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中原一也 奈良千春
ふばば
ネタバレ
この作品は、ドヤ街でのワイルドオヤジと意地っ張り医師の物語「愛してる」シリーズのスピンオフです。 主人公CPは、冷酷なヤクザ幹部・斑目克幸(ドヤ街の斑目の異母弟)と、克幸の愛人でバーテンダーの湯月。 こちらは、スピン元の人情味とコミカルテイストな世界観とはガラリと変わって、ヤクザBLの王道、傲慢な帝王のような攻めと、過去を持つ美しい受けの紆余曲折がダークに、ハードボイルドに描かれています。 …
夜光花 奈良千春
Takk
王都に戻った樹里の決意とランスロットの誓いのシーンがものすっっっごく良かった。 王都に戻った樹里。 久しぶりにアーサーの寝室に入ると自然と涙が溢れて来ます。 これまでアーサーの死に実感が湧かず泣くに泣けなかったのですね…ひとしきり泣くとふと、アーサーなら樹里に何をして欲しいかに思い至ります。 子供の事、王国の事、逃げることばかりに囚われていたけど、王妃として国を守るのが使命かもしれ…
冒頭のランスロット視点。 樹里やアーサーの事を率直に語るのでなんだか秘密の日記を覗いているような気分になります。 というのも私のランスロット像はまさしく聖人の様な人物!だったから。 そんなランスロットの樹里への想いが案外ドロッとした物をはらんでいて、まあそうだよなーと思うと同時に知りたくなかったって気分にも少しだけなります。 そうなのです、ランスロット編のランスロットは騎士として、より…
ドヤ街で、日雇い労働者と医師が恋をする。いよいよ完結です。 内容は前作「愛に終わりはないけれど」の続きで、貧困ビジネス叩きから生活保護そのものを叩く風潮、そして坂下が生活保護を斡旋している悪徳医師だと誹謗中傷されて、診療所の存続の危機、という展開に。 診療所がそんな状態で、斑目は離島に行ってしまうのか。 行かないで、いつまでも側にいて。 言葉にするとなんとも弱々しく、ただ斑目に寄りかかって…
ポッチ
作家買い。 ここ最近、中原作品はどれを読んでもハズレがなくて萌えと爆笑に包まれつつ読破していますが、今作品も面白かった! 中原さんと言えば、「オヤジ」をイメージしますが、この作品もそのイメージを覆すことのない男の色香ダダ洩れの「オヤジ」が登場します。が、この「オヤジ」がただのおっさんに非ず。 狼です。 モフモフです。 組長です。 カッコいいのに、クソ可愛い。 これが両…
fandesu
『梟は烏を~』は『鳥政界』のお話でした。 今作は『動物任侠界』ですよ! 中原さん、お得意の世界をとことん詰め込んだ感じの1冊です。 モフモフと漢、自然の摂理と人情が満載されています。 つまり、癒されて惚れ惚れとし、人間社会への批評精神を感じ取った後にジンと来るという大盤振る舞いなのです。 これだけてんこ盛りなのに詰め込んでいる感じが一切せず、エンタテインメントとして笑わせながらさらりと読…
元天才外科医→今ドヤ街の日雇い労働者と、日々奮闘する貧乏医師の育む愛、「愛してる」シリーズ第5作。 1作目は斬新な設定と攻めの斑目のワイルドセクシーな魅力、ヤクザも出てきて〜という展開だったけど、巻を重ねるごとに「ドヤ街」という場の設定を生かしての社会問題のようなものも問うような物語になってきた! さて、5作目。今回は「貧困ビジネス」がテーマ。 個人がもらうべき生活保護費、それをホームレス達…
ゆーちん24
インタビュー記事で気になったこの作品。 中原一也先生は初読みになります。 作者様の情報を拝見すると、既刊はハードボイルドやオヤジものが多いのでしょうか。 こちらは、ほのぼの&もふもふ、そしてちょっぴりシリアスな展開ありの獣人ファンタジーでした。 人間関係に疲れた獣医の岡村は、しばらく人間社会から離れて暮らすため、相続した山奥の小屋にやってきます。 そこで傷付いた仔犬の手当てを…
スズメオウジ
最高ですーーーーーーーーーーーーー!!!! 話しの展開にグイグイひきこまれる!!!! メインストーリーも本当に面白いってゆーか次が気になる…! そしてキャラクターが本当に魅力的… あえてネタバレ見ないで読んでたのですが… レヴィンといたしたので、あっこのお話はレヴィン×啓なんだなー って思ってたらッ思ってたらっ ラウルともいたしてるーーー!!!!! えっ!? こん…
夜光花先生の作品は大好きなのですが、このシリーズはなんとなく読みにくく感じてしばらく本棚においていたのですが… ついに手をだしてしましました!めちゃくちゃおもしろいーーーーー!!!!!!! なんでずっと読まなかったのか本当にわからない位面白い…! 夜光花先生の作品はBLだけじゃないってゆーか…本格小説にBL要素を入れたってゆーか… 本当に読み応えが半端ないです! 主人公の啓が…