二宮悦巳さんのレビュー一覧

事故物件ハネムーン 小説

藤崎都  二宮悦巳 

爽やかラブホラー

あらすじで面白そうだったので購入。思いがけなく事故物件の高層タワマンで同居する事になった久也と榊。幽霊にビビりまくる久也と冷静沈着な榊のギャップが面白い。親の敵のような目で睨まれた経験から榊が苦手な久也だけど、同居して榊の良い所を知り、除霊きっかけで心が動いていくのが素直で可愛かった。榊も表に出さないけど一途に頑張ってるのが伝わってきゅんとしました。問題の幽霊は切ない結末だったけど、気持ちに決着が…

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「事故物件ハネムーン」コミコミ特典SS小冊子「反撃の夜」 グッズ

押されてばかりではいられません

本品は『事故物件ハネムーン』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、久也が静馬に反撃するお話です。

久也は霊障が起きた時のために
静真のベットで眠ることが習慣になっていましたが

"彼"が成仏した今
1人で自分の部屋で寝ても問題ないのでは? と気づき
当たり前のようにベッドにも潜り込んだ自分を反省します。

静真も1人で眠りたい夜もあるかと思う久也ですが

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事故物件ハネムーン 小説

藤崎都  二宮悦巳 

苦手な人達と同居生活始めます

今回は大手総合建築メーカーの
入社3年目の後輩社員と5年目の先輩社員のお話です。 

社宅とした事故物件で同居することになった2人の恋の顛末と
転居先を探す続編短編を収録。

受様は大手総合建築メーカーに勤務して
5年目の営業マンです。 

住んでいたマンションが土地開発で解体される事となり
急遽引越し先を探す事になります。

会社には建物こそ古いものの賄付きの社員寮がある…

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「事故物件ハネムーン」コミコミ特典SS小冊子「反撃の夜」 グッズ

反撃

反撃大好き。やんちゃな男って感じが出ていて良かったです、この小冊子。

++

ラブラブ同居中の二人。「一生俺が先輩に飯を作る係になります」という悶絶もののセリフをすんっとした顔で言うもんだから余計悶える。でもいつもやられっぱなしなのはちょっとなと思った受けさん、徐にネクタイを取り出し・・・

一回ぐらいは攻めをやりこめたいよね、と頑張りだしたけどあえなく逆転されちゃったという王道話で…

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事故物件ハネムーン 小説

藤崎都  二宮悦巳 

押し倒されることに関しては吝かではない

二宮先生だったので購入。何作か藤崎先生のお話を読んでいますが、とても読みやすいなあと今回感じました。小説初めての方でもとっかかりやすいんじゃないかな。攻めが可愛いなあと思ったので萌にしました。本編240P弱+後日談6Pほど+あとがき。ちょこっとだけホラー入っているので欠片もダメという方はご注意ください。レビュータイトルは攻めの1セリフ。

住んでいたワンルームマンションを退去しなくてはならなく…

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ニアリーイコール 小説

凪良ゆう  二宮悦巳 

始まりと終わりよければ全てよし

【祝】攻め視点あり!!!

 恋は盲目タイプの一途受け。好きな人に会えるためならズル休みだってするし学校だって辞める。でも初恋の佐田はその仁居の愛情を重いと感じて、離れていった。
 母親は「たくさん愛して愛されて幸せになって」といい、初恋相手は「お前の愛は重い」と言う。混乱して出た結果が「愛してほしいなら、愛しすぎないようにしなければ」だった。

 攻めの国立も仁居もゲイだから、女関係の…

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恋という字を読み解けば 小説

安西リカ  二宮悦巳 

これを読まないのは勿体ない

 攻め目線だから、受けの可愛さが掻き立てられて萌える。まじでめっっっっちゃくちゃかわいい。
 頼人の巣(家)に突撃。部屋の中で「土屋明信」と書かれた料紙を見つけたシーン。一枚二枚じゃない。山盛りになった料紙ぜんぶが「土屋明信」で埋め尽くされている。見られた頼人の反応が可愛すぎて心臓ドッカン。
 土屋にとっては予想外の展開。まさか頼人と両思いだと思っていなかったから、がんばって口説くぞ、と意気込…

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ニアリーイコール 小説

凪良ゆう  二宮悦巳 

一幅の絵のような、美しく切ないお話

連作短編集。すごくすごく良い本でした。
本当に繊細で美しくて淋しくて孤独で静かな穏やかな、素敵な作品でした。
読みながら何度も涙しました。
淋しくても淋しいと口にできない主人公が愛しくて心から幸せになってほしいと願って読んでいきました。
子猫のニーニ可愛かった。
感銘を受けすぎて、まともに感想が書けず、何か形容しようとすると自分の発出する単語がすべて陳腐に思えてくる、それくらい高潔で不可…

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ニアリーイコール 小説

凪良ゆう  二宮悦巳 

がジンワリとした温かさがあって好きです

こちらの作品は恋愛観に対してトラウマに近い不安を抱えていた各々の2人が出会い、恋に落ち、ゆっくり一歩ずつ距離を縮めていくお話です。
最中の性描写はこの作品はほぼないですがジンワリとした温かさがあって好きです☺️

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Chara BIRTHDAY FAIR 2021 C キャラ文庫創刊25周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

ほっこり幸せ。

ペーパーが届いたので、嬉しくて読み直してます。

本編がお気に入りだったその後のお話がやはり大好きでした。


尾上与一先生「花降る王子の婚礼」より
〈花降る皇妃とシュブルの宴〉

春になると花を咲かせるシュブルを祝う宴を提案するリディル。
シュブルを祝う宴がないことを憂うリディルの絶望ぶりがなんとも微笑ましく。
宴では見事な舞を見せたのに、いやしんぼなリディルは可愛らしく。

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