二宮悦巳さんのレビュー一覧

恋という字を読み解けば 小説

安西リカ  二宮悦巳 

これを読まないのは勿体ない

 攻め目線だから、受けの可愛さが掻き立てられて萌える。まじでめっっっっちゃくちゃかわいい。
 頼人の巣(家)に突撃。部屋の中で「土屋明信」と書かれた料紙を見つけたシーン。一枚二枚じゃない。山盛りになった料紙ぜんぶが「土屋明信」で埋め尽くされている。見られた頼人の反応が可愛すぎて心臓ドッカン。
 土屋にとっては予想外の展開。まさか頼人と両思いだと思っていなかったから、がんばって口説くぞ、と意気込…

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ニアリーイコール 小説

凪良ゆう  二宮悦巳 

一幅の絵のような、美しく切ないお話

連作短編集。すごくすごく良い本でした。
本当に繊細で美しくて淋しくて孤独で静かな穏やかな、素敵な作品でした。
読みながら何度も涙しました。
淋しくても淋しいと口にできない主人公が愛しくて心から幸せになってほしいと願って読んでいきました。
子猫のニーニ可愛かった。
感銘を受けすぎて、まともに感想が書けず、何か形容しようとすると自分の発出する単語がすべて陳腐に思えてくる、それくらい高潔で不可…

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ニアリーイコール 小説

凪良ゆう  二宮悦巳 

がジンワリとした温かさがあって好きです

こちらの作品は恋愛観に対してトラウマに近い不安を抱えていた各々の2人が出会い、恋に落ち、ゆっくり一歩ずつ距離を縮めていくお話です。
最中の性描写はこの作品はほぼないですがジンワリとした温かさがあって好きです☺️

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Chara BIRTHDAY FAIR 2021 C キャラ文庫創刊25周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

ほっこり幸せ。

ペーパーが届いたので、嬉しくて読み直してます。

本編がお気に入りだったその後のお話がやはり大好きでした。


尾上与一先生「花降る王子の婚礼」より
〈花降る皇妃とシュブルの宴〉

春になると花を咲かせるシュブルを祝う宴を提案するリディル。
シュブルを祝う宴がないことを憂うリディルの絶望ぶりがなんとも微笑ましく。
宴では見事な舞を見せたのに、いやしんぼなリディルは可愛らしく。

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Chara Collection EXTRA 2021 グッズ

大満足な一冊でした

気になった作品だけ掲載順に簡単に感想を書きたいと思います。


先ずは大大大好きな犬飼のの先生『暴君竜を飼いならせ』の「暴君竜と新月の夜」です。こちら読んでて終盤の方は「ギャー‼︎」と叫びたくなって、ニヤニヤ笑いが止まりませんでした。「可畏好きだ〜」と何度も心の中で叫んでました。
三兄弟もとっても可愛かったです。ペーパーセレクションの内容がここで活きてましたね。
久しぶりの甘々な二人が読…

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Chara BIRTHDAY FAIR 2021プレミアム♡ペーパーセレクション Aコース グッズ

年に一度のお楽しみ

毎年、ペーパーセレクションが届く時期になると、申し込みを忘れていなかったか?ちゃんと間違いなく届くかと不安になるくらい楽しみにしてます。


漫画の方は感想を書きにくいので、小説の方だけ軽く感想を書きたいと思います。


まずは、英田サキ先生の『DEADLOCK』の「ハンサムが多すぎる」です。
11月25日に『DEADLOCK番外編(3) AGAIN』が発売されるのが楽しみですが、こ…

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恋という字を読み解けば 小説

安西リカ  二宮悦巳 

書道家ってことにこだわっちゃって

珍しいお仕事だと思うんですよ、書道家って。
でもBL小説の主人公として、いくつか読んでいるんですよ……本当のところ、あまり派手なお仕事でもない様な気がするんですけれども、この人気ぶりは何でなのかな?

このお話の頼人くんは、ご自分がミックスであることを逆手にとってタレント活動をすることで、書の世界の素晴らしさを啓蒙している書道家です。
私は、この手の戦術的な普及啓蒙作戦を嫌いじゃない、むし…

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ニアリーイコール 小説

凪良ゆう  二宮悦巳 

不器用で傷を持った人たち

孤独な高校生が初めての恋に溺れて、全力で愛して、そのひたむきさ故に相手が怖くなって、去るときに残した言葉。
それが呪縛となって、踏み込んだ恋愛ができなくなった仁居と、過去の出来事にトラウマを持つ国立の再会から本当の恋愛になるまでがゆっくりと綴られた物語でした。

ただの元同僚だった2人が子猫を拾い、育てる過程でお互いに好意を持つ描写はまさに恋の始まりのドキドキとキュンキュンを味わえました。

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好きなんです

毎年恒例バースデーフェアの小冊子。1が大好き(神)だったので萌2にしました。以下コメント。

1.花降る王子の婚礼 番外編 尾上与一先生
  シュブル(春に一斉に白い花を咲かせる木)が咲くと祝うのが当然だったリディル。イル・ジャーナでは祝う習慣がないと聞き、あり得ない!とシュブルの宴を開催させ・・というお話。
  無事、自らに伝えられていた王女の舞を舞い、誇らしげに嬉しそうに喜ぶリディル、…

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純情ポルノ 小説

海野幸  二宮悦巳 

純情チェリーなポルノ作家さん(#^.^#)

幼なじみの再会純情王道ストーリー。
じれじれきゅんきゅんを楽しませて頂きました(#^.^#)

受け様は、童貞ながらポルノ作家として頑張る弘文。
攻め様は、幼なじみで料理人の柊一。

高校時代、柊一への気持ちを自覚し、黙って傍を離れた弘文。
7年ぶりに故郷へ降り立った時、偶然再会した柊一に一言「おかえり」と言われ、そのまま戻ることになった。
以来、柊一のお店へ顔を出して食生活を構わ…

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