凪良ゆうさんのレビュー一覧

恋をするということ 小説

凪良ゆう  金ひかる 

呂久さんのキャライメージが想像しにくかった

凪良ゆう先生の作品は大好きなので、読んでない既刊も徐々に集めています。

始め表紙の2人を逆でイメージしてて、途中で背の低い方が呂久で大きい方が月浦くんだって気づいたんですね。
だから特に序盤は呂久さんのビジュアルが腑に落ちないというか、2人の並んだ姿とか会話してる姿を想像しながら読むのですが、それが難しかったです。

背の低い方が呂久だと分かってからも文章の感じとビジュアルがしっくりこ…

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ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

波瀾万丈でありながらも感動的で温かいお話


ネタバレレビューだけ見た時はどう言う事すぎて読むのを躊躇っていたけど波瀾万丈でありながらも感動的で温かいお話でした。やっぱり主従関係萌えするタイプだなと実感。

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おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

読んで欲しい作品

重いです。
好きだから付き合って、Hして一緒にいられて幸せ。そんな作品大好きです。
でも、時々この作品のような、深く考えさせられる作品を読みたくなる時があります。
今がその時だったようで、大量の涙を流しながら読み終わりました。
本当に素晴らしい作品です。

つぐみが最初に別れを伝えられて、その悲しみが読んでいて徐々に感じられるのです。独りの寂しさやこれからの不安。今まで一度も感じなかっ…

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愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

ぬるく見守りつつ、どうも釈然としない

自身のセクシャリティに悩んでオネエキャラを演じて自衛していた学生時代。
そして卒業後、上京して就職し、夢にまで見た二丁目デビューも果たした二コール。
仕事は忙しくて、ミスもするし怒られるし不満だらけだけど、投げ出さずに続けている。
初恋の彼とは思いを伝えられないまま親友を続けていて、彼には一緒に住んでいる恋人がいる。
学生時代が「泣かないで二コール」、上京後が「人生は薔薇色、ではない」、そ…

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天涯行き 小説

凪良ゆう  高久尚子 

罪は罪、なんだよね。やるせない。

天涯=空のはて。また、故郷を遠く離れた土地。 // 
遠い土地にきた高知は、何かから逃げている人。
軒を貸す遠召は、戻らない恋人を待つ人。 
 
遠召の勧めに従い、自主する高知。マットウに贖う事を選ぶ。
凪良先生の小説に登場する弁護士は能力低くて、被疑者を擁護しきれないパターンが殆ど。
この作品でも、高知に厳しい判決が出ている。切ないなー。

入所したとき、「待たなくていい」と断っ…

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愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

ニコが健気で切なかった

あらすじを読んで、オネエキャラを演じるゲイの高校生のお話で切なくなったり萌えられたりするのかなぁって少し心配はありましたが、全くの杞憂でした。

前半はめっちゃ切なくて、後半にいくほど愛しい気持ちになれました。
ニコの片思いが長いので焦れますし、ニコが可哀想になって涙も出ちゃったりしますが、榮が彼氏と別れてからは軽い攻めザマァな展開もあり、ニコの長年の片思いが成就した時には胸熱でした。

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未完成 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

最初からカッコいい攻めもいいけど、


作家買いしているので読みました。
私は紳士で大人びた攻めに魅力を感じてしまうタイプなので、途中までは瀬名(攻)の高校生だからこその青臭さとか恋に盲目すぎて周りが全然見えてない言動・行動が阿南(受)を困らせていて、うーーーん( ˘·ω·˘ ).。oஇ って感じだったんだけど、大人になってからの再開で今までの私のモヤモヤを巻き返す、大人の良い男になっていて

読了後には、最初からカッコいい男…

3

きみが好きだった 小説

凪良ゆう  宝井理人 

悪くはないけど特に刺さらない

発行当初は珍しく単行本(四六判ソフトカバー)で刊行された本。のちに文庫化。
高校時代の三角関係、それから13年後に再会してからのお話を、それぞれ視点変えで綴られています。

凪良先生らしく描写はとても丁寧で、三人の生い立ちや家庭の事情という裏打ちも含めて、十代ならではの熱暴走気味だったり純粋なだけに残酷だったりする恋愛模様を描き出しています。
大人になって再会してからも、あのときの面影を見…

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非BL作品

流浪の月 非BL 小説

凪良ゆう 

読後何かが胸につっかえたままになってる

映画化で興味を持った作品。観に行く前に読みたいと思っていた。サイン入り文庫版で購入。凪良ゆう先生推してる書店が通える範囲にあるって有難い。

主人公の更紗と文、本当に何も悪くないのに見事に誘拐監禁の被害者と加害者に仕立て上げられる。
19歳大学生男性と10歳の女児って組み合わせで、何を言っても決めつけられてしまう。
これが、19歳女子大生と10歳女児(もしくは男児)だったらこのお話の流れに…

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真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  yoco 

求む、陽光みたいな攻め!!

久しぶりに再読したけど、好きすぎる!!

この陽光には年下攻めの良いところが目一杯詰まってて、死ぬほど好き。

受けを思う気持ちは誰にも負けないのに、子供ゆえに金も力もない。
受けを守る術を持たない自分が歯痒くて、早く大人になりたい!
早く大きくなるから待ってて!!みたいな。

そしてあのROVE。
なんて必死で、なんてマヌケで、なんて愛おしいの……!!!

お日様の光はニー…

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