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kurinn
ネタバレ
とても気になっていたアルヴィンとラフィーフのお話でした。 登場人物の鷹族で唯一の妻帯者だったアルヴィン、ラフィーフの目を通して「巣篭もり」の様子が語られていました。本編でもナダがアルヴィンが妻帯者だと気にしてましたよね。 ここでアルヴィンとラフィーフだけなら問題なかったのに、あえてアルヴィンの妻を登場させてきた中原先生の挑戦は何か意図があるのでしょうか? この2人を主人公にした続編が…
中原一也 奈良千春
奈良先生が描くヴィルベルトがとてもセクシーで、迷わず表紙買いしてしまいました。 もちろんお話も文句なしに面白かったです。 鷹族という存在がどんなに恐ろしいかがこれでもかと書いてあって、ヴィルベルトに接するナダの緊張感がこちらにも伝わって来るんです。 鷹族は恐ろしいのに神々しくもあって、圧倒的な強さを誇るヴィルベルトの戦闘能力にワクワクして読みました。 冷たいようでいて優しいヴ…
沙野風結子 奈良千春
碧雲
色々あった1と2に続いて、完結編はドラマチックな急ぎ足の展開でした。 ワダツミ三部作-3は、兄弟夫々に背負わされた役割の謎解きのようなものだった 悪ぶって、悪の化身に化した次男のキリイは、「国の統治についての考え方の相異」が理由で、兄弟は統治を妨げる存在なので殺意を抱いた、と建前を述べていたけど、それは違う。「自分だけ異なる疎外感」と「海神に愛される兄弟が妬ましかった」だけ。 どうや…
☆ぺこち
めちゃ面白かった!極限まで己を追い込み、研ぎ澄まされた感覚を最大限に使い戦う、鷹と鷹匠。気の抜けない生死を掛けた狩りにハラハラドキドキ。そんなスピード感ある鷹狩りとは逆に、ヴィルベルトとナダの恋愛は、切なくほんのり温かくジリジリと距離を詰めて行く。空の魔王などと呼ばれるヴィルベルトだけど、本当はめちゃ優しくて一途な愛を貫く男だった。「ちびころ」と呼ぶ度に愛を感じた。未熟なナダも、鷹匠に誇りを感じる…
ポッチ
作家買い。 中原先生って、個人的にハズレがない作家さまでいつも発売を楽しみに待っていますが、今作品は、これぞ中原作品!という感じの世界観。 褐色の肌を持ち、口が悪く、ちょいワルオヤジっぽい攻めさん。 おぼこい感じの受けちゃん。 そして、設定に「鳥」が起用されていること。 これだけ「似通った」な設定でありながら(褒めてます)、作品ごとにカラーが異なり、独特の世界観と放つ作品が紡げる…
てんてん
本品は『熱砂の黒鷹と約束のつがい』の コミコミ特典小冊子です。 本編幕間、アルヴィンとラフィーフのお話です。 鷹匠は鷹族の番として彼らを使役するとともに 狩りで傷ついた彼らの心身をいやす役目を負います。 14間の狩りを終えた鷹匠のラフィーフは 「白い悪魔」と呼ばれるアルヴィンに 彼の屋敷の奥に押し込まれ、貪られていました。 純白の羽根が割け、ぼろぼろな彼は 獣じみた息…
今回は「空の魔王」と称される鷹匠喰いの鷹族と 誰からも選ばれない鷹匠のお話です。 鷹匠喰いの攻様の番となった受様が戦いを通じて 鷹族の鷹匠の未来を変える一歩を踏み出すまで。 受様の国は涸れないオアシスを持つ城塞都市で 普通の人間と猛禽類の血が流れる 鷹族と呼ばれる2種類の人間が暮らしています。 鷹族は鳥の足と翼を持ち民を守る高貴な存在と 人に崇められていますが …
あーちゃん2016
コミコミさんの小冊子。もうちょっと活躍を読みたいなと思っていたアルヴィンとラフィーフのお話なんですけど!アルヴィンには妻がいて!うーん、この二人は一体どういう関係なんだ????と頭抱える気持ちになった小冊子でした。ちょっと不可思議すぎで萌とはいいがたい、でも気になるという感じの小話です。すいません中立で。 だってですよ?巣ごもり終わった後、「お食事をしていって」と声をかけてくるのです、美…
先生買い。舞台である「砂漠の中の都市」や鷹匠など、設定はめちゃくちゃ好きだったんですけど、攻め受けの恋心に今一つ萌えなかったので萌にしました。本編230p弱+あとがき。レビュータイトルは奈良先生の挿絵(羽根、衣装等)に対する感想です。 フェロモンはたっぷりあるのに誰からも選ばれず鷹匠になっていなかったナダ。最近、都市を攻撃してくる蛇族の攻勢が強く危機を感じたため、牢に囚われていた「空の魔王」…
ちゃんと三兄弟夫々立場に合った考え方の違いをキャラに割り振られていて、面白かった。 チョイ役で終わりそうだった、海賊のサガンは、ずっとワダツミ国に居る事になりそう。 この2話の主人公は末っ子の神子のナギ。 甘えん坊で正義感強いまっすぐな性格。 だから次男が行った事が許せない。 でも長男のシキの考えを聴いて、素直に従うのは末っ子だからなのだと思う。 次男のキリイは、戦のどさくさに紛れ…