日高ショーコさんのレビュー一覧

嵐のあと コミック

日高ショーコ 

私の心にも風が吹いた

完全に私を日高ワールドに惹きこんだ作品。ざわざわ心が騒いで、ぎゅっと掴まれて、鼓動が大きくなって、なんだろう?恋しちゃったような感じ?そんな気持ちになれるお話です。

 一目見た時から意識する榊と、榊がゲイだと知らない岡田は、自分の言葉や態度がどんな風に見られているかなんてまったく自覚もせずに、どんどん近付いてきます。身なりを気にする榊に「オカマっぽいね」なんて軽く言っちゃったり、カミングアウ…

2

シグナル コミック

日高ショーコ 

「おあずけ」ワンコ

『足りない時間』に同時収録された『感情サイン』の続きの『言葉より強く』が同時収録されています。この高校生カップルが好きだったので嬉しいです!表題作のカップルのお話は四つの話と彼らの過去の描き下ろし一つです。
バーのオーナーの芦原と彼目当てに通う村上。村上は会社の先輩に連れられて芦原の店を訪れ、綺麗な芦原に一目ぼれ。奔放な芦原を先輩がいない間だけでも自分だけのものにしたいと思うのですが・・・。

1

足りない時間 コミック

日高ショーコ 

才能あふれるデビュー作

日高ショーコ先生の初コミックス。私はリブレ出版の『リスタート』を先に読んでからの購入だったので、私にとっての2冊目の日高作品です。

・『感情サイン』
 この話が一番好きでした。学年NO1の渋谷とNO2の三上。飄々とした渋谷が三上を翻弄しているようですが、より必死なのは渋谷のほうに見えるんだな。「俺のこと好きだよね?」なんて何度も聞いたり、忘れた携帯をわざわざ届けにきたり、2週間も放置して泣…

2

愛すること グッズ

やっと安心

電子書籍で読みましたが、手元にも欲しくなりオークションで購入しました。

かつて見たことがないほど真剣な顔でコーヒーを飲んでいた。

にツボりました。笑

5

愛すること グッズ

松岡と寛末の人生に触れる

小冊子って、普通なら二人の微笑ましいラブラブ話だろうなと思いますよね…?いえ、違います。

本編で結ばれた二人はどのように交際を進めていくのかを綴ったお話ですが、本編を読んだ方ならご存知の通り、非常にリアルに松岡視点で現状に直面している様子を描いています。

遠距離恋愛だったり、リストラ後で彼の仕事環境は安定していなかったりする物理的な心配や、
やっと好きになってもらえてすごく嬉しいから…

9

Chara BIRTHDAY FAIR 2015 Ⅲ キャラ創刊20周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

ほのぼの甘めの小冊子

フェア開催店で既刊本を買うとその場で1冊貰える小冊子です。
そろそろなくなってしまっているお店もあるかな?
好きな作品の番外編が載っている冊子があるなら、
早めにゲットすることをお勧めします☆

■「義兄の背中」番外編「そっけない理由」4P
最近、受けの雪がそっけないので訳を聞いてみたら…というお話。
雪の会社の、攻めの義兄と同い年の人が、
性欲が無くなってきてHが月1だと聞いて、…

5

花は咲くか (5) コミック

日高ショーコ 

BLに留まらないヒューマンドラマ

広い庭のある日本家屋(というか屋敷)での下宿生活というのが個人的に憧れだったので、穏やかな雰囲気にうっとり…
主人公の二人やそれを取り巻く人々がそれぞれ心の奥に孤独や不安を抱えていて人と人との交流の中で成長していく姿に元気づけられます。
もちろんBLとしてもキュンとくるポイントはたくさんありますが、全体的には映画を観ているような気分で読ませて頂きました!
ヒューマンドラマっぽいBLが好きな方…

1

花は咲くか (4) コミック

日高ショーコ 

甘い感じで

攻め様も受け様も歳は違えど、自分の成長の岐路に立たされている感じでした

その中でも2人の会えない時間に
受け様はちょっとウソついたりと
寂しい気持ちを隠しながら、なかなか素直になれないし
攻め様は社会人として転勤問題にも巻き込まれながら
受け様に対する気持ちを考えています

受け様は若いなりのあたふたした感じの悩み方
攻め様は大人になっての落ち着いた目線で考える悩み方と
両極…

1

花は咲くか (1) コミック

日高ショーコ 

ツンツン

話の最初のということでお互いがまだどうなのかと分からない段階で
攻め様は何なんだこの子は?という感じだし
受け様はツンツンツンツンww

受け様の方は何か過去とかにトラウマのようなものも持っているし
気になること満載でした
このミステリアスな感じの子に
おじさんとまでは言いませんが、攻め様は振り回されて気になって
好きになっていってるんでしょうね(;´Д`)

最後で受け様が「…

1

花は咲くか (5) コミック

日高ショーコ 

気持ちの良いため息


が、でました。
しっかりと中身の深いストーリーが今回も楽しめたなぁと思います。ストーリー重視のBL本って時々読むのがしんどくなりがちなのですが、この5冊はまったくそれを感じない読みやすさがありました。
主人公達が比較的早い段階で結ばれるので、話は深いですがしっかりBLとしての萌えや胸キュンが散りばめられているからかなと思います。
(もちろん結ばれるまでのもどかしさもとても良く描かれていま…

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