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75/128(合計:1273件)
日高ショーコ
トーゴ
ネタバレ
桂木の過去も秘密も暴かれて大きく方向転換する3巻です。 動き出した2人の周辺で桂木だけが取り残され始めます。 久世家の主人として力を集め始めた暁人。 交わした約束を実現させる為にと振舞う姿が手酷く、読者にですら壁を感じてしまう程。 それでも自分なりに新しい道筋を作ろうと模索している姿には、一縷の望みでも捨てたくない足掻きが感じられます。 陞爵を目指して走り始めた2人とは別に、雨宮…
キリヱ
遅くに転んでよかった事は、一気にまとめて読める事と皆よりも早く最新刊が楽しめる事です。(でも次からは同じ期間待たねばなりませぬ) 4巻読んでもだもだしていたのですが、こんなにも早く5巻が読めるなんて! 4巻最後でやっと結ばれたと思ったのに! それでも二人は心穏やかにはなれないのですね。 お互いを想う故に、歯車がズレていく二人が矢張り切ないです。 作中で暁人さんが思った様に、二人で手に…
nekonyanko
発売に向けて1巻から再読し心の準備をしていたのですが 1回目では全く頭にはいってこず この時代について知識が深くなくとも毛嫌いすることなく読めるというところは好きなのですが、やはり難しく感じてしまう。 毎回・・・ 桂木が綺麗だから読み続けていられる様な気がする。 今回はラブというよりはそれぞれの心の部分と今までの回想がフラッシュバックのように描かれています。 とても力強…
snowblack
4巻で溢れ出た桂木の心…… 桂木に「好きです」と告げられ、暁人の余波が静まらぬまま 共に森山侯爵の夜会に出かける場面から幕が上がる。 華やかな明治の華族社会の雰囲気の中、 魅力的な登場人物、目の離せない物語が繰り広げられる本作。 前巻で物語は収束に向かうかと思われたが、 そう一筋縄ではいかない展開の5巻だった。 この巻では時々回想が挟まるものの、ほぼ全編森山邸での場面が続き、…
けもけもぱぷ
やっぱり前巻のラストで終わっていてもよかったかな、というくらい、受けがかわいそうになってきた展開。 気持ちが通じ合っても幸せになれるとはいかないあたり、一筋縄ではいかないおはなしで、おもしろいといえば、おもしろいんですが、あんまりキャラのかき分けができていないせいか、複数のキャラが、しかもほぼ同じ正装というシーンでは、いったい誰が誰だが・・・・混乱しないという方は、きっとよく訓練された読者な…
まちゃみん
神評価 桂木、暁人2人は最後にはちゃんと幸せになる!と自分に言い聞かせながらの5巻読み。 お互いもっと話あったらいいのに。 そして2人は何をどうしたいのか。お互いのためを思っているのはわかるんだけど。 桂木が嘉代子様に、暁人とどうありたいのか聞かれていた。 この答えって結構重要ですよね。 5巻ではその答えを知ることはできなかったけど、すごく気になります。 暁人の考えも知りたい!桂…
絵夢
とりあえず、ペーパーは外せません! 迷わず【Amazon.co.jp限定】版購入。 今回は、日高さんのサイトでも書かれているとおり、延々と森山邸です。 そして、あの方もあの方もあの方も・・・オールキャスト登場(拍手♪) しかし・・・本当にあの石頭な暁直さまの実子ですか暁人さま? というくらい、思考も柔軟で成長著しい暁人さまですが、そのことがさらに桂木とのすれ違いを招くというじれったさも健…
毅然とした桂木の内面が少しずつ見えてきた2巻です。 桂木を貪る暁人が急激に大人の男へと変貌しつつも求めるものが得られない苛立ちから更に強固な態度で探ってしまう。 ひたむきな気持ちがとてもいじらしくも桂木の教育の賜物か血筋なのか、時々顕われるしたたかさ、狡猾さに少し裏切られたような複雑な感情を持ってしまいます。 が、しどけない桂木の姿にはときめいてしまいます。 どうして、こうなってし…
表紙の暗さに重苦しさが感じられ、読むのを躊躇ってしまう1巻です。 日高さんの作風は分かっているつもりでも表紙をめくるには重々しく、緊張してしまいました。 そんな緊張感が継続したまま、久世暁人と桂木智之の出会いから始まります。 暁人の期待も不安も素通りしてしまう冷ややかな対面となりますが、好意と信頼が積み上げられていくようなその後の2人のやり取りにようやく安心する事ができました。 …
だらむし
いつの間にか暁人はもうずいぶんと大人になっていたんだなぁと、感じる一冊でした。 森山候が石崎家当主に申し出た内容が気にかかりますが(しかし、そうして森山候からの心証を悪くすることこそ暁人の目的でしたから、思惑通り…だけれども悪い方向へ進むんじゃないかと気になります)、それよりもおおきく進んだ暁人と桂木の関係に対する喜びの方がよっぽど大きいです! 4巻と文字にすればあっという間ですが、ここに至る…