穂波ゆきねさんのレビュー一覧

2009全員サービス[小説Chara創刊10周年記念]ココだけCOMICフォーカス!!extra グッズ

懐かしい10作品のちょこっとコミカライズ

小説Chara創刊10周年記念の小冊子。小説の一場面をコミカライズした10作品が載ってます。
このうち「DEAD LOCK」「二重連鎖」は連載されてコミックも出てますし、この小冊子から興味を持って購入した本もあったと思うとなんだか感慨深いものがあります。懐かしい!作品ごとにある「ツボ度チェック」も見事でした。

菱沢九月「年下の彼氏」漫画:穂波ゆきね
文庫114ページから。恋人となった二…

2

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

完璧ではない2人

読み終わった後、「好き……っ!!」と語彙力を失くして悶えました。

幼い時からずっと2人で過ごし、イジメや虐待から2人で助け合って守りあって生きてきた。トキオは、ある事件をきっかけに、ナツメを好きだと告げて離れていってしまう。ナツメが戸惑って気持ちを整理できないうちに。そして、ようやく気持ちを決めて、トキオを追いかけた時、トキオには既に恋人がいて…。

ナツメも、トキオも、幼くて完璧な人間…

7

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

恋愛描写で泣ける作品。

やはり凪良先生は心理描写の神様だなと感じざるを得ません…!
泣きそうになるくらい切ないのですが、
自分は不幸萌えするタチだったのかなあと思ってしまうほど萌えてしまいました。
キャラさんのバースデーフェア小冊子目当てに購入しましたが、
もしフェアがなければ読まなかったのかと思うと恐ろしいです(笑)


・隣の猫背
トキオとナツメのショタ時代のお話。
二人の関係性の基盤をナツメ目線で…

10

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

やっぱ、幼なじみには勝てない…ってことか。

初読時の評価は萌2だったけれど
再読したら神評価になったし、すごく泣けた。

トキオとナツメが積み重ねてきた時間の重みと大切さを感じる。
あれだけの時間を、好んで共有してきたのだから
相手の考えていることが分かってしまうときがあるのは、当然だよね。

ナツメは、いつまでもトキオが自分のことを好きでいてくれる、と思い込んでいた。
けれど、上京したトキオの傍らには、恋人であるヤコ先生が…

6

恋愛前夜(2) 求愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

あらあら、楽しい!

「恋愛前夜」でちょっとアレな憎まれ役だった少女マンガ家のヤコ先生(本名・貞行)が主人公のスピンオフ作品。切なさ満載の本編とは違い、コミカルなタッチで描写されているのに、世界観・キャラ造形に齟齬がないのがさすがだと思いました。

あちらでも、お邪魔虫の憎まれ役でありつつもイヤなだけの人ではないぞ……という感じの片鱗を見せておりましたが(恋のライバルなんだよな…と認識しつつナツメの面倒を見てしまう…

4

Fool For You(電子限定版) コミック

凪良ゆう  穂波ゆきね 

ハッピーになる番外編

読んでみてコミックなのでちょっと驚いた「恋愛前夜」の番外編……というかその数年後。
本編の方を電子書籍で読んでいると、イラストは表紙だけですので登場人物のビジュアルは脳内イメージがメインになるのですが、コミックの方の絵もイメージが大きく外れることはなくしっくり来るものでした。

二人が適切な距離感でうまくいっている様子がうかがえるほっとするショートエピソードでした。キリキリとつらい思いをして…

3

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

あれもこれも小さなことの積み重ね。

ふわりとした穏やかなトーンなのに、実際に描かれていることはかなりディープ。
大きな事件や事故とか血塗れになるような派手な展開があるわけじゃないのに、ドキドキしてツラくてしょうがない。
……そんな感じの作品でした。

登場人物たちには、それぞれ優れたところも欠けたところもあって、みんなやるせない思いや自分自身でも制御できないカラダを持っている。……要するにすごく人間らしい。

凪良さんは…

2

恋愛前夜(2) 求愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

軽めのものをお探しの方にはいいかも

『恋愛前夜』『おやすみなさい、また明日』にも登場していたヤコ先生が主人公ですが、こちらは打って変わってコメディ色の強い作品でした。

おネエだけど男気のあるヤコ先生が攻め、強面だけど実は少女漫画好きなオトメン編集者が受け。そこにギャップ萌えできるかどうかがこの作品を楽しめるかどうかの鍵になるかと思います。残念ながら、私はどちらのキャラにも萌えませんでした。

お話としては、終始笑えて、…

3

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

愛おしいと苦しいは表裏一体

 三角関係をここまで切なく優しく書ききれるのは、さすが凪良先生だと思います。

 幼かったがためになくしてしまった恋をもう一度追いかけて。既にその人の一番は自分じゃないと知ってからも、自分の気持ちから逃げなかったなつめの一途さが愛おしい。
 死ぬほど好きな人を傷つけても、恩義のあるヤコ先生を傷つけまいとしたトキオの不器用さが愛おしい。
 そして最後まで自分のキャラを貫いたヤコ先生も愛おしい…

3

片思いアライアンス 小説

月村奎  穂波ゆきね 

外見も内面も可愛い!

キラキラな外見と地味な内面の差がコンプレックスな悠馬。
そのせいで、好きな人から告白されたのに「無理、絶対無理!」と断ってしまうという…(;´д`)
イケメンなのに何だか残念な感じな悠馬が可愛かったです。

攻めの久保寺のキャラも良いですね!
温厚で大人で、一人称が『僕』で。
悠馬に振られ、酔った悠馬に煽られ、そして悠馬に好きな人がいる(勘違い)と知ってからは悠馬のデートリハに付き合っ…

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