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凪良ゆう 草間さかえ
muccu
これまでのマスターにはひどく扱われていたアンドロイドのシンが、大学生の南里に拾われ大事に扱われること・愛されることを知ります。 初めて体験することに喜んだり悲しんだり、素直に反応するシンがとても可愛いかったです。 戦争のためにドールであるシンに徴兵通知が来てショックを受けている南里を励まそうと、本当は怖いのに平然を装うシンは切なかったです。 逮捕を覚悟で逃げる二人もサークルの仲間も愛でし…
凪良ゆう 奈良千春
kays
ネタバレ
BL小説を通して相手を思いやる、というのを学ばせて頂きました。 凪良さんの作品でいつも感動してボロボロ泣いてます。今回も泣きましたが、それよりも自分を見つめ直させられる場面のが多かったので、読み終えた感想は「いい話だったなぁ」と「すごく考えたなぁ」です。 男の人同士の恋愛でそれ特有の悩みや葛藤が出てくるのですが、そこかしこに男女共通の恋愛の悩みや問題が出て来て、それに対する…
東雲月虹
紆余曲折を経ての15年愛なんて言うとそれまでかもしれません。 でも15年はあっという間に感じても やはり他人に見えない事や当人同士わからない事が多々あります。 過ごしている時にはベストの選択だと思っていても 悔やみきれなかったり…。 そんな、大学二年で出逢い、 食品会社に勤めた阿久津慧一と フードコーディネイターになった水野光流の愛。 ゲイでもタチが結婚云々って珍しい話でも無い…
香子
今回の作品は、タイトル通りビターで大人向けです。普段は甘めの王道を好んで読むのですが、凪良さんの新作とあらば読まないという選択肢はありません! 右折しますか? 左折しますか? こちらでいいですか? コレを見て、私は昔(10年以上前)大好きな俳優さんが出ていた某クレジットカードのCMを思い出しました。 (どうすんの俺?!続きはwebで!ってやつ)で、そこから連想ゲームみたいに、その俳優…
さくこ
内容はタイトル通りに薔薇色ではない、現実に寄り添ったBL。 初めに主人公2人が付き合って、とてもうまくいくところから始まるがその後は波乱続き。2人交互に視点が変わっていくがお互いの状況が変わっていき、不満が溜まっていき、上手く行かなくなっていくのが読んでいて辛い。この辺りは結婚している女性の方が「分かる」という気持ちになるような気がする。 そして2人が別れて友達という関係に落ち着いて、最後また…
凪良ゆう 小山田あみ
ややこ
この作者さん数冊読んで、一番心に染み渡った作品です。 そんなわけでこの作者さんの作品を好まれる方には、うーん、結末的には向かないのかもしれないなあとは思いました。 わたしは、情緒やその他の極端な比喩的な表現をあまり好かないのですが、この作者さんの表現は、一言も逃してはいけないなあと感じました。主人公の心情を一番的確に表現している言葉なのだろうし、対象者の心情に全く共感できない時にも、その表現で…
凪良ゆう 麻々原絵里依
ふばば
現実にこういう人達いるだろうなぁ。という行ったり来たりの進まない二人。 BLとして、趣味の娯楽として、お金を出して買って読む小説として、この展開はじれじれで、こんな攻めと受けはまどろっこしいからヤダっていう人もおられると思う。いい加減イイところでくっついて甘々展開望む、とか。もっとエロ下さい、とか。 中学生の頃に自分の性癖を自覚して、誰にも言えない、誰にも相談できないって自分の殻を作って、…
あーちゃん2016
活字中毒で通勤時にBL乱読してます。 凪良先生は何冊か読んでましたが、 挿絵の先生があまり得意な方ではなかったので、後回しにしてました。 小山田先生ごめんなさい。 すごく速読なんですが、この本はかなり味わって読まざるを得なかったです。たたーって読めない。言葉がもったいなくて、一字一句をきちんと追いかける。 優しい言葉が山のようにあって、でもほんとの自分(私)にはもたらされない言葉ばか…
凪良ゆう yoco
朝霧和流
あらすじに惹かれて購入しました。 田舎のまちでニコールを演じているニコがすごく可愛かったです。胸が痛くて、これを求めてた~~~って思いながら読んでいたのですが、 後半はごく普通の恋愛モノという感じで ちょっと物足りなかったです ただ作者さんがあとがきで普通の恋愛とおっしゃっていたので、なるほど書きたいことは書いているのだな、という感じです 個人的にはもっと痛く苦しい田舎暮…
凪良ゆう 高久尚子
fiona0109
凪良さんの作品はいくつか読んだことがありますが、ここまでシリアスなのを読んだのは初めてでした。 もう沢山の方がレビューされているので、ストーリーについては書きませんが、この作品が抱えている重さにしては、文章は淡々と書かれていて、それ程重くなりすぎない印象を与えているような気がしました。 主人公の2人どちらににも書き手が感情移入させない書き方というか、そんな風に感じました。 それでもラストには…