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愁堂れな 奈良千春
ふばば
ネタバレ
「スナイパー」シリーズ全6作の第1作目です。 ちなみに、「暁」→「真夜中」→「昼下がり」→「黄昏」→「夜明け」→「真昼」と続きます。 さて、幕開けとなるこの「暁のスナイパー 蘇る情痕」。 大きく言えば主人公の探偵・大牙のバックグラウンド、自分が捜査一課の刑事を辞めることになった事件の隠された真相、その真相に絡んで自分を殺しに来た殺し屋との不思議な関係のはじまり、大牙の周りの愉快な?仲間た…
夜光花 奈良千春
わきの
少年神シリーズ三作目。 巻を増す毎に、この世界観にどっぷりはまっていくんですよね〜。 とうとうジュリが目覚め(蘇り?)、樹里は偽物と糾弾され捕えられます。 ランスロットの手により脱獄した樹里は、ランスロットの領地で身を潜める事に。 そしてアーサー率いる軍と戦う事になり…。 ジュリが現れてからハラハラな展開の中、見所はやはり樹里のアーサーへの想いの自覚です! ランスロットの心中を…
少年神シリーズ二作目。 この巻より、ランスロットの存在感発揮です! アーサーと違った魅力があって、ランスロットも良いんですよね〜(*´Д`*) 見所はやはり眠らされたアーサーを救うため、ランスロットとイケニエ草を採りに行ったところでしょうか。 ランスロットの樹里への想いが分かり、そして最後までヤろうとしないランスロットの紳士っぷり。 騎士としての誇りと樹里への想いを併せ持ったランスロ…
もうすぐ待ち望んでた最新刊が発行されるので、それまでにちょこちょことおさらい読みです。 こちらが第1作目。 今作を読み始めた時の印象は、薔薇シリーズに似てるな…でした。 主人公はDK、攻めが金髪碧眼、ファンタジー、そしてイラストが奈良先生。 物語の入り方も既視感あるかな(^^;; それでも読んでるうちに、この世界にぐっと引きこまれます。 中世ヨーロッパ風な異次元の世界なので、魔女や…
義月粧子 奈良千春
『琥珀色の誘惑』に登場した、バーのマスター・磯谷のスピンオフです。 ホテル次期社長候補・秋吉がお相手なんですが、受け攻めそっちかー!となりました。 磯谷は女王受けかと思ってましたよ…ちょっと残念。 内容は、ホテルのバー再建のために磯谷を引き抜きたい秋吉が、磯谷から応じる代償に身体の関係を求められる。 ノンケの秋吉だが了承し、今までに経験した事の無い磯谷との情事での快感に戸惑っていく…。…
健気受け視点のお話なんですが、健気受けというより不憫受けといった方がしっくりくるかな。 それほど、受けの圭司は踏んだり蹴ったりな人生でした。 とはいえ、ハッピーエンドである意味シンデレラストーリーです。 リストラされ家が火事になり、偶然入ったゲイバーで雇って貰い住む所も確保。 冴えない容貌だったがスッキリと変えられ、バーのオーナー・櫻崎や客に可愛がられるようになる。 …と、順調に進ん…
松田美優 奈良千春
fandesu
電子書籍で読了。挿絵なし。 短編集です。収録されているのは8編。 甘くないです。全ての作品が痛くて苦い。 『痛い』作品は多々ありますが、どこかに恋の甘さが漂っているように感じるんですね。「堪え忍んだ後に幸せがやってくる」的な。 でも、そういうものは一切感じられない。『せつない』んじゃなくて『苦しい』んです。登場人物が誰一人幸せになると思えない。 やっていることはエロいんですが、エ…
海野幸 奈良千春
いるいる
「将来、警察官なったらーー」 高校時代に屋上で夢を語り合い、青臭い理想で盛り上がっていた攻めと受け。 しかし偶然再会した時には攻めがヤクザになっていて…。 昔と今の違いを受け止めきれず戸惑いながらも、 麻薬取引の情報を流してもらうことで接点を持つようになります。 なぜヤクザになったんだという疑問。 夢を語り合った彼はもういないのかという虚無。 昔のように戻りたい寂しさ。 昔…
千地イチ 奈良千春
maruchan
ありえない設定でツッコミどころの多いストーリーなのですけど、読後感の悪くない一冊でした。キラキラしてて。 冷静に考えると、弱視(?)で色が認識出来ないのに、特定の人の描いた色だけは見える(しかも知らないはずの色を、それだと認識出来る)とか、あるはずのない症例ですしね。精神的な理由での障害というわけでもなさそうだし。 作品全体が醸すイメージが中間色のないカラフルか無彩色に振られている感じ…
デビュー作が読みやすかったし、またイラストが同じ奈良先生でしたので手にとりました。 表紙がとっても素敵! 色盲の慎吾が武の描く絵の色だけが分かるとか、今まで色が分からなかった慎吾が何故その色を知ってる?とか、そりゃ無いだろと突っ込みたい箇所がありました。 でも、物語の雰囲気がとても柔らかくて優しいんです。 慎吾が見る色が、こちらにも伝わってくる感じがしました。 普段は優しく穏やか…