二宮悦巳さんのレビュー一覧

ニアリーイコール 小説

凪良ゆう  二宮悦巳 

つい感情移入してしまう丁寧な人物描写でした

ちるちるでの高評価が気になって購入しました。凪良ゆう先生の作品は初めてでしたが、正直言って大当たりでした。

自分も過去に似たような経験をしたことがあったため、仁居にかなり感情移入してしまい、前半はほとんど泣きそうになりながら、あるいはしばしは泣きながら読んでいました。重いって言われるのはホントに堪えますもんね。読み終わったあとは仁居の真似をして窓辺で冷凍庫に入れておいたお酒を飲んだりしてまし…

8

ニアリーイコール 小説

凪良ゆう  二宮悦巳 

キレイな心に触れられる

凪良ゆう先生の小説をひたすら読んでます。先生の描く心理描写がこちらの作品も素晴らしく、どんどん引き込まれました。

感情移入して、国立さんなら大丈夫、受け止めてくれるから!とか、2人なら同じ想いで乗り越えれるよ!とかどちらも応援したくなるベストカップル!!
2人の気持ちを、まどろっこしく思いつつ、そこに萌えます!

捨て猫を拾い大切に育てる2人、ホントに健気で愛情深くて心が綺麗です。そん…

4

理髪師の、些か変わったお気に入り 小説

榎田尤利  二宮悦巳 

つむじ愛の表現にキュン

割とチャラい美容師の晴輝と、心の中をうまく隠しているけど、ずーーっと晴輝のことが好きでたまらない圭治の幼馴染ラブが描かれた「藤井沢商店街シリーズ」最終巻。

これまでのシリーズの登場人物がそこここに登場しますので、単独で読んでもOKなように書かれているとは言っても、この本はやはりこれまでのものも読んでから読む方が楽しめますね。

今回のメインカップルは、盛大にすれ違いまくったあげく、ようや…

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災厄は僕を好きすぎる(6) コミック

二宮悦巳  神奈木智 

私は何があっても
若木さんの味方だからぁ。゚(゚´Д`゚)゚。

はい。もこデス。
修学旅行からその後ーですね。
災厄を終わらせる方法を知ってしまったがために
みうから少し距離を置こうとするわけですが・・というところ。
結局離れられないなら仕方がないじゃないと。
やっぱり好きを確かめ合う二人までが
すごく良かったです。
ひと悶着はありましたが、巻末エピソードも含め
距離が近い…

5

ニアリーイコール 小説

凪良ゆう  二宮悦巳 

イコールじゃないからこそ

「おまえの愛情は重い」
高校生の時、仁居は恋した相手にそう言われて失恋します。
それからは恋をする度、重荷にならないように、相手と一定の距離を置くようになるのですが、いつも上手くいきません。
いつしか仁居は、自分はちょうどいい距離感で人を愛せないと孤独を受け入れるようになりました。
27歳、英語の非常勤講師になった仁居は、以前勤めていた高校の数学教師・国立と偶然再会します。
同じ高校に勤…

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Chara Collection EXTRA 2016 グッズ

予定通りの到着で嬉しかったです

この手の全プレは遅延発送が常な中、この冊子は予定通りに届いて嬉しかったです。

収録作品の中で、読む事ができて特に嬉しかったのは、「たかが復縁」、「ヴァンパイアは我慢できない」「兄弟ですが、他人です。」でした。
どれも原作本が好きで、とりわけ「たかが復縁」と「兄弟ですが、他人です。」は、(「ヴァンパイア・・・」は数冊出ていますが)1冊のみの作品なだけに、番外編が読めるのは本当に嬉しいです。

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毎日晴天!(13) 子どもたちは制服を脱いで 小説

菅野彰  二宮悦巳 

親目線で評価しています

小冊子とかで、それとなく掌編を読んだりすることはあっても、まとまった長編は実に久しぶりの毎日晴天シリーズ最新刊。
シリーズが始まった時は高校生1年だった勇太と真弓も、とうとう高校を卒業しました。
今までは、同じ家から、橋を渡っただけの近所の同じ学校へ通っていた二人。
勇太は職人の道を選び、真弓は大学へと進学し、二人別々の日々を過ごしていくようになります。
そして、ほぼ、生まれて初めて、一人…

5

Chara Collection EXTRA 2016 グッズ

葉鳥が幸せそうでうれしかった

この手の小冊子からも徐々に撤退しようかと思っているのですが、今回は「ダブルバインド」「毎日晴天」「パブリックスクール」などの番外編が収録されているので、やはりはずせなかった。
なかでも、パブリックスクールの後日譚「王と小鳥の休暇」は本編シリーズを読み終えて間がないので、一番感慨深かった。
忙しいイギリスでの日々、たまたまできた休日に、二人でかつての母校と、その街に出かける話です。
エドがどれ…

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Chara Collection EXTRA 2016 グッズ

コミック9作品・ノベル5作品

コミック9作品・ノベル5作品の番外編が収録されている読み応えがある1冊でした。

私が一番読みたかったのはノベルでは英田サキ先生「ダブル・バインド」の番外編、「How much Love」。上條×瀬名、進藤×葉鳥という2カップルの、過去を消化した現在の甘い生活が素敵でした。ただ、本編での瀬名のツンデレが大好きだったので、もうちょっとツンぶりが欲しかったかなと思ってしまいました。

コミック…

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ワンダーリング 小説

一穂ミチ  二宮悦巳 

嫌い嫌い嫌い・・・×4600億の後、やっぱり嫌い?

なんだろう、不思議な書きっぷりというか、
無色透明 って文章じゃないですね。今回のキャラに引っ張られて
こんな書きっぷりになってるのかな?

そもそも電子本サイトで、さわりをよんで、「面白そう!」と
思ってこの本をget。
挿絵は二宮先生。絵が先か、小説が先か というぐらい
(いや、小説が先なんだとは思いますが)
このこまっしゃくれた感じが、最高です。

お話の方は、うーん、単…

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