日高ショーコさんのレビュー一覧

嵐のあと コミック

日高ショーコ 

恋に振り回される大人

シグナルでクセのある脇役として登場したゲイの榊がメインのお話(シグナル読んでなくても問題ないですよ)

榊をシグナルで見た時は掻き回し役って感じで傍若無人な奴だなぐらいの印象だったんですがね。

以前一度だけ本気で好きになった相手はノンケの友人で、本気だからこそ関係を崩すのが怖くて言えなかった。
だからゲイ同士の割り切ったドライな恋愛をしていた榊でしたが、好みのタイプの岡田に出会ってしまうんですね…

3

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

恋愛ってエネルギーがいるね

恋愛の浮き沈みを松岡と共に味わえました。
「女装」という悪癖に最初はひいたのですが、いや~松岡、むちゃくちゃいいです。
今までに読んだ木原作品の登場人物の中で一番好きだー。


上巻の前半は、不器用な優しさを持つ寛末に、少しずつ惹かれていく松岡の気持ちが丁寧に描かれています。
江藤葉子目線で見る彼は、本当に優しいです。

女装は完璧でした。
行動も女性的です。
男だなんて欠片の…

5

リスタート コミック

日高ショーコ 

絵的には◎

ネットでチラ見して購入。
絵はきれいだし、上手で結構すきな感じなんだけど、なんだろ…ちょっと表情が乏しい?のかな???
でも、時々ドキッとするような表情の時もあるんだよね~。

「リスタート」「ステップ」「リバース」「コンタクト」
売れっ子後輩モデル・アキ×売れない先輩モデル・匡
匡に憧れてモデルの世界に足を踏み入れたアキ。
お互いに酔ったイキオイでHして以来、ぎくしゃくした関係が続…

2

嵐のあと コミック

日高ショーコ 

なんだか切ない。

ゲイのインテリア会社社長・榊×ノンケの取引先担当者・岡田

ゲイとノンケ。
考え方が違うだろう2人。
だから、榊は踏み込めずに自分の感情の波が収まるのをただ待ち続けて。
それでも、嵐のように吹き荒れる感情に動かされるように行動してしまったり。
相手がノンケだから、どうせうまくいくはずがないと思ってるようなとこがあるというか、始めないようにしようとしてる榊がなんだか切ない。
一過性のも…

2

憂鬱な朝 1 コミック

日高ショーコ 

桂木がステキ。

時代モノですね。
というわけで時代モノならではの爵位とかそういう肩書に対する思い入れみたいなのが絡んできたりするわけですが。

最初の方はオールバックの桂木にちょっと馴染めなかったんですが、後の方は髪型もそこまでかっちりじゃなくなったのでビジュアル的にも個人的には見やすくなりました。
というか、徐々に桂木の生い立ちとか背景とかが見えてくるにつれて、その下ろした髪とかにも色気が漂ってくるとい…

2

リスタート コミック

日高ショーコ 

破壊と、再生

攻・工藤彰広 売れっ子モデル
受・吉沢匡 落ち目のモデル

2人の出会いの時点では、匡は売れっ子モデル。
彰広はスカウトされたばかりの高校生。
それが3年の間に立場は逆転し、彰広は超売れっ子に。
匡のレギュラー仕事はすべて彰広に奪われてしまい…。

半分自棄になりつつも、キッパリとモデルをやめることもできない匡。
アキと成り行きで寝てしまったのですが…アキは出会ったときから匡に惚…

6

嵐のあと コミック

日高ショーコ 

ジリジリ、悶々とした萌え

この作品、榊のグルグル、うじうじ、悶々とした様子がイイ!
三歩進んで二歩下がる的な進度で、少しずつ変化していく
岡田との関係が、読むがわからしてみたら、ジリジリ萌えるわけで…

それにしても、岡田!「オカマっぽいね 榊さんて」
悪気はないにしても、それは、ひどいでしょう!っと、
ちょっとイラっとしました(泣)
それが、榊のノンケへのトラウマを浮き彫りにさせたきっかけだったので、
必…

4

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

ノンケ×ホモ

とりあえず上巻だけ読んだ際の感想を
この作家さんはハッピーエンドが確約できない方なので、上巻が不穏な雰囲気だったら下巻は買うのやめようと思っていた
ううん不穏な雰囲気は…するんだけど、とても続きが気になるし面白いので下巻を買うことは決定です
攻←受すき(あくまで一方通行しか確約されていない状態)ならいけるかもしれません
あくまで攻←受であって、今のところ攻←受前提のハッピーエンドしかだめな…

4

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

攻←受好きにとっては垂涎もの

読了しました
泣いた泣いた!
いやーまじおすすめです
描写が具体的で緻密で地に足が着いていて
それでも新鮮な話の運びに すげーとおもいました
受の方が想いのベクトルが強いのが好きな方はツボにはまると思います
ひさびさに ああ 本を読まなくては と思わしめた一冊でした

4

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

恋とはこんなにも苦しいものなのか、、。

今まで最高に、感情移入して、イライラし、憤り、悶絶しました。
苦しくて、ページをめくる手が何度も止まり、テーブルを叩き、寛末の馬鹿~と呻いたことか。

噂に聞く人間の嫌なところを描かせたらNO.1の木原先生。
嫌な感じが、、もう恐ろっしくリアル。
この作品が初読みですが(ちるちるさんで知った)、描写力、ストーリー運び、圧倒的な筆力、、、コレが木原音瀬か。
というかBLってこんな作品もあ…

4
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