくれと言う涼司に押し切られるまま抱かれてしまう。
透は涼司が好きだったのでそこまで嫌なわけじゃないけど、涼司の「思ってたのと違う」発言は辛い。
攻めの涼司が無神経で勝手すぎるのがちょっと…でしたが、後半の番外編では透を大事にしてて良かった。
当て馬の先輩が良…

1

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

モヤモヤするかなぁ

凪良さんの作品はキュンキュン切ないので好きですが、今回は微妙。
多くの方がおっしゃってるとおり前半は切ないです。イタい場面もそこそこあるけど攻めが受けを死ぬほど好きになる過程、どれほど好きかを表現するには必要なイタさかなとも思いますし。
ただ後編がちょっとトーンが変わりますね。
死ぬほど好きと言ってたのにあっさり?恋人作っちゃってるし、訪ねてきた受けに冷たいし。忘れたいし忘れようとするし、忘…

12

好きになるのが、怖い。 小説

羽生有輝  穂波ゆきね 

新しい関係

 親族が経営する音楽会社に勤める楓は、会社では常務という肩書きを持っています。彼は、所属アーティストに見境無く手を出して、危うくくびにされそうになりますが、チャリティー活動をすることで、社内での印象を変えようとするのです。

 チャリティー活動先として明和愛児園で神田と出会うのですが、夜もゲイの人が集まる場所で二人は再会してしまうのです。神田の秘密を握って有利になったかに思えた楓ですが、神田は…

3

アイソポスのひそかごと 小説

崎谷はるひ  穂波ゆきね 

中途半端な印象

内容としては重すぎず軽すぎず、さらっと読めます。しかし、ページ数がさらっとしてません(笑)私は電子書籍派なのでわからなかったのですが、読み終わった後に調べたら380ページって書いてありました(笑)どうりでなかなか読み終わらないと思った(^_^;)
んー、でもこれだけ長いんだったらもっといろいろ内容掘り下げられたんじゃないかと思うんですよねー。
なーんか、読み終わった印象が中途半端で。もったいな…

1

うちの巫女、もらってください 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

終わっちゃいましたよ

うちの巫女シリーズ、今回が完結編になるようで、なにやら寂しい感じです。
刑事と禰宜、接点など無いような二人が出会い、恋人同士になり、身内にも理解され
穏やかな幕引きと言う感じでしたね。

主役二人もいい味出しているけれど、葵さんの双子の巫女姿がラブリーな二人も
もしかしたら三角関係ならぬ、四角関係になってしまうかもなんて想像してしまう展開や
先輩刑事の矢吹&警視正蓜島さんのこちらも程よ…

3

ヤバイ気持ち コミック

鹿住槇  穂波ゆきね 

漫画版の方が好き

先に原作の小説の方を読みました。
自分は鹿住槇さんの小説がストーリー文体作風全部大好きで、この作品は原作と漫画版(漫画版の方が先らしいです)両方お気に入りではあるんですけど、どっちを選ぶ?と聞かれたら、今回に限って言えばこの漫画版の方を選ぶかな。

小説版の方は活字ならではの詳しい情景描写や心情描写もあって素敵なのですが、なんというか――キャラの暗部も掘り下げられすぎていて、ちょっとすんなり…

2
PAGE TOP