奈良千春さんのレビュー一覧

梟はなぜ烏を黒く染めたのか 小説

中原一也  奈良千春 

面白ーーーーーーーーーい!

他のお姐様同様、「ほんとに鳥ちゃんでした」ですw。奈良先生の挿絵目当てで購入したのですが、すんごくお話が面白い!!!!!笑い上戸の方は車内読み、要注意です。私は何回か本を閉じて、笑うのをこらえるのに必死でした・・・担当さんとのお話により生まれた作品とのことなのですが、本当に先生と担当さんに感謝ですー。この鳥ちゃんアイデアに神★。それから最後にある奈良先生のキャララフが神×10ぐらい素敵です!奈良先…

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梟はなぜ烏を黒く染めたのか 小説

中原一也  奈良千春 

アクロバットが見事に成功してるよ

まず最初に、
「ホントに鳥だった!」と言っておきます。

『妖精ハンター×DT』のシリーズでも悪ノリと言っても良いほどぶっ飛んでいた中原さんですが、今作も同様にかなりキテます。政界陰謀ものに恋が絡む筋立てや主人公達を囲む登場人物の『下町ぶり』は実に中原さんらしくて、別にこのお話の第一の特徴がなかったとしても、面白く読めたんじゃないかと思うのですよ。そこに『鳥の擬人化』なんていう爆弾をぶち込ん…

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梟はなぜ烏を黒く染めたのか 小説

中原一也  奈良千春 

シリアスとコミカルのバランスが絶妙

作家買い。
奈良さんの素敵表紙を拝見して、シリアス路線のストーリーかな、と思っていたのですが。

何だ、これ。
めっちゃ面白んですけど…!

鳥の擬人化BLです。

ストーリーとしては、議員秘書をしている黒羽と、黒羽を自分の秘書にスカウトしてくる議員の深森の恋のお話。

幼馴染の二人ですが、彼らの実家は犬猿の仲。
そんなことは関係なかった子ども時代に、仲良くなれそう…、だった…

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交渉人は休めない 榎田尤利100冊記念特別版 小説

榎田尤利  奈良千春 

豪華!

100冊刊行記念本。
一応前巻でシリーズとしてはひと段落しているので、こちらはその後の日常(といってもスペシャルなので舞台は沖縄!)な感じです。
ハードなだけでなくこういうゆるっとしたのが読めるって嬉しいです。

でも、芽吹、流石です。
慰安旅行先の沖縄でもちゃ~んと事件に巻き込まれてますw
無人島での二人のやり取りもおかしかった~。
 
ネゴオフィスの関係者は勿論、愉快な舎弟達も…

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交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

どM

100冊記念でもう一冊この後に出てますが、一応この巻でひと段落だそうです。
一区切りにふさわしい巻でした。
どM芽吹抱えているものはそう簡単には無くならないみたいだけど。
これからも周りに助けられながら兵頭と二人で乗り越えていくんだろうな~と。

二人の期間限定な同居も面白かった。
お部屋の綺麗さから兵頭の細かさはなんとなーく予想していたけど、芽吹のアバウトさには笑ってしまった。
ふ…

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スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX. 小説

榎田尤利  奈良千春 

交渉人シリーズスピンオフ

大好きなキヨのお話。
キヨ押しなので・・・まだ次の読んで無いけど、この作品がシリーズで一番好きかも。

表紙も挿絵も可愛い!

プロローグでもうギュっ(>_<)ってなっちゃいました。
キヨの謎だった過去も語られてます。
悲しい。
私の弱いとこつつかれて涙。
死後の池田にずっと寄り添ってたキヨの姿が目に浮かんで心がぎゅぅぅぅぅって締め付けられました。

でも、誰かに…

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梟はなぜ烏を黒く染めたのか 小説

中原一也  奈良千春 

真面目に不真面目

かいけつゾ○リじゃないですけど。

こちら、擬人化の鳥BLです。
最初にタイトルを見た時は、てっきり比喩だと思ってたんですが、ホントに攻めが梟で受けが烏。

真面目に不真面目と書きましたが、至極真面目にストーリーは鳥視点で語られます。
ややハードでシリアスよりなストーリーに、鳥視点で書かれたからこその軽妙な面白さと味わいが加わって、すごく作者さんの持ち味が生きた作品に仕上がっています。…

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交渉人は諦めない 小説

榎田尤利  奈良千春 

前巻からの続き!

シリーズ第5弾。前巻が上で今巻は下巻な位置づけ。
蒔かれた伏線が回収され甘栗の使い方の妙に感心。
環は剥かないよね~!納得。
伯田さん、いい味出してるっ!

芽吹の過去が更にはっきり描かれ「信じたい」という芽吹のルーツというか思いがはっきりしました。
そして、兵頭に対する芽吹の想い、今まで兵頭の熱量に比してはっきりしないというか気持ちの面でまだも一つ何かふんぎれてない感があったのが、賛…

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交渉人は嵌められる 小説

榎田尤利  奈良千春 

次巻に続く・・・

シリーズ第四弾。
冒頭不穏なプロローグからいつもの和気藹々な芽吹オフィスの面々。
お雑煮美味しそう~。と思ってたらどんどん怪しい気配が濃厚に。

受の周りに死が付き纏ってるのって魚住君でもあったけど、こちらはどうなっていくのか・・・。
芽吹がずっと人を信じたいという事に拘っていた理由が明らかに。
過去はどうにもできないよね・・・。

兵頭と芽吹のターニングポイントになりそうなところ…

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交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

シリーズ第三弾。

芽吹の過去も出てきます。
そして、前回気になってた満雄、依頼人として登場しました~。
態勢に影響ないけどちょっとすっきり。

芽吹また巻き込まれるっていうか自分から飛び込んで行ってる。
そして、キヨ今までで一番喋ってた!
アヤカちゃんも可愛いし、勿論兵頭はいい男だな~と。
どんどん引き込まれて行く作品ですっ!

オレオレ詐欺、この作品が書かれたの10年前だけど、未だに手を変え品を…

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