凪良ゆうさんのレビュー一覧

凪良ゆうデビュー10周年記念小冊子 グッズ

大好きな皆の暖かい後日談

凪良先生10周年おめでとうございます ということで応募者に送ってくださった当小冊子。わーい♡です。
計7作品のキャラ達の後日談6話で、各話の先頭にその本の表紙モノクロ挿絵が入っています。各話の紙の下の方には、何かのモチーフが描いてあって(モモちゃん話にはリアルモモ、お菓子の家の下には各種スイーツといったもの)凝ってるー。
未成年だけ、未読なので、それ以外の感想を。どれも素敵で、懐かしく、人間味あふ…

5

凪良ゆうデビュー10周年記念小冊子 グッズ

ナイスな番外編

凪良さんのデビュー10周年を記念して刊行された書き下ろし番外編小冊子。

『天水桃綺譚』に封入されていた応募用紙に、『闇を呼ぶ声 -周と西門-』と『天水桃綺譚』のカバーについていた応募券を添付し、+500円の自己負担金で応募できた全サの小冊子です(残念ながら応募は終了しています)。

大きさはB6サイズよりも少しだけ大きいサイズで、表紙はちょっと凝った紙質で色はピンク、裏表紙はブルー。なん…

7

落花流水 小説

凪良ゆう  石原理 

どんよりした絶望の中で見える一筋の光だったんだろうね、と

電子書籍で読了。挿絵なし。あとがきなし。

「うわー、読んでない凪良さんの本がある。ラッキー」と、前知識なしで読みまして、今これを書く前に皆さんのレビューを読みましたら、みんな九条が気になっているのね。そうですか。私はこのお二人、良かったですけどねぇ(やっぱ、少数派なのかな、しょぼん)。

高校を中退し家を出てピンサロのスタッフをやっている一也が闇金で出会ったのは、高校時代に教育実習生だっ…

5

セキュリティ・ブランケット(下) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

素敵なヒューマンドラマ

上下巻ともにずっと積んでいたのを、この度ようやく読めました。
作者さんの思い入れが強いだけあって、ものすごくメッセージ性の強い作品。自分がこのキャラの立場ならどう考える?どう動く?何を選択するのが正解なんだろう、等色々と考えさせられました。
特に感情を縺れさせながらも、着実に成長して強くなっていく子供組に感動…BL小説としての「萌え」というより、ヒューマンドラマを読んだ満足感があります。

6

ニアリーイコール 小説

凪良ゆう  二宮悦巳 

グサグサ核心をついてくる

表紙の雰囲気が大好きなこの一冊。
章ごとに視点が変わり、国立も仁居もどちらの気持ちも違和感無くすんなり入ってくる感じでした。どちらか片方だけでなく、ふたりともが乗り越えたい何かを持っている組み合わせなのがすごく良かった。

仁居は過去の経験から一歩進んだと思えば半歩下がるような慎重さで、やっと少し心を開いたかと思えばすぐに自分を戒めています。当然国立との関係は深いところで全く前進しないのです…

4

「春夏秋冬」セキュリティ・ブランケット(上)番外編 コミコミスタジオ特典ペーパー グッズ

印象に残る出来事を各自が語っています

本品は「セキュリティ・ブランケット(上)」の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

春夏秋冬をテーマに主要キャラ4人
それぞれ視点で描いたSSが4本収録されています。

『秋のお見合い週間』
鼎視点で龍之介を引き取った頃のお話です。

鼎は夏の終わりに亡くなった姉の
一人息子を引き取ります。

甥っ子は9歳なのにガリガリで
食も細い上に消化系も弱い子供でした。

1

セキュリティ・ブランケット(下) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

文芸作品として素晴らしかった

今まで読んだBL小説でここまで右往左往振り回されるのは初めてでした。スポットが一つに当たる作品ではないので、
どうかあらすじも読まずに飛び込んで貰った方が楽しめるのではないかと思いました。
一体誰が誰と結ばれるの?と。

ここからネタバレで。

不憫な宮くんにぐっと感情が動かされる上巻でした。
そんな宮くんが幸せになるのは心から喜ばしいのですが、個人的に宮くんと高砂さんの恋愛プロセス…

7

天水桃綺譚 小説

凪良ゆう  藤たまき 

この上なく愛おしい御伽噺

人の子・亨と天の桃モモ、四神・白虎様と天の桃コモモ のおとぎ話。
ファンタジーです。
涙腺緩い私は、相変わらず号泣です( ;∀;)

こういうおとぎ話系もファンタジーも大好きです!
とにかく可愛い!
愛するという事の尊さ、愛しさを教えて貰いました。

亨とモモのお話は本当に素敵な恋物語でした。
どのシーンもやり取りも本当に可愛くて。
そして、白虎様の人間臭さ。
モモもコモモも…

4

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

また明日。

またしても号泣。
本編はなんとか持ちこたえたのだけど、本編後のSSで涙腺崩壊でした。

優しく、暖かく、切なく、愛しさのつまったエピローグでした。
穏やかに彼らの結末を看取れました。
年老いた朔太郎さんを見ていると、二人でとても穏やかで幸せに過ごせたんだなというのがひしひしと伝わってきました。
朔太郎さんとつぐみさん、二人で紡いだ一生が、とても眩しく感じました。
本当にあたたかくて優…

10

夜明けには優しいキスを 小説

凪良ゆう  高階佑 

ちょっと合わない

内容は他の方が書いて下さっているので。

この方の作品は合うものと合わないものがあります。
合わない作品はとことん合わないというか・・・

内容が薄暗くじっとりとしていて救いようがありません。
私には夜明けがあまり感じられませんでした。
暗い割にはテーマが深いわけでもなく、読後感があまりよくない作品でした。
ちょっと残念。

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