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21/59(合計:585件)
成瀬かの 穂波ゆきね
ふゆき
ネタバレ
どう考えても苦手な設定なのに、どうしてもタイトルを見るたびに読みたくなるので、思いきってKindle版購入。 確かにちょっとばかりダメな部分もあったけれど、とても面白かったのでその辺りはノープレブレム。 実母からはネグレクト、義父からはDVを受けそしてマフィアに売られてしまったかわいそうな里玖。 義父に騙され飛行機に乗せられ気が付いたら異国の大きなお屋敷にいた。 屋敷にいる人たちは…
崎谷はるひ 穂波ゆきね
おのんせ
イタリア男は策略家でした。 甘くなるまでが少し長く感じましたが、甘くなったら流石愛の国の人! 彼がべた惚れなのは最初から読みとれていたのでニヤニヤしながら読みました。 「愛人」という定義がグイードと真次で違っている所で、認識の齟齬が発生している訳ですが、グイードの定義は「愛人」でいいのでしょうか?お父さんは奥さんがいる間にお付き合いしてたから「愛人」カテゴリなのかな。 そこが少し引っか…
倉科るり 穂波ゆきね
こにしそる
すっごく良かったです。 学生がたくさん出てきて、皆それぞれの思いを抱えていて悩んでいて、でもすごくきらきらしています。 主人公の語り口調の文体なので子供っぽく、稚拙とも言えるのですが、だからこそ余計にこの子たちが子供ながらに色々悩んでいて、でも結局自分で自分を幸せにしなきゃね、という言葉がすごく自然と心に入ってきます。 作者さんがあとがきで、幸せな話を書きたかったんだと言っていたとおり、…
可愛くって可愛すぎて恋愛云々の感想を書こうとしても難しいお話でした。 男の子のほうが女の子より大人になるのが遅いって言いますが、BLでたまに中学生のものを読むと実際よりは大人びてる気がします。 これはまさしく、恋と言うものがまだ実体として感じられる前、友情と区別がついていないような頃の等身大の男の子を描いている作品だと思いました。 主人公の平も、君は好きより優位にいる、というふんわりとし…
ゆりちゃん
マフィアものが読みたくなって、応えて姐さんのコーナーを見てたら皆さんがおすすめしてたので読んでみました。 やっぱり健気受け!いいですね! 設定はよくありがちですが、リクがうじうじしてるだけの暗~い子ではないのがよかったです。家族の愛情に飢えてて、マンマや他の面々の優しさを感じて、ここにいたいの、とリクが訴えた場面ではホロリときました。 そのあと好きなクラウディオのため、優しくしてくれたファミ…
ココナッツ
『僕の悪魔 ディアブロ』の続編です。 こちらのシリーズは同人誌の方でも続きが書かれていて、わたしも大好きですが他にも愛している方がいらっしゃるんだなあと実感します。 だってもっと読みたいですもんね! ********************** 受けは日本人で、元々は義父に売られイタリアへやってきたリク、17歳。 そのせいでパスポートすら持たないリクは、現在シチリアで暮らし、前作でク…
遠野春日 穂波ゆきね
渋茶
年下刑事×和装美人の日本画家。 受けの信彦が38歳、攻めの慶介と年の差10歳となっていながらも、年齢不詳の天然おっとり系美人って設定を難なく受け入れて読むことができた。 穂波さんの挿絵効果もあって全然オジサン臭がない上に、計算高さ皆無の真の天然さが可愛いと感じる部分もあった。 慶介が異動で実家に戻ったのを機に淡い気持ちを抱いていた隣家の日本画家、信彦と再会。 頼もしい好青年となった慶介…
菱沢九月 穂波ゆきね
おきた
健気に頑張るワンコ系もいいんですが、年下攻めの醍醐味ってやっぱり年下だけど同年代の子たちより大人っぽくてかっこよくて、受けの抱える色々な問題まで一緒に抱えようとしてくれるような、包容力のある子だと思ってます。 受けを守れる強い大人になりたくて、一生懸命背伸びする。でも、やっぱり自分の思ったようにはいかなくて、年上の受けに甘えるような形になってしまうこともあって歯痒くてやりきれなくなっちゃう。 …
凪良ゆう 穂波ゆきね
すみれ0401
「恋愛前夜」では正直好きになれなかったオネエキャラの当て馬、ヤコ先生。 「恋愛前夜」を読む前からそのスピンオフがあることは分かっていたものの、正直「恋愛前夜」を読んでいる最中は全く興味が湧きませんでした・・・ だって、このヤコ先生のスピンオフなんて・・・。オネエキャラのBLはちょっとなぁ・・・という感じで敬遠していました。 ところが、「恋愛前夜」を読み終えた後に、ヤコ先生に興味、とい…
凪良先生の作品初読です。 話題になっていたものの、なんとなく手を出さないままでいたのですが、幼なじみ物が急に読んでみたくなり手に取りました。 まず、凪良先生の言葉の使い方がとても素敵だな・・・と。 ちょっとした描写やフレーズがとても心にぐっときて、BLというよりも普通の青春恋愛小説を読んでいるような錯覚に陥りました。 そして、物語の展開もひたすら切なくてもどかしくて・・・。なかなか…