穂波ゆきねさんのレビュー一覧

恋愛前夜(2) 求愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

ついに訪れたヤコ先生の本気の恋

『恋愛前夜』のスピンオフです。
オネエなのに性格はわりと男前でいながら男運のないヤコ先生は、振られてもカレ氏を取った相手にまで気を使ってしまうくらい優しい人だからきっといい人に巡り会えるはずと信じていました!!

ヤコ先生は、『おやすみなさい、また明日』に出てきた漫画家さんだったんですね。主人公を酷く傷つけて振った挙句事情が変わったからと復縁を言い出した時、めちゃくちゃ頭に来たんですけど、そ…

2

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

『恋愛前夜』な幼馴染が恋愛関係になるまでの成長記録

凪良ゆうさんは好きな作家さんですが、この作品はあらすじを読んだときには惹かれませんでした。
でも、ドラマCDを読んでとってもよかったので原作を読みたくなりました。
ドラマの方は原作に忠実に作られ声優さんたちもイメージ通りだとよくわかりました。

『隣の猫背』の高校時代編では、片思いに焦れているトキオと何も知らずに流される性格のナツメが、片親同士の家庭で育った二人がだんだん友情というには濃い…

5

僕の悪魔-ディアブロ- 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

スズランの毒

幼い頃から不幸な境遇に晒されてきた少年が、マフィアのボスに出逢い、恋に落ちていく。ストーリーは単純ですが、とにかくお話の展開が上手く、読んでいて飽きてしまうということがありません。
登場人物達も悪役を含めてみんな個性があり、実際に存在していそうに描かれています。

何より一見優しく甘い物語に見えるけれど、時折潜む悪意や毒の存在がこの物語に厚みを増してくれています。
ガゼッラ家のファミリーを…

7

公爵は愛妻を攫う 小説

間之あまの  穂波ゆきね 

ほのぼの恋愛。+実は男の子の悩み

「伊勢屋」の楓は
みんなに愛される美少女
でも
女として育てられた「楓」
実は男の子
公爵家跡継ぎの東笙院清雅に
見初められ.....

シンデレラストーリーなのに
まわりの登場人物が
みんな協力的。
脇役がちょっと「いじめ」に走るが
東笙院様が、権力で
ひざまづかせる。

東笙院様は完全無欠の、王子様。
「楓」もいつのまにか
魅かれてる。
ほのぼの恋愛です。

4

灰とラブストーリー 小説

砂原糖子  穂波ゆきね 

受け様が可愛い

受け様は美人で有能な広告会社の社員。攻め様はお医者さん。
ハイスペックなカップルです。
受け様が口が悪くて、攻め様にも「性格が極悪」と評されたりしています。
なのですが、私個人的には受け様が可愛くて仕方ないです。
本当はいい子なのに口の悪さゆえ、無駄に敵を作ってしまったり。
素直になれなくて、本心からそう思ってるわけじゃないのにツーンとしてしまったり。
自己弁護しない潔さとおうか、不器…

6

ヤバイ気持ち コミック

鹿住槇  穂波ゆきね 

ヤバイね十代

これ、コミックと小説とCDがありまして。
全部持ってます。
キャラにはあまりハマらなかったんですが。
ヤバイ十代の心情にハマりました!


美術部の透、水泳部の涼司、陸上部の匡。
キャラクターのまったく違う三人ですが、仲の良い友人同士。
ある日の昼休み、涼司は透に「俺、お前見てるとなんか欲情する」と、とんでもない発言をします。
「なあ、なんでだと思う?」と素朴に問いかける涼司。

1

てのひらの星座 コミック

桜木知沙子  穂波ゆきね 

いとこ同士の上下関係

穂波先生の挿し絵にハマってコミックを買い集めたのは、もう数年前の事。
コミックはほぼ全部持っています。
どこへしまったっけ?
と思っていたら、最近ようやく発掘されました。
そして今、再び読みアサっておりまして。
つくづく好きだなぁと思います。
本ごとに原作者が違うので、お話はバラエティにとんでいますし♪

このお話は、毎年お盆とお正月に遊びに行っていた田舎に住むいとことのお話。

3

灰とラブストーリー 小説

砂原糖子  穂波ゆきね 

憎めない嫌な奴

鹿児島へと行ってみたくなるラブストーリー。
著者様のあとがきでNEO鹿児島とありましたが、桜島がまるで恋のキューピッドのような役割を担ってるところもロマンチックで素敵でした。
左遷され鹿児島へと来ることになった主人公・久我山は、自尊心が高く傲慢な一面もちょいちょい見せてきます。
性格と口の悪さを覗けば、ほぼ完璧な久我山。口の悪さも良く言えば素直なのかな。
序盤で繰り広げられるバスの座席争奪…

5

ヤバイ気持ち コミック

鹿住槇  穂波ゆきね 

思春期の葛藤、二人の答え

この作品は私が初めてBL漫画を読んだ記念すべき作品です!
(本格的にBLにはまるのは数年後ですが)
当時はガラケーで電子書籍として購入し、
もうデータが残ってなかったので、
今更ながら紙媒体で買って再読してみました。

当時を思い返してみると「ヤバイ気持ち」というタイトルからして
何が「ヤバイ気持ち」なんだろう?と興味を持ったと思います。
表紙を見る限り、男と男。
なのに何故か違…

4

灰とラブストーリー 小説

砂原糖子  穂波ゆきね 

素晴らしいタッグ!!!

砂原さんの言葉のチョイスにはいつも楽しませていただいて、
コミカルだけど切なさとかもきっちりあって
テンポは良いしあっという間に読んでしまって勿体ないくらいです!
更に穂波さんのイラストがまた…。
毎度毎度私を骨抜きにしてくれるわけで…!!

この度の主人公・久我山誉は、
大手広告代理店のクリエイティブディレクター。
両親から受け継いだ美貌と、出来る仕事っぷり、
生まれ持っての運…

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