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日高ショーコ
迷宮のリコリス
ネタバレ
暁人が桂木家で前当主の高正と対峙するころ、桂木は石崎と向き合う。暁人が言うように桂木の出自は、桂木にとって根幹になる部分なので、例え結果がどうあろうともはっきりさせるべきだと思うし、私自身もとても興味のあるところなので、わくわくどきどきして読んだのですが、結局のところ未だ曖昧です。新橋の芸者の知津が母親ということより、重要なのは父親ですよね。あの怯え方だと高正なのかと思えるけど、父親の方かもしれ…
mmmk
読み応えありました。 憂鬱な朝で毎度感心するのが、伏線回収がきちんと成されているところ。話が入り組んでくると、曖昧な点の1つや2つ出てきそうなものですが…。かなり昔のちょっとしたエピソードに過ぎないと思われた事が 後付けではなくしっかりと本編に絡んできます。「そういう事かー」と驚けるのって単純に気持ちいいので好きなんです♪ 同時に作者の手を抜かない姿勢が感じられて益々尊敬&好きに…
右京
ちるちるさんでは数年ぶりにレビューを書かせて頂きます。 今巻は、暁人と桂木、お互いの想いが通じあった4巻に続いて二つ目の節目となる巻ではないでしょうか。故に、1~4巻と5巻~7巻では萌えの方向性が少し異なる気がします。 1~4巻を第一部としますと、そこでは自分を疎ましく思う桂木に恋してしまった暁人が少しずつ成長していき彼に認められるようになる過程、そしてかつて憎んでいた存在をいつしか当主と…
けもけもぱぷ
この話って、もしかしたら、受けのルーツさがしの話だったの、と思うくらい、そのエピソードがメインの巻。これで、あと二冊も続くのかと思うと、まどろっこしくて、いらいら。コミックスで追いかけていると、毎回、これまでの細かい話は忘れているし。いろんな枝葉は整理して、3冊ぐらいでまとめてくれたらよかったのに、とおもわないでもない。そう思うのも、はなしがふくらんでおもしろくなる、というよりも、こんがらがるばか…
ポッチ
『憂鬱な朝』って、頭空っぽにして読める作品じゃないんですよね。話が複雑で、登場人物たちがみんな面倒な奴らばかりで(←褒めてます)。絵柄はどのページをとっても雑なところは全くない。日高先生の作品に対する愛情と真摯な想いが伝わってくるので、読み手としてもきっちり読み尽くしたい。 で、待望の7巻。 もうね、scene.34の扉絵が!すんごい可愛いです。 数年前なのかな。まだ子どもの暁人が、…
rin025
もう最高です!!!1巻からの暁人様と桂木を見守ってきた読者としては2人の成長が半端ない… 桂木の出生の秘密のために暁人様が奔走するのが桂木の事を凄く考えてるなって感じますね…桂木の出生の秘密も着々とわかってきて…これからどうなるのか…桂木は桂木で自分にしか出来ない事をしたいって気持ちが強くて成長したな…って思いました! どんどん成長する2人だけどお互いのことをちゃんと考えてるのが素晴らしい…「…
『リスタート(新装版)』が想像以上の素晴らしさだったので、こちらも楽しみにしていました。旧版の表紙の体格差の感じられるイラストがとても好きだったのですが、新装版の表紙も素敵です!旧版に比べてページ数もかなり増えて読みごたえのある厚さです!そして注目は帯に書かれた【「花は咲くか」実写映画化決定!!】の文字…Σ(゚д゚;) ええっ!?マジですか!?いや~びっくりしました。 加筆修正よりもなに…
はるぽん
個人的に続きものは完結するまで読まないことが多く、日高ショーコさんの本を今までほぼ読んだことがなかったのですが、こちらは短編読み切り(の新装版)だということで手に取りました。 人気がある作家さんだというのも頷ける、素敵なお話でした。 表題作は、モデル同士の業界もの。年下の有名モデルが攻め、攻めにモデルの地位を抜かれた受け、というカプです。 攻めは受けに憧れてモデルの世界に入ったのですが、…
マキヲ
オトナの社会人BL…で真っ先に思い出す作品の一つです。続編が電子限定版でリリースされると知り久しぶりに読んでみました。 ゲイの男性がストレートの男性と出会って恋をする――それだけと言えばそれだけのシンプルな物語なのに何度読んでもドキドキするのは何故かしら…と考えるに、ドライでクールな“デキる男”然とした榊が恋の嵐に翻弄されて、自分らしくなくなったり、足掻いたりして、結局はただの“恋する男”に…
きりりずむ
旧版も持ってたけど購入! まず表紙の匡さん、かっこよすぎませんか… いい男!男らしいし色気もあるし最高です! 旧版持ってるしレビュー見てからゆっくり購入しようかと考えていたのですが、新装版の表紙が公開されたのと同時に我慢できずポチりましたw 中身ですが、開いて最初の1ページ目から、日高先生の現在の絵柄で加筆修正されています。 全体的に構図やセリフが大きく変更され、旧版よりとても読…