凪良ゆうさんのレビュー一覧

叶わない、恋をしている 小説

凪良ゆう  水名瀬雅良 

人は誰でも幸せになることが出来る

書店で目に留まりタイトルに惹かれたので購入。
ストーリーや流れもとてもいいと思うのですが、個人的に攻に好感が持てず少々残念感が否めませんでした。

大学生の志貴は両親が事故死した為大学を辞め仕事を掛け持ちしながら弟たち3人を育てていた。バイト先で出会った神谷から援助する代わりにと条件を出されて付き合うようになる。
神谷の元恋人の面影がある志貴は身代わりだ。恋もセックスもなしの付き合い。

4

叶わない、恋をしている 小説

凪良ゆう  水名瀬雅良 

攻めが…

凪良さんは作家買いする作家さまなんです。大好きなんです。でもこれはいまいちツボに入りませんでした。イヤ、ごめんなさい。でも凪良作品で「中立」を付ける日がくるとは…。

2010年にSHYノベルスで出版された作品に書き下ろしを加えて文庫化したものになります。内容は、というと。


大学生の志貴は突然の事故で両親を失い、弟3人を養うために大学を辞め働き出します。まだ若く、大学を卒業してもいな…

11

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

納得の1冊。

読み終えた後に「評価が難しい」という意見と「BLアワード2015小説部門1位」という事実に納得した作品です。
いじめがテーマであろう作品のあらすじを、スクールカーストLOVE!!なんてPOPに仕上げちゃって大丈夫なの!?という不安を抱えながらも、レビューと凪良先生を信じて手に取ったのですが…
結果身体がよじれる程萌えました!!

というのも、あとがきに書かれているのですが、
凪良先生の

31

ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

後半号泣必至

冒頭の軽さからだんだんと不穏な雰囲気に。
途中しんどくで読むのやめたくなってきました。年をとったものです。
木原さんのあんなすごいのバンバカ読めてた私はもういない。
アンドロイドのお話だけど、これもまた一種の記憶喪失ものかな。
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」や999を思い出して、読後また一層切ない気持ちに。
途中ちょっとだけ登場した男の子はカラーイラストにもなってたし、伏線だなと…

9

未完成 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

王道の素晴らしさよ。

使い古された設定で、ありがちな展開。
なのにどうしてこんなに心が揺さぶられるのでしょうかーーーー(叫)
瀬名ですな。瀬名が可愛いんです。すぐに拗ねるけど、すぐに反省する。駆け引きなんて知ったこっちゃない。男前でモテモテなのに一途!
こんな人いないでしょーよ、神様か!という設定なのに生々しい。可愛い。可愛い。
こんな年下オトコに言い寄られたら撃沈する自信がある。
対して先生。
一見地味な…

5

ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

まさかの!

最近凪良ゆうさんの小説にはまり1日一冊ペースで読み漁っています。
こちらは何の前知識もなく手に取りましたが、思っていたよりもずっしりと重たい話でした。命について考えさせられる話だとは思わなかった。
オタクとアンドロイドのコメディタッチの軽い恋愛を想像してただけにボディにきました。ボッコボコです。
読み終わった後は納得と言えば納得なのですが、読後感が良いかと聞かれれば、そうでも無いです。
ス…

8

全ての恋は病から 小説

凪良ゆう  車折まゆ 

社会不適合者の恋

恋とはどんなものかしら?~
某月9ドラマを観ていたばかりだったので、そんなフレーズがふと頭に浮かぶ。
恋愛不適合者以前に、こちらは社会不適合者同士の恋。

祖母の厳しい躾がトラウマになり片付けられなくなった男。
人肌(男限定)に触れてモフモフしたい欲求を抑えることが出来ず、いつかゲイの性犯罪者になるのではと悩んできた男。

片付ける≒モフモフさせる
お互いの利害が一致して、契約関係…

1

全ての恋は病から 小説

凪良ゆう  車折まゆ 

お似合いです

軽めのコメディです。大学の先輩後輩のお話。
CPそれぞれの設定が面白いです。先輩の椎名は経済学部の王子さまと言われているが実は汚部屋の持ち主。後輩の夏市はゲイで世話焼きでいつでも人肌に触れていないとダメな体質。

椎名先輩の引っ越しで偶然ふたりはお隣さん同士となる。
夏市が椎名先輩の汚部屋の秘密を知り、椎名先輩をもふもふさせてもらう代わりに部屋の掃除をするようになる。Hはしない約束だがだん…

0

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

キミの太陽になりたい

実在する病気という少し重めのテーマを扱っている分、少し読むのに勇気がいる作品でした。

終盤のカタルシスへの布石だとわかっていても、序盤の鬱屈した受けの少年時代は読んでいてとても切なく苦しかったです。
生来の枷から、どうしても内に内に籠もってしまいがちなパーソナリティの受けですが、そんな受けにまっすぐ向き合い続け、受けを正しく照らせない太陽のかわりになろうとするかのように明るく受けを愛する年…

2

愛しのいばら姫 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

わたし的には珍しい現象

凪良さんにハズレなしと毎度言ってるけど、これはなんだろう・・・なにがだめだったのか。
ファッション業界が自分的に地雷なのか?
作者のノリノリ感が伝わってくると反比例してテンションが下がるという傾向もあるっちゃある。
久保田が人たらしというほど魅力を感じなかったってのもある。
ハイジのユキちゃんが好きアピールを男にしてる里江をマドンナだなんて言ってる時点でさ。朝倉南になりたいだなんて、いやも…

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