凪良ゆうさんのレビュー一覧

恋をするということ 小説

凪良ゆう  金ひかる 

タイトルそのまま『恋をする』お話。

大変申し訳ないんですが、凪良さんは何読んでもあんまり合わないんです。コメディはまだしもシリアスは特に。う~ん、まあ『上手い』のかもしれませんが、それ以上の何もないという感じですね。

それでも、非常に評価の高い作家さんですし、何より自分の中で『どうしてもダメ!』までは行ってないので、ついなんとなくというか、どこかに次こそはという気持ちもあって買ってしまうんですが、勝手に期待しては外され(個人的…

5

恋をするということ 小説

凪良ゆう  金ひかる 

ゆっくりとじんわりと

また新しい凪良さんを読めて幸せです。
最初、本の帯をみたら「呂久さんは野菊みたいな人だ」ってあるから、「野菊の墓」なのか!?と思ったら本当にこの言葉が(笑)
本当にただゆっくりと、出会いがあって恋があって、何気ない日常の中でゆっくりと気持ちが育っていく様が展開されるだけなのに。
だけなのに、って言ってしまったら味がない。
読んでいるうちにまるで自分が、ときに月浦くんになり、ときに呂久さんに…

8

恋をするということ 小説

凪良ゆう  金ひかる 

ゆっくり恋しよう

容姿も性格も家柄もよくてモテモテ、なのに付き合った女の子にはことごとく振られてしまう月浦くん。
自分のことを好きだって、付き合って欲しいって言ってくれる女の子のことを、可愛いって思って、大事にしているつもりなのに、なんで振るのは彼女の方からなのだろう?
そんな月浦くんが、初めて自分から恋をしたのは、年上の、野菊のような、男の人でした。

ということで、月浦くんが、恋とは何かを、ゆっくり考え…

3

恋をするということ 小説

凪良ゆう  金ひかる 

恋はどこからやってくる?

大学生とプロカメラマンの出会いから互いに少しずつ惹かれあって行く過程が
日常の日々と共に描かれている、ほのぼのとしていて、盛り上がりも、下げも無く、
のほほんとした雰囲気で綴られてる作品でした。

だからと言って決して面白くない訳でも無く、イケメンモテ男の大学生が恋愛低温度
みたいな攻め様が受け様と出会った事で今まで感じたことも無い思いが、
恋だと気が付き、まるで思春期の少年みたいな純…

3

恋をするということ 小説

凪良ゆう  金ひかる 

こそばゆい~>▽<))

え?凪良先生??
語り口調とか雰囲気が今までの作品との違い、表紙を確認してしまった程でした。
ストーリーは淡々と平たく進む「恋始めました」なほのぼのストーリーなんですが、切なさや事件もほどほどで、だからか、それも凪良先生っぽくないな~なんて思ったり、言葉に足された修飾にA.M先生みたい?猫と穏やかな受けにE.Y先生の最近作っぽい?なんて考えたりも。

大学生の月浦くん×家でやっている居酒屋…

10

Chara Collection EXTRA 2012 グッズ

手に入れてよかったです。

大きさもあり、厚さもありで読みやすく凄く満足です。
まだ、本編を読んでいないものが多々ございますので、読みたかったのもだけ3本。
これが読みたかったので応募しました!
まずは樋口美沙緒先生『狗神の花嫁』。
本編のあとの日常のひとこまを藤目線で書いたお話です。過保護になりすぎた狗神がつまらないことで比呂と喧嘩するのですが、犬も食わない夫婦喧嘩に付き合わされる藤です。相変わらず仲の良い2人が読…

5

お菓子の家~un petit nid~ 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

ほろ苦い甘さの作品

スピンオフですが、前作は未読です。
世界と自分との隔絶は、誰でも多少感じたことがあるだろうと思います。そんな気持ちを常に重く抱えた主人公が、たった一つあたたかい居場所を探し求める物語です。
受けである主人公の気持ちが丁寧に繊細に描写されており、ヤクザが登場する作品に多い鋭い雰囲気はありません。読んだ後、自分も誰かに優しくしたくなるような、そんなあたたかみのある作品だと思います。表紙や挿絵も内容…

4

未完成 小説

凪良ゆう  楠本弘樹 

続編希望!

凪良さんらしいキューンとくる話でした。

凪良さんの本はほとんど全部読んでいますが、その中でも1.2を争うくらい好きです。

高校生X教師の話ですが、切なくて涙が出ました。

瀬名は結構自分勝手ヤツで家庭環境が良くないせいか、人を傷つけても正当化しているようなそんなヤツで、精神的に子供。
阿南(教師)のプライベートを知った時から興味をひかれるようになり、ちょっとずつ大人になっていきま…

5

お菓子の家~un petit nid~ 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

前作、覚えてなかった

前作というか、スピン元というか、「夜明けには~」の内容はほとんど忘却の彼方だったんですが、全く問題ない。
この1冊だけでも、十分。
「夜明けには~」の感想を見返すと、加瀬を何とかして欲しい、加瀬の続きが読みたいって。
すっかり忘れていたけれど、待望の1冊だった訳で、
加瀬の物語は、とても幸せな結末を迎えて、
作者様に感謝です。

この本、他の方も言っていたけど、葛西さんのイラストがす…

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お菓子の家~un petit nid~ 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

表紙

暗いです。重いです。

でもなぜかほっこりしますね。

印象に残ってるのは4人で海に行ったとき阿木が砂浜掘って足埋めながらのぬくいぬくい(笑)
それを真似した加瀬(笑)
なんだかダラ~とした絵が浮かびました。
そういう感じなのが結構あってなのか確かに暗いし重いんですが真っ暗な感じはしませんでした。
本当表紙のイラストのグレーみたいなお話しちょっと明るいんですね。

本編では阿木…

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