凪良ゆうさんのレビュー一覧

もったいない! 小説

凪良ゆう  カワイチハル 

コメディタッチなのに甘酸っぱい

シリヤスものや重いもの、切ないものが最近多いですが、いやいや凪良さんのコメディものも最高ですよ?w

初恋相手の王子様のような圭吾と同居することになった日向。だが、同居早々、倹約家すぎる日向の行動に圭吾は王子の仮面がはがれ、わがまま俺様いじわるな素を見せる。初恋が崩れてしまった日向だったが、その後圭吾の様々な面を知り再びひかれ…というお話です。
まず2人のキャラクターがイキイキと輝いています…

1

お菓子の家~un petit nid~ 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

キュン死、初体験!

凪良さんのシリアスタッチの作品は初読みです。
でも、すっごい良かった!
はー、もっとはやく読めば良かったー。


加瀬はチンピラなみに目つきの悪い28歳。
これでも受け。
スーパーネガティブ男で、コミュニケーション能力がマイナス値。

攻めの阿木はパン屋のオーナーで38歳。
ヤクザと言ってもいい強面ながら、愛想も面倒見も良い。
実はもとホンモノの方。


主な登場人物は…

7

夜明けには優しいキスを 小説

凪良ゆう  高階佑 

新装版です

なんか、割と最近読んだ作品のような気がするのに、もう新装版て、、
と思ったら旧版もう5年近く前に出た本だったんですね。
そして、私が旧版のレビューをここに書いたのが2010年10月。
その後、スピンオフで加瀬のお話「お菓子の家」を読んだのを踏まえての、この新装版の感想ですが、
甘いプロポーズの追加SSや、スピンオフで加瀬の未来に安寧が訪れるのを知っているのもあって(ちゃんと細かく比較対照し…

2

夜明けには優しいキスを 小説

凪良ゆう  高階佑 

心の再生かな

2009年に花丸Bで発売された作品がレーベルを変えての再販でやはり人気作だと
しみじみ感じるストーリーです。
ラスト間際まで読み進めて、あれっ?このシーン知っているなと思ったら
既刊「お菓子の家」のスピンオフ作になっているのだとマヌケにも読み終わる寸前で
気がつく体たらくですが、今回の作品に出てくDV男の加瀬がお菓子の~では
受け役になっていて気がつくのが遅れた理由にしてしまいます。

6

夜明けには優しいキスを 小説

凪良ゆう  高階佑 

暗いけれど温かい話

お菓子の家、読了済みで今回の新装版を手に取りました。

話の内容がとにかく暗いです。暴力シーンも多々あります。
過去のしがらみに囚われて、自分を精神的にも身体的にも痛めつける要は読んでいて素直に幸せになって欲しいと思いました。
そんな要に射した一筋の暖かな光が公平の素直な人間性。

ふたりの関係は要の恋人である加瀬さんに阻まれてなかなか前に進むことができず、読んでいてもどかしくなりまし…

3

未完成 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

よかったですが…

凪良先生の作品、好きですので新刊に関しては読んでました。
しかし、こちらの花丸レーベル作品は知らず、もちろん未読。
新装版ということで、書き下ろしもあり、おいしいゎと思いつつ読みましたが…。
個人的に好みでなかった、かな。

攻がすっかり悪ガキから大人になって、まあすごい、という感じで、他の方のレビューにもありましたが、受の心情が少し物足りない感はワタシも感じました。
この関係性だと、…

4

お菓子の家~un petit nid~ 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

前作から読めば良かったかも

高評価だったので読んでみました。スピンオフらしいのは知っていたけど、前作未読だからか、年齢の割に思考回路が幼くて、シャツに固執したりする加瀬の気持ちがほとんど理解できず、もともと後ろ向き過ぎる主人公が苦手ってこともありますが、残念ながら私には響かなかったので、淡々と読み終わってしまいました。。一度は拒否った阿木が、加瀬を受け入れるまでの葛藤とかがもっと深く書き込まれてたら、もっとドキドキしたと思い…

3

もったいない! 小説

凪良ゆう  カワイチハル 

笑わせてくれました。

とても楽しく、気持ちよく読み終えました。

受攻双方が、どっちもどっちのいい勝負で面白い。

カワイチハル先生のアクのない絵もこのお話にぴったりです。

攻が多少残念な性格でも、最後まで萌を維持し続けられたのは、カワイ先生の描かれる、かっこいいイラストの力が大きいと思います。

あとがきで、もっと面白くすることもできたようにおっしゃっている凪良先生、ここのところシリアス路線が続いて…

0

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

私を泣かせかけた物語。凪良先生の才能に脱帽です。

普段は感動しても、実際にはなかなか、泣くところまで行けない私が、この本のSSには、もう少しで落涙するところでした。(惜しい!泣いてすっきりしたかった)

私はこのSSがあって良かったなあと思います。

そして、密かに舌を巻いたのが、エロ場面。

エロを押し出した作品ではなく、しっとり路線のこのお話だからこそ、「こんなところで興奮してよいんだろうか」との背徳感も良いスパイスになってくれて…

8

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

泣かずにはいられない。

読み終わった現在、猛烈な切なさに涙が止まらないままですが、
是非レビューをかかなければ!と思いつつ書かせていただきます。

一言で感想を表すことのできない作品に初めて出会いました。
凪良先生の作品に遅ればせながらハマり、なんとなくの気持ちで手にとった新刊ですが、こんなにも素敵な作品に巡り会えて本当に自分はついているなと思わずに居られません。
大げさなようかもしれませんが、それほどの気持ち…

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