凪良ゆうさんのレビュー一覧

恋愛前夜(2) 求愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

ヤコ先生、ゴメンなさい!!

「恋愛前夜」では私的に本当に目障りだったヤコ先生。
「おやすみなさい、また明日」では、男前の片鱗を見せていたヤコ先生。
そしてこの作品。
ヤコ先生の想像を超える男前っぷりに、度胆を抜かれるやら感動するやら!!
目障りなんて言って申し訳ございませんでした>_<

まさにヤコ王子でしたね!
こりゃ貢藤じゃなくてもキュンキュンしますわ(笑)
貢藤のピンチをいとも簡単にスマート…

6

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

限りなく美しくて優しい物語

昨日、寝る前に読了しました。
後半あたりから込み上げてくる気持ちを抑えられず、SSで完全に涙腺が崩壊しました。
読了後も余韻を引きずってなかなか眠れず、今日は仕事をしながらも気が付けばこの美しいお話を頭の中で反芻していました。
そして、レビューを書くためにSSを読み直していて、またひとしきり泣いてたところです。
小説を読んでここまで余韻を引きずったのは初めてです。
それだけ美しくて優しく…

6

積木の恋 小説

凪良ゆう  朝南かつみ 

堕ちるしかなかった弱さと立ち上がる力を与えてくれる存在を見せられました

とてもいい話でした。
評判が良くて表紙の絵にも惹かれたのですが、あらすじを読むとなんだか暗くて痛そうな話だなと思ったらなかなか手が出ませんでしたが、もっと早く読めばよかったと思いました。

貧しく親からの愛情もなく人は裏切るものだと思って生きてきた蓮。
やがて、自分が貧しくて苦労しているのは誰かが奪っているからだと考えるようになり、ならば返してもらってもいいはずと、騙して奪っていつか自分の…

2

ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

感情をシンクロさせていく

あらすじにある『セックス用アンドロイド』という言葉に抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。私もそうでした。
しかし、南里とシンの関係はピュアとしか言いようがなく、想いが通じ合うまでの紆余曲折には読み手からもエールを送りたくなるほどです。
時代設定が近未来のありそうでなさそうなファンタジーということもあり、読み進めるにつれてつらい現実に巻き込まれていく二人には、もう涙しか出てきません。初読か…

5

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

ひたすらもどかしかった

あらすじに「幼い恋を成就させ、愛に昇華するまでを…」とあったので、最後は思いが通じ合うのねと安心しながら読み始めたものの、余りのすれ違いっぷりに、ヤキモキするやら切ないやら…。

前半は攻め:トキオの片想い
後半は受け:ナツメの片想い

同じ片想いなんですが、後半のナツメの片想いの方が断然切なかったですT_T

前半の展開は、まだ恋を自覚できていないナツメに対するトキオの想いの強さが…

5

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

BLとしての感想じゃないかもしれない

久しぶりに、BLでしくしく泣いてしまいました。
特に最後のSS「スイート・リトル・ライフ」の中途から、後から後から涙が…。ははは…

<ここから先はネタバレになります> 文庫の後ろ書きが盛大なネタバレになっているので、遠慮なくいこう。

小説家・つぐみは、ある日十年来の恋人から理不尽な別れを告げられる。
崩れ落ちそうになっても、恋人の気持ちは戻らないと事実を甘受せざる得ない現実が突きつ…

8

それはおまえが童貞だからです 小説

凪良ゆう  イシノアヤ 

笑ってください

切なさ0%です。

ネタバレをあまりしないようにしたいのですが、書きたくてたまらないくらい、あちこちに名言(迷言?)が散らばっていて、笑いっぱなしでした。

特に、世取(攻め)目線の同時収録作品「湯けむり探偵温泉事件簿 初夜のから騒ぎ」では、ページをめくるごとに笑えました。「畳に浣腸座り」って…(笑)あと、某漫画の名言とか!

表題作の「それはおまえが童貞だからです」は、二ノ宮目線なん…

3

あいのはなし 小説

凪良ゆう  小椋ムク 

泣きましたね~。

最初に言っておきます。皆様みたいに上手く話せなくてごめんなさい。

いや~ラストですっごく感動して涙が止まりませんでした。それで、皆様にも読んで欲しくてレビューでも……!と思ったのですが、文才がなく。上手く言えないのがもどかしいですが……。

波瑠と裕也に幸せになって欲しいと最初は思ったけど、裕也は亡くなってしまった。波瑠は裕也を死ぬほど愛していました。椢のことも愛していたと思います。

9

初恋姫 小説

凪良ゆう  街子マドカ 

花時雨の可愛さに悶絶

少し前に読んだ凪良作品の「花嫁シリーズ」がツボに入らなかったので(失礼!)、タイトルやあらすじが似た感じのこちらも読もうかどうしようか悩んだのですが、しかし凪良ファンとしては読まねば、ということで手に取ってみました。

いや、受けの花時雨が可愛かった。資産家の三男ということで可愛がられ、箱入り息子として育てられた彼は、ちょっと一般的な常識を知らなかったりします。けれど、だからといって嫌な子では…

6

花嫁はマリッジブルー 小説

凪良ゆう  唯月一 

う~ん…

凪良さんはすごく好きな作家さまなのですが、これはいまいちツボに入りませんでした…。評価下げてごめんなさい。内容は書いてくださっているので感想を。

「花嫁モノ」は別に嫌いじゃないんですよ。ただね、表紙の拓海が女の子にしか見えない。まずそこで躓いた。いや、BLでごつい花嫁さんじゃ需要はないのかもしれないですが、読みたいのは「BL」なのでねえ…。
いやしかし、それはまあいい。可愛い男子はOKなの…

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