奈良千春さんのレビュー一覧

愛しているはずがない 小説

中原一也  奈良千春 

甘さもラブも控えめだが、萌えが滾るッッッ

『愛されすぎだというけれど』という作品を別視点で書かれた作品です。
↑では「え?そんな理由で?」と拍子抜けするコミカルさで書かれてましたが、それはあくまで表面上に過ぎず…。このスピンオフで、至るまでの経緯やその後を丁寧に書かれています。

愛されすぎ〜と同時に読んでほしい作品ではありますが、
単体で読んでも充分楽しめますのでテイストがお好みの方はメインシリーズ未読でも是非!


全く…

8

帝は獣王に降嫁する 小説

沙野風結子  奈良千春 

降嫁モノですが誠実な愛でした(*´∇`*)

私はラブコレ13を読んでこの本を知り、興味が湧き本編を読みました。あらすじは他の方が完璧に書いてくださってるので感想を。


あんまり萌えなかったものの不思議と不満はなく、とても満足でした。よかった。この二人好きです。シキ和装男子最高。しかも品があし、凛としてるし。

登場人物のシキもガイウスもハヤテにも、萌えるというより男前さを感じました。



シキもガイウスも初め、恋心はな…

4

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

交渉人は黙りません

(CPやあらすじは他のレビュアーさんが書かれているので割愛します)
とある一人称の小説で痛い目をみて、この作品もちらっと見て一人称だな……と思い、恐る恐る読み始めました。

まだこの一巻しか読んでいませんが、文句なし、お見事です!
交渉人というだけあって、言葉の武器の使い方が本当見事。
一つ一つの文章や台詞に意味、裏、があり、「言葉遊び」としても構成されていて、読んでいて本当に面白かった…

1

少年は神の国に棲まう 小説

夜光花  奈良千春 

う~ん、ピンクの背表紙かぁ。

大好きだった少年神シリーズも最終巻。発売日に手にしたものの終わってしまうのが惜しくて、何度も読んだ本なのに改めて最初から読み直して、スケールの大きさといい、生き生きとした人物像といい、話の展開といい、濃厚なエロといい(笑)初見でもないのにやっぱり面白くてワクワクしちゃうし大好きだなぁ~と心の準備して読み始めたのですが…全体を通して神評価には間違いないのですが、でもなんだか私にはモヤモヤが残りました…

14

新宿退屈男―欲望の法則 小説

愁堂れな  奈良千春 

あるあるなんだが娯楽作品として楽しい

構図を考えるとすごいテンプレ。
スパダリに乙女のカップルで、事件というほどの展開もなく、まだカップルという自覚もないままに終わります。そして短い。

しかし、軽妙で、脇キャラが面白く、娯楽作品として楽しかった。

変人の探偵さんと新米刑事、というと何か萌えツボを非常についてくるのですが、実は探偵さんはほぼ探偵仕事はせず、御曹司のスパダリ力を発揮するキャラ。一方、新米刑事は事件捜査にあたる…

0

少年は神の生贄になる 小説

夜光花  奈良千春 

急降下の三巻です(笑)

やむを得ない状況や、強引に推し進められたとはいえアーサーとランスロット、二人の魅力溢れる男性と性的な関係を持ってしまうという私からしたらとってもおいしい(笑)状況の樹里でしたが突然の急降下!大ピンチの三巻です。

どんどん膨らむアーサーへの気持ちや、身体の変化に怯えながらも、アーサーの持つべき伝説の剣〈エクスガリバー〉を発見し、子どもをつくる以外にキャメロット王国を救う方法を見つけ、歴史に深入…

2

少年は神に嫉妬される 小説

夜光花  奈良千春 

おいしすぎるシチュ!

めちゃくちゃおいしい二巻です(笑)
男性との恋愛や身体の関係など全く考えられなかった樹里ですが、人間的魅力に溢れるアーサーにどんどん惹かれてしまったり、他の人間を抱いてほしくないと考えてしまう自分の変化に戸惑っています。

そんな樹里の変化をアーサーも見逃すはずはなく、抵抗する姿にますます欲情して強引にコトを進める始末(笑)
たしかに嫌がる素振りの中にチラチラと感じてる姿が見えるのってさら…

4

少年は神の花嫁になる 小説

夜光花  奈良千春 

楽しい~ファンタジー最高

少年神シリーズ1作目。
奈良先生の挿絵が最近すごく好きになったのと、最新刊がどうしても読みたく手に取りました。今更なんだけど、本当に面白い。
元になったアーサー王伝説を読んでみようかと一瞬血迷うほど(笑)
そう、アーサー王伝説をモチーフ?にしているので、
西洋史や英文学やってた人とか楽しいんでは と思います。
やっぱりファンタジー、中世ヨーロッパ、金髪、そして馬と甲冑、最高です!
すご…

4

「少年は神の国に棲まう」協力書店共通書き下ろしペーパー「ラブライフ」 グッズ

ほのぼの、幸せ。

一部協力書店さんで購入するといただける特典書き下ろしペーパー。私はコミコミスタジオさんで購入して頂きましたが、大きさはA5サイズ。青い薄手の紙に両面印刷されています。

内容をざっくりと。すみません、ネタバレ含んでいます。






タイトルは『ラブライフ』。

時系列は本編終了後。樹里とアーサーの結婚式から3か月経ったところ。
樹里視点の話です。

マーリンの部屋に…

4

少年は神の国に棲まう 小説

夜光花  奈良千春 

その先も見たくなる

シリーズ最終巻。シリーズ通して、本当に、面白かった!不穏な展開ながらも、希望と愛に満ちた明るい雰囲気のシリーズだったなーと思います。樹里とアーサーの性格もあるのかな?最終巻では、2人がもうバカップルでいちゃいちゃしてて、決戦前なのに幸せでした笑

この最終巻は、読んで中身を知ってほしいので、あまりネタバレなことは書けませんが…
まさかのあの人が登場して、驚きと共に、なんだか嬉しい。あと樹里の…

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