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中原一也 奈良千春
☆ぺこち
ネタバレ
めちゃ面白かった!極限まで己を追い込み、研ぎ澄まされた感覚を最大限に使い戦う、鷹と鷹匠。気の抜けない生死を掛けた狩りにハラハラドキドキ。そんなスピード感ある鷹狩りとは逆に、ヴィルベルトとナダの恋愛は、切なくほんのり温かくジリジリと距離を詰めて行く。空の魔王などと呼ばれるヴィルベルトだけど、本当はめちゃ優しくて一途な愛を貫く男だった。「ちびころ」と呼ぶ度に愛を感じた。未熟なナダも、鷹匠に誇りを感じる…
ポッチ
作家買い。 中原先生って、個人的にハズレがない作家さまでいつも発売を楽しみに待っていますが、今作品は、これぞ中原作品!という感じの世界観。 褐色の肌を持ち、口が悪く、ちょいワルオヤジっぽい攻めさん。 おぼこい感じの受けちゃん。 そして、設定に「鳥」が起用されていること。 これだけ「似通った」な設定でありながら(褒めてます)、作品ごとにカラーが異なり、独特の世界観と放つ作品が紡げる…
てんてん
本品は『熱砂の黒鷹と約束のつがい』の コミコミ特典小冊子です。 本編幕間、アルヴィンとラフィーフのお話です。 鷹匠は鷹族の番として彼らを使役するとともに 狩りで傷ついた彼らの心身をいやす役目を負います。 14間の狩りを終えた鷹匠のラフィーフは 「白い悪魔」と呼ばれるアルヴィンに 彼の屋敷の奥に押し込まれ、貪られていました。 純白の羽根が割け、ぼろぼろな彼は 獣じみた息…
今回は「空の魔王」と称される鷹匠喰いの鷹族と 誰からも選ばれない鷹匠のお話です。 鷹匠喰いの攻様の番となった受様が戦いを通じて 鷹族の鷹匠の未来を変える一歩を踏み出すまで。 受様の国は涸れないオアシスを持つ城塞都市で 普通の人間と猛禽類の血が流れる 鷹族と呼ばれる2種類の人間が暮らしています。 鷹族は鳥の足と翼を持ち民を守る高貴な存在と 人に崇められていますが …
あーちゃん2016
コミコミさんの小冊子。もうちょっと活躍を読みたいなと思っていたアルヴィンとラフィーフのお話なんですけど!アルヴィンには妻がいて!うーん、この二人は一体どういう関係なんだ????と頭抱える気持ちになった小冊子でした。ちょっと不可思議すぎで萌とはいいがたい、でも気になるという感じの小話です。すいません中立で。 だってですよ?巣ごもり終わった後、「お食事をしていって」と声をかけてくるのです、美…
先生買い。舞台である「砂漠の中の都市」や鷹匠など、設定はめちゃくちゃ好きだったんですけど、攻め受けの恋心に今一つ萌えなかったので萌にしました。本編230p弱+あとがき。レビュータイトルは奈良先生の挿絵(羽根、衣装等)に対する感想です。 フェロモンはたっぷりあるのに誰からも選ばれず鷹匠になっていなかったナダ。最近、都市を攻撃してくる蛇族の攻勢が強く危機を感じたため、牢に囚われていた「空の魔王」…
沙野風結子 奈良千春
碧雲
ちゃんと三兄弟夫々立場に合った考え方の違いをキャラに割り振られていて、面白かった。 チョイ役で終わりそうだった、海賊のサガンは、ずっとワダツミ国に居る事になりそう。 この2話の主人公は末っ子の神子のナギ。 甘えん坊で正義感強いまっすぐな性格。 だから次男が行った事が許せない。 でも長男のシキの考えを聴いて、素直に従うのは末っ子だからなのだと思う。 次男のキリイは、戦のどさくさに紛れ…
みざき
こちらの小冊子は、ヴィルベルトとナダのお話ではなく、本編に登場したサブキャラクターのアルヴィンとその番、ラフィーフのお話となります。 時系列的には、本編でヴィルベルトが牢屋から出る少し前あたりでしょうか。 上下段組で読み応えがあります。 このお話を読んだ後に本編終盤のシーンを読むと、アルヴィンとラフィーフの関係性がまた違ったものに見えるかも。 そんな風に思えるほど、結構複雑な関係が描か…
こういう、唯一無二感のある関係がたまらなく好き。 宝石のように美しく大きな翼と、膝から下は鋭い鉤爪がついた三前趾足を持ち、その圧倒的な力で国のために戦う鷹族。いわゆる鳥人というやつです。 そして、鷹族と血の契約を交わし、猛禽類のような彼らを鳥笛を用いて使役し、時には抑え、時には身体と体液で癒す鷹匠なる人々がいる。 人と鷹族が共存する世界で、鷹と鷹匠の関係性を"つがい"…
愁堂れな 奈良千春
ましゅ
引き続き監禁ものをちょこちょこ読んでいるのですが、これは謎多き監禁! 10年以上ぶりに再会した同級生。 しかし攻めは自分を記憶していたことに驚き、受けは唐突に監禁される。 食事を与えられつつも、することといえば体を重ねるばかり。 その中で呟かれる『洗脳』などという不穏な言葉。 挿絵効果でミステリアスな空気もアップ!(攻めが黒魔術師か何かと言われても信じそうだった) 攻めは好意を…