南月ゆうさんのレビュー一覧

雛鳥は汐風にまどろむ コミック

南月ゆう 

受けのまっすぐな性格に救われる

 総菜屋を営んでおり料理が上手く人あたりも良い陵と、亡くなった姉の子供である歩を引き取り越してきたお人好しの勇一、2人のビジュアルも設定もすごく好みで素敵な導入だなぁと思いました。実は陵の人あたりの良さは外面で、本来はもっと棘のある人物だというのも物語に深みを持たせることになっていたと思います。ただ、陵がそのような性格になってしまった背景も重く納得はできたのですが、勇一にあたってしまうところが少し…

4

雛鳥は汐風にまどろむ コミック

南月ゆう 

全てが詰まった素敵ストーリー

とにかく泣けます

5

雛鳥は汐風にまどろむ コミック

南月ゆう 

カバー下や電子特典SSに至る隅々まで「神」でした。

先のレビュアー様の「家族愛」というキーワードが目に入って、今読みたいものが読めるのではという期待から手に取ってみたら、これがもうめちゃくちゃ良くって!
感想はタイトルの通り。期待以上でした!
コミック1冊にしてはやや厚め(250ページ)の作品ですが、ストーリーはさらに読み応えあるもの。表紙から想像した感じよりもはるかに重さがありました。
特に攻めが救われるお話が好きな方は読んで損なしの1冊だ…

14

雛鳥は汐風にまどろむ コミック

南月ゆう 

ギャップ萌えな攻め

こちらの評価がとても高く、設定も気になるものだったので購入しました。
他の方もおっしゃられている通りBLというよりは家族愛をテーマにされているような作品です。

受けの勇一さんはとても真っ直ぐで純粋で他人を放って置けないタイプ。そしてほだされ受け。とっても好みです。
そして攻めの陵さんはイケメンで過去にトラウマがあり闇を抱えるギャップ萌え男性です。最初と中盤と終盤でまったくイメージが変わり…

17

雛鳥は汐風にまどろむ コミック

南月ゆう 

愛のお話。

優しい雰囲気の表紙どおり、素敵なお話でした。

事故で両親と姉を亡くした勇一が、引き取った姉の子・歩と共に越してきて出会ったのが総菜屋の陵。
この二人が好きあっていくだけのお話ではなく、歩という存在が物語の肝です。

歩への愛も愛情を持ちながら、責任感、無力感とやるせなさ感…複雑な想いを抱えながら一生懸命な勇一。
そんな勇一の姿を歩はちゃんと見てるんですよ…。
勇一のためを思ってやっ…

7

陽だまりとべんとう男子と コミック

南月ゆう 

いい作品に出合いました。

サヨナラゲーム、チェンジワールドと神作品を生み出された南月さん。
私も↑の作品に腐心を鷲掴みにされました一人です。
↑の作品が初読みだったので、この方の作品ならハズレはないだろうと他の作品も何作か読みだしたところです。
絵がとても好みですし、どの作品も楽しく読めます、ホントに作画が上手い作家さんですね。
そしてこの作品!4年も前の作品ですが、いいものを見つけてしまいましたよ。
こういうこ…

2

チェンジワールド 下 コミック

南月ゆう 

「恋が愛に変わる瞬間」

「先輩のことが大好きー!」な要祐のこと、私は”ひたむき爆弾”と呼んでます。
でも郁央に向かってる要祐ばかり見ていて忘れてたけど、要祐って郁央しか好きになったことがないクールな奴でしたね、そういえば。

二人の関係が気に食わない穂積に揺さぶりをかけられた郁央と要祐。
郁央は穂積からゲイ同士のほうがわかりあえると言われ自信がグラつき、要祐は郁央と家族から普通の幸せを奪う罪悪感に気付かされる。

6

チェンジワールド 下 コミック

南月ゆう 

松、いい子だー

ノンケの有村をこっちの世界に引っ張りこんでしまったと罪悪感を感じていた要祐が穂積による揺さぶりや親友の松のアドバイスによって抑えていた自分の気持ちに気づいて、有村にストレートにぶつけるシーンが印象的でした。

BLの王道とも言える、相手への罪悪感、相手の家族への罪悪感、親友へのカミングアウト、不安な二人の未来など二人の気持ちはラブラブなのにどうしても考えてしまう二人にジリジリさせられました。

6

チェンジワールド 上 コミック

南月ゆう 

バレバレな覗き見が可愛らしい

前作の『サヨナラゲーム』でもゲイである要祐がノンケの有村に対して信用していないと言うか、こっちの世界に引っ張りこんじゃいけないという引け目みたいなものがあって、ジリジリしましたが付き合い出して一年たってもまだそこは引っ掛かってたんですね。しかも、それを嗅ぎ付けて揺さぶりをかけてくる穂積さんがイマイチ読めない。追い討ちをかけるように海外赴任の話も出てきて、なんつータイミングの悪さ。気になるところで下…

4

雛鳥は汐風にまどろむ コミック

南月ゆう 

恋愛というよりは家族愛に近いのかな

文句なしの神作品!泣けました!( ω-、)
南月先生の作品は本当に温かいお話ばかりで、大好きです。

過去に母親を病気で亡くし、薄情な叔父に引き取られ愛に飢えて育ったせいで、他人が大事にしている誰かを奪うような生き方をしてきた陵。事故で亡くなった姉に代わり、慣れない子育てに戸惑いながら甥の歩を育てる勇一。
自分の叔父と違い、愛情を持って歩を育てる勇一に牽かれながらも、これまでに自分がしてき…

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