日高ショーコさんのレビュー一覧

憂鬱な朝 8 コミック

日高ショーコ 

お見事です

読めば読むほど理解が深まる。感情の変化や揺らぎ、愛目の芽生えや痛いほどの思慕が手に取るように。ラストまで読んで、再読最初から読み進めると、様々な伏線や布石の見事さ、描かれていた表情や言葉の本当の意味につい唸りたくなる。間違いなく傑作。評価は、ぜひ最後まで読んでからに。

4

花は咲くか (5) コミック

日高ショーコ 

表紙の2人を見るだけで涙が溢れる

BLというジャンルで括ってしまうのがもったいない作品です。運命の人が同性だっただけ。そのくらいの自然さがありますし、同性であることや年齢差に悩み葛藤しながらも好きな気持ちがますます増していく2人に、ページをめくるたび愛しさが込み上げます。
主人公以外の登場人物も丁寧に描いており、それぞれの気持ちがわかるからこそ胸が痛みます。物語の中で、息遣いが聞こえてくるほど現実味があるストーリーで、実話を元に…

2

憂鬱な朝 8 コミック

日高ショーコ 

ああもう記憶を消してもう1回読みたい

悶えに悶えました。こんな作品あったのは初めてで、試し読みをしてすぐに全巻買うことを決めました。BLには珍しいストーリー重視の作品では無いでしょうか。

久世と桂木、二人の関係が巻数事に変わって行くところが特に萌えます。萌えるんです。
最初はあんなに久世のことを憎み恨んでいた桂木が、久世と共にいることによってどんどん変わっていく様子がたまらないです。特に「好きだ」と言われた時の表情。言われる度…

6

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

あっぱれ!さすが木原作品!ひきこまれる

木原さんの作品はもう大好きで、大好きで。
「fragile」でハマり、読み続けています。
上巻は延々と実らない片想いの恋を見せつけられているようでしんどかった。
けれど、これがノンケに恋をしてしまった男の末路なのかなあと、男が男に恋することの残酷な現実を突きつけられているようで、身が引き締まるような思いで読んでしまった。それが余計に、続きが気になって仕方なくなり、夜、遅い時間に読み始めたのが…

7

憂鬱な朝 1 コミック

日高ショーコ 

とにかく受が美しすぎる

人を魅了する若き子爵と眉目秀麗な家令…お互いを傷つけながらも惹かれ合い、やがて最高の二人になっていく、二人の関係性と受の過去の受容が物語ととともに進んで行きます。背景にある話も練られてて至極の作品だと思います。完結したので一気読みをオススメします!

2

憂鬱な朝 8 コミック

日高ショーコ 

対極的だからこそ補い合えた2人

 凡人であれば何もかも放り出して逃げてしまいたくなるような立ち位置にいながら、2人はよくここまで耐え抜き1つひとつのことに向き合えたなぁと、感服せずにはいられませんでした。相当時間はかかったけれど、久世家をどうするか、自分達の身の振り方はどうするか、石崎家・桂木家との関係はどうするか、そのすべてにこの最終巻で答えを導き出した2人。どちらかだけでは絶対辿り着くことはできなかったであろう終着点でしたね…

4

憂鬱な朝 7 コミック

日高ショーコ 

翻弄された桂木がただただ報われて欲しい

 5、6巻よりはずっとストーリーがすっきりしたように感じました。というか、テンポが良かったと言うべきでしょうかね。BLはひとまず置いておいて、思わず引き込まれたり、唸らされたりする展開が多かったように思います。桂木の母親らしい芸者の知津の話や、桂木と石崎、石崎父とのやり取りなどなど。終盤まで暁人と桂木が一緒になることはないのですが、別々に暗躍する2人のかっこ良さに惚れ惚れしました。特に、暁人が病床…

0

憂鬱な朝 6 コミック

日高ショーコ 

堂々巡りからどう帰結させるのか

 名高い作品に自分もハマりたい一心で読み進めてきましたが、もう心が折れそうです。ここまで来てもほとんど萌えは感じられませんでした。焦れったい展開には耐性ある方なんですけどね…。しかし、時々挟まれる濡れ場にすらあまり萌えられないのでもうどうしようもないです。ついさっきまで冷静だったのに、暁人に迫られるとすんなり受け入れてしまう桂木に、どうしても矛盾を感じます。本人にも自覚はあるんでしょうけれど。自分…

1

憂鬱な朝 5 コミック

日高ショーコ 

さすがに疲弊した

 物語の骨組みは本当に緻密で素晴らしいと思います。例えばこういう裏取引が実話だったとして、華族令時代のドキュメンタリーとして放送されたら、間違いなく見入るでしょう。でも、私はあくまでBL作品には1巻1巻に萌えや、同性愛だからこそ感じられる何かを求めているので、その点では、5巻は娯楽として得られるものがあまりにも少ない巻でした。今は2人の幸せのための壮大な準備期間なのであり、辛ければ辛いほど2人が結…

5

憂鬱な朝 4 コミック

日高ショーコ 

早く穏やかな時間を過ごせる2人を見たい

 互いを思いやるあまり暁人も桂木も極端な行動に出ることによって、物語の方向性が二転三転する4巻。暁人は桂木の積年の目的を果たすため、自分が隠居し桂木を久世家当主に据え置くことが最善だと考え、森山侯爵を脅迫してまでその根回しに奔走します。最大の目的は桂木のためですが、彼は自分が当主の器ではないとも感じています。家格を軽視し恋に溺れている自分では、臣下や領民が不安になる、と。一方、その画策を知ってしま…

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