凪良ゆうさんのレビュー一覧

愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

ニコが可愛すぎる

作家買いです。凪良さんの新刊ということで楽しみに待っていました。内容はすでに皆さま書いてくださっているので感想を。

さすが凪良さんというべきかストーリー展開がお上手で、そして「ニコ」に心を鷲掴みにされ、初っ端から一気に感情がピークまで持っていかれました。

いじめを苦に、自殺まで考えたまだ中学生だったニコ。
そんな彼が、精神的に榮に助けられ、そして『ニコール』という鎧を身にまとい切り抜…

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愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

苦くて甘い

大好きな凪良さんの最新刊ということで、楽しみにしてました!

こちらのレビューを読んだ後、本を読んだので大まかな内容は把握していたもののやっぱり切なかったです。
ニコが片思いの苦しみや、田舎暮らしならではの周囲の目、様々な苦難を笑いながら過ごした少年時代を思うと、こっちまで辛い。
榮のことなんか、さっさと諦めてしまえば楽になれたのに。上京した後も忘れられず、田舎から持ち出して来てしまったス…

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愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

切なかったです

一部と二部は、とても素晴らしかった。
ただ三部だけは、個人的に少し物足りない感じがした。
片思いの切なさ、失恋、マイナスの感情、痛み、さまざまな想いがつまっている小説だと思いました。

1

愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

泣かないで、泣かないでニコール

久々に小説を読んで泣いてしまいました。
私、こういう片想い物に本当に弱くて。。
ニコがとにかく可愛く、切なく、健気で、それでいて強い。
ニコが泣く度に一緒に泣いてる私、チョロ過ぎる…(笑)


とにかく言わせて欲しい!

榮の鈍感野郎!!!

閉鎖的な田舎町でゲイであることでいじめられ、自殺を決意したニコ。
そんなニコの自殺を踏み止まらせたのも、いじめ回避の秘策『ニコール』を…

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愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

マイノリティ男子の普通の恋愛

ゲイ男子二人の高校時代から成人するまでを描いた青春ラブストーリー。

高校生編、大学生編…と複数部構成になっている点は『初恋の嵐』と似ていますが、本作は受け→攻めの片想いモノで、攻めが他の相手(男)と数年付き合っているため、より切ない展開となっています。

田舎の村で暮らす二胡(ニコ・受け)は、ゲイの高校生。
いじめを回避するため、学校では「ニコール」というオネエキャラを演じています。

15

愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

ニコ(表紙のリボンをつけた少年)がとても愛おしい。

何もない田舎で、ゲイ故に苛められていた中学生のニコ。
死のうと思った夏の夜、出会った榮に心を救われ
以来ずっと彼を思い続ける。
高校2年で再会し二人は親友になるが、榮には想い人がおり……

高校卒業までの『泣かないでニコール』、
東京に出てからの日々、『人生は薔薇色、ではない』
そして最後は榮目線の『愛しのニコール』の
三部構成になっている。

  *     *     * …

17

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

こじらせすぎていた

あらすじに「こじらせまくった永い初恋」とあったので、
両片思いのすれ違い物だなとある程度の予想をつけて手に取りましたが。

予想をはるか斜め上を行くこじらせっぷりに、唖然。

通勤電車の中で読みましたがニヤニヤが止まらず、
「ー合意・・・・っ。」
には、危うく笑い声が出そうになりました(笑)

オネエランナー・ひきこもり天才料理人・ろくでなし父親・超現実主義者の美少女妹などなど。…

3

愛しのいばら姫 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

甘いご褒美もらえますよ〜

前作の『365+1』は、まだ読んでいません。他の方のレヴューで、読まなくてもとあったので、先にこちらを読んでしまいました。
はい。何の問題もなく楽しめましたよ。

攻の久保田が人たらしの設定。すごく良かったです。なんとも中身が男前。受けの美山の毒舌吐きまくりで素直になれない、でもいろいろだだ漏れな感じもかわいくて良かった。懐の大きな攻と、強がっちゃってて素直になれない受の設定。ありがちだけど…

5

あいのはなし 小説

凪良ゆう  小椋ムク 

切なくて体力消耗。でも読んでよかった

凪良ゆうさんの作品を片っ端から読むぞ〜と読み始めた4冊目。あらすじは他の方が上手に書かれているのでここでは触れません。
死んでしまった裕也の忘れ形見、椢。幼い椢は自分の中に裕也がいると言う。椢が見せる裕也のようなしぐさや話し方。それを信じたい波瑠。
ん?これはオカルト的な展開?以前読んだ「まばたきを三回」は、思いっきりあの世とこの世が交差する世界を描いていたので、今回もそういうことかな〜と思い…

2

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

心震える物語

BLから遠ざかっていた私を一瞬にして、
この世界に引き戻してしまった作品です。

色々な事に傷つき、臆病になっている二人が少しずつ歩み寄って行く姿は切なく、胸が打たれます。
メイン以外の登場人物も個性豊かなキャラが揃っており、特に祖父の優しさと温かさが素晴らしい。

そして巻末のSSで号泣。
このSSを掲載するかどうか迷ったと作者があとがきで書かれていましたが、この後日談あってこその…

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