奈良千春さんのレビュー一覧

個人秘書 小説

高岡ミズミ  奈良千春 

ライオンvs豹

11年に朝南かつみイラストで出た『ワイルド&セクシー』のスピンオフですが、前作を読んでなくても全く問題ないほど独立しています。
今回、おや?と気がついたのが奈良さんの絵がまた変わった感じに見えること。
鋭いとんがったイメージが弱くなって、若干の柔らかさを感じ、裸体の描写に影がはいり肉体表現に生々しい感じが。
作品に会わせて変えてられるのかもしれないですが、また雰囲気が違って素顔を隠す主人公と…

6

ヘブンノウズ 小説

英田サキ  奈良千春 

読みやすい!!

小難しい話なのかもしれない…となぜか先入観を持ってしまって
(たぶん重厚感のあるような色彩と
奈良さんの濃密なイラストだからかも)
更にシリーズものという事で
ゲットしてもなかなか読むには至りませんでしたが。

読み始めたら面白い!!
BLとして楽しめたのは勿論後半の
澁澤とでれんでれんに酔った旭のキス(&自慰)シーンですが
全体的に旭の気持ちの変化に感情移入しました。

母…

6

3シェイク 小説

秀香穂里  奈良千春 

3P

たまには(?)ガッツリえろィやつが読みたいさ!
ってなもんで、積本からの消化。
設定も、イラストも、エロスも好きなのですが、
物語としてはイマイチだったかなぁな雑感でした。
元モデルの美形敏腕マネージャーが担当を任されたのは、飛びぬけたオーラをもった新人。けれど、なかなか言うことを聞かない。君の力でなんとか!
と押し付けられた相手。
なんとか大きな仕事をと出かけた先では、「僕の性欲を満…

4

龍を飼う男 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

危険な魅力

攻め:香港マフィアの血を引く ティエン・ライ
受け:ウェルネスマート社員  高柳智明

高柳は大学時代の同級生、ティエン・ライのマンションを訪れる。
香港でのスーパー出店をマフィアに邪魔されたため、身体を売る代わりにマフィアをなんとかしてほしいと頼む。

大学時代から高柳が好きだったティエン。
ティエンの好意に気づいていて自分では気づかないうちに惹かれていた高柳。
俺様攻めのティエ…

3

黒い愛情 小説

秀香穂里  奈良千春 

精神的な調教

攻め:精神科医 加藤
受け:精神科医 伏見

公園で親友に迫られていた所を同僚の加藤に助けられるが、その加藤に犯されて調教されてしまう…という話。
表紙を見てがっつりSM系かと思いましたが、どちらかというと精神的な調教に近いのかな、と思いました。
今まで性欲に振り回されずストイックに生きてきた伏見加藤の手によって堕ちていくのですが、SMというほど酷い事はしていません。
あくまで精神的に…

1

スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX. 小説

榎田尤利  奈良千春 

楽しい番外編

交渉人シリーズ番外編です。
おっきいキヨとちっちゃいトモの話です。
本編では出会いからキヨがトモにラブラブでしたが、この番外編でトモの気持ちもわかります。
ゴミ屋敷掃除の最中にみつけたイチローのママをさがすことからまたヤクザ&裏世界にかかわる事件発生です。
この事件に係わった相手がキヨの過去とリンクしていました。
今回、芽吹は兵頭に可愛がられるだけの人(笑)で、最後は、格好良く兵…

1

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

大団円

紆余曲折、艱難辛苦を乗り越えて、タイトル通りの大団円でした。
めでたく、バカップルの誕生です。
毎度、毎度、傷だらけになる芽吹を男は黙って(笑)見守り続けた兵頭に拍手を送りたいと思います♪
最後まで残念だったのが鵜沢(怒)彼は救いようのないバカなので儚くなってしまっても良かったのに・・・きっと、ほとぼりが冷めた頃、またふたりの邪魔をしにくるに違いない。
あと、小冊子とキヨとトモの番外編が残…

3

交渉人は諦めない 小説

榎田尤利  奈良千春 

若干ラストに不満かな

前回を引きずって傷心の芽吹です。
格好悪いただのオヤジになりさがっていたり(笑)環にだまされたこともそうですが、兵頭との不和の方がダメージ大き感じ・・・。
兵頭は芽吹にとっていつのまにかなくなてはならない存在になっていたのですね。
そして、芽吹を支える周囲の人たちが素敵です。
チーム芽吹がスーパー詐欺師・環を追い込んでいく過程が痛快でした♪
芽吹が兵頭に投げた甘栗がそういう意味をもってい…

2

交渉人は嵌められる 小説

榎田尤利  奈良千春 

ちょっと苦しい展開ですが・・・

なんか、やっと本題に入ったというか、芽吹が精神的に追いつめられたりするあたりに榎田さんらしさを感じますがどうなんだろう?
他人に優しく自分に厳しい人って本当は隠された弱い部分を持っていて芽吹もそうだった。
芽吹の問題で外からどうしてあげることもできない。
さらには、今回は立場の違いが前面に出てきて兵頭も芽吹と対立します。
可哀想だけど芽吹が悪いと思う。
このお話は次巻へ続きます。
でも…

1

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

振り返って反省するべき

シリーズ3作目、相変わらず危ない橋を渡る芽吹。
私的には、結果を考えないで無鉄砲に飛びだしていって自分は傷ついてもいいや~(そして、攻さまが必ず助けてくれるというパターン)と思う受さまは、反省していただきたいわけです。
お約束とはいえ、人としてどうよ!みたいに思うわけです。
兵頭も七五三野もハラハラし通しで安心できないでしょう。
さらに、兵頭と七五三野の嫁×小姑対決みたいなのも過熱化してき…

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