凪良ゆうさんのレビュー一覧

初恋姫 小説

凪良ゆう  街子マドカ 

可愛くて面白かったよ!

凪良さんの古い作品。
読んでみたいとは思いながら
この表紙?姫?うーん、必死に探すほどでは……と
巡りあえずにいたのだが、ようやく読む機会に恵まれました。
読んでみたら、可愛くて面白かったよ!


旧華族の三男坊、大事に育てられた世間知らずな花ちゃんこと
花時雨(ハナシグレ、これ名前ですww)が、おじいさまの言いつけで
かつての君主、今はしがない定食屋の上月家に出仕する話。

4

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

読みやすさと切なさとキュンの嵐でお勧めですよ

お話は『高校編(受け視点)』『大学編(攻め視点)』『社会人編(受け視点)』の三部構成。
いわゆる両片想い作品ではあるのですが、受け視点のお手本のようだなあと。
視点主(読者)に攻めのラブ視点を感じさせない書かれ方を凪良さんはきちんとされていて、もちろん読者は『攻めも受けを好きだろ、ラブエンドだろ』とはわかっていますが、地の文で攻めの熱い視線をわざわざ書かれるとわざとらしさを感じてしまうためその…

7

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満足~~~!

これは手に入れて良かった!
「美女の憂慮」(法医学者と刑事の相性 番外編)愁堂れな
こちらはちょっとした推理モノのお話から、冬城がちょっと嫉妬的なラブ的濡れ場有り。

「エゴマのゴマはゴマじゃない」(毎日晴天! 番外編)菅野彰
あーかわいい。世の主婦の方は感じるであろう金銭感覚の相違のお話。
秀が怒って、明信は秀の気持ちが心底わかる。
でも大河と龍はまったくわからない。
龍はしかし…

0

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

笑い転げ、萌え転がる両片想い

有名ラーメンチェーンの一人息子で何不自由なく高校生活を送っている受けは、成績が悪いのを理由に親に家庭教師をつけられる。大学生だという触れ込みで現れた家庭教師は、同じ高校の同学年の入江(攻め)だった。攻めは父親がリストラを機にアル中になり、年齢をごまかして割のいいアルバイトをしまくっている勤労学生で、将来は悪徳弁護士になる予定だと言う。ともにゲイであることも判明したが、互いに好みではないため恋愛関係…

4

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

テンポよく、笑いながらも切なく。

地元で有名なラーメンチェーン店の跡取り息子の蜂谷と
優秀な俺様(でもどこかずれている)苦学生の入江、
そんな高校の同級生だった二人の、長くじれったい両片想い。

かけがえのない友人になっちゃったものだから、
打ち明けて相手を失ってしまうのが怖くて、恋に踏み出せない。

蜂谷が恋に気がつく高校時代、大学時代、社会人の三部作。
足掛け8年、長っ!
途中で、おっ!まとまるかっ?と思った…

11

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

入江も好きですが、オネエの良太郎がたまらない!

待ってました!凪良さんの新刊!
この前「累る」を読んだばかりですが、読み終わるとすぐ新刊が読みたくなる中毒状態です(笑)

「累る」がシリアスで陰鬱だったのですが、今度はラブコメで。
ただ共通点は嫌な意味で読者を裏切らず必ずハッピーエンドに持って行ってくれるところが凪良作品の魅力だと思います。
まだ既刊を全部読んだ訳ではないので、こつこつ集め中。

話は高校時代からの親友がまとまる両…

3

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

自覚していなかったトラウマが疼いてしまった・・・

登場人物との距離感をとるのに失敗してしまいました。
主役に共感できるかが、私にとってその本が好きか嫌いかの判断基準の一つになるのですが、今回はちょっと近すぎました。平良の思考回路がよぅ分かる(苦笑)
「なるべく心を平らかにすること。刺激に敏感にならないこと」
そう思いながら、ピラミッドの頂点付近にいる人間に対して、嫌われず目立たず弾かれないようにと周りと同じ笑みを浮かべてやり過ごしてきたクラ…

4

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

じりじり進む二人の恋に萌え

作家買いです。

凪良さんという作家さんは引き出しが多い作家さんだなあ、と感心。つい先日発行された『累る-kasaneru-』はシリアス満点の作品だったのに、今作品はラブコメ。作品をつくっているときって頭のなかってどうなってるのかなあ。なんて思いつつ読みました。

面白かった!
貧乏で、この貧乏から抜け出すためにどうすればいいのかと考えた挙句出た結論が「悪徳弁護士」になること、という入江…

15

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

ダサ眼鏡ガリ勉の俺様

ギャグ、ラブコメ。受け視点が二編で、攻め視点が一編の計三編です。
攻めは俺様、腹黒、ダサ眼鏡、男前。
受けはヘタレ、美人、健気。
(作品ではダサ眼鏡とされているけど、最近ではおしゃれな人というイメージがあります、眼鏡)
ダサい男前俺様って、新しい。素敵キャラです。
攻めは理論武装が完璧かつ毒舌な俺様だけど、気遣ってるように見せずに気遣うスマートな男前。
受けは学生時代は普通のお坊っちゃ…

7

未完成 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

攻め視点の傑作

これは、好きすぎてレビューできなかった小説の筆頭です。

この作品の魅力はなんといっても受けの阿南先生でしょう。神経質そうな美人だけど中身は口の悪い少し大雑把な大人の男。そう、阿南は大人の男なんですよね。大人ならではの自制を知っている阿南はカッコいいことこの上ない受け様です。終始攻めの高校生・瀬名の視点で書かれているため、阿南のミステリアスな魅力が損なわれることなく堪能できます。

阿南の…

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